「優しすぎる性格を変えたいけど変え方が分かりません」の相談内容詳細
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いまストレスを感じている「出来事」を事実ベースで抜き出してみてね。
「いつ・どこで・誰が・何を」を意識するのがコツだよ。
- 長期的に・いろんな友達から・自己犠牲をしすぎや優しすぎるなどを言われる
- 「1」についての「感情」を%で表現してみてね。合計で100%にならなくても大丈夫。直感で書いてみよう。
- 安心20%、怒り(分かってくれない悲しさ)50%、戸惑い30%
- 「1」について浮かんでいる「考え」を教えてね。
- 優しさの裏に努力があるのを分かってくれて嬉しい。
私がひとりで頑張っているのを分かってるなら手伝うなりしてほしいと思ってムカつく。
「もっと自分優先で生きなよ」と言うだけ言って具体的なアドバイスをなにもくれないからどうしたらいいのか分からなくて困る。ムカつく。
自分を大切にしろって言うけど私だって私のことを大切にしようとしてるし、その努力を見ないで言われてるみたいでムカつく。
親身になってくれていない気がして、相手に好かれてないのかなと思う。
面倒くさい・理解の範囲を超えているから話を早く切り上げたいと思われているのかもしれない。
みんな私の話には興味ないのかもしれない。 - いろんな視点から捉えるために、上記の回答の「別の可能性」を考えてみよう。
- 相手が私の話をあまり理解しておらず感じたことを言っているだけで、言葉に特に意味はないのかもしれない。私が相手に期待しすぎている。
自分だったらもっと掘り下げて聞くけど、そもそも友達ってそんなに親身になるものではないのかもしれない。
相手の話に私が納得していないのが伝わって、相手もうんざりするのかもしれない。
私はやってるつもりだけど自分のことを大切にしてないのかもしれない。 - いま専門家に聞いてみたいことは?
- 人に優しくしなければ自分の価値はないという偏った価値観と、私が優しくされたいぶん人には優しくしたいという信条を持っています。皆は私の良いところについて優しさばかり挙げてくれるので、自分の優しさを売りにしないと友達関係に安心できません。
自分を大切にするワークも気づいたときにやっているのですが、未だに言われます。
変えたほうがいいのか変えなくていいのか、変わるべきならどこから手を付ければいいのか分からないので教えてほしいです。個人的にはたまに優しさを与えすぎてつらくなるときがあるのでそれなりに変わりたいです。 - 年齢、性別、職業
- 22歳、大学生
- 既往歴
- なし
- 悩みの内容の自由記述
- 変わりたいと思ってるのに話を聞いてくれた相手にムカついてしまって自分でも意味が分からない。救われたいのに手を差し伸べられたらはねのける人みたいで自分が嫌になる。
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21
友達を自分から遊びに誘えるようになる
嬉しかった。まだ緊張する。
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19
友達に失望される
その人に対する甘えが信頼関係の崩壊につながった。私のせい。
心を許したら甘えすぎるから心を許してはいけないと心のどっかで思ってる
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18
友達と喧嘩別れする
どうして自分が責められなくてはいけないのか腹が立った。
自分が我慢して、相手の欲しい言葉をかけていれば相手と良好な関係を築けるんだと思っているところ
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17
付き合って別れる
付き合って、ずっと不安だった。別れて安心した。
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15
志望校合格
嬉しかった!今までの人生で一番嬉しかったと思う。
頑張ったらちゃんと達成されるんだということ
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14
好きな子に尽くす
相手に求められるのが嬉しかった。
相手の望むことを考える癖、自分より相手のことを優先する癖
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12
露出魔に遭う
怖かった。
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6
弟が産まれた
かまってほしかった
長子なんだからしっかりしないといけないと思うこと
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6
弟が産まれ、子守りをしているときにミスをして父親からキレられる
怖かった。今までもこんなことはけっこうあったが、これは時期を鮮明に覚えていて怖かった記憶。
汎化して、男性が怖くなった気がする。特に舌打ちや車の運転はすごく怖い。
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「優しすぎる性格を変えたいけど変え方が分かりません」への回答
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合歓 さん、ご相談を寄せていただきありがとうございます。精神保健福祉士の中浦です。
他者に対して優しくいようと努力しているのに、その態度を「優しすぎる」と否定的に捉えられてしまうのですね。
本来「優しさ」は誰かを心地よくさせる働きがあり、「優しさ」を備える人は他者から否定されるのではなく肯定されていい存在だと思います。
ではなぜ 合歓 さんの「優しさ」は 合歓 さん自身をも苦しめるものになってしまっているのでしょうか。私は、 合歓 さんと周囲の人との間に2種類の「誤解」が存在していることが原因のように感じています。
決して 合歓 さんを責めたり注意を促すような内容ではありません。 合歓 さんと周囲の「関係性」の中で生まれてしまった誤解を一緒に解消できればと思っているので、安心して先を読んでいただけたら嬉しいです。
相手が望んでいるものはわからない
ひとつ目の誤解は、 合歓 さんが「他者に対して」抱いている誤解です。具体的にいうと「友達は 合歓 さんに優しさを求めていない」かもしれないということです。少なくとも、これまで多くの人に「優し過ぎる」と言われてきたのであれば、今 合歓 さんがしている優しさは相手が求めているものとは少し違うということなのかもしれません。
なぜ「優しさ」が「不要な優しさ」になってしまうのでしょうか。それは、相手が望むものの予想には自分が望むものが反映される場合があるからです。こういった心理を、