「どうすれば納得して時間を有意義に使えるのか。自分の人生は寝て終わるのか。」の相談内容詳細
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いまストレスを感じている「出来事」を事実ベースで抜き出してみてね。
「いつ・どこで・誰が・何を」を意識するのがコツだよ。
- やりたいことがあるのにそれが手につかない。エネルギーがない。
やりたいことをしていると、やったほうがいいことを考えたりしてしまう。
少々のことでモチベーションが削がれる。つまらないと感じる。 - 「1」についての「感情」を%で表現してみてね。合計で100%にならなくても大丈夫。直感で書いてみよう。
- 怒り30%
焦り50%
不安20% - 「1」について浮かんでいる「考え」を教えてね。
- やったほうがいいことにあまり時間や気力を使えていないから。
やりたいことはゲームや絵を描くなどの趣味のことだが、それが成長できず行き詰まっているから。
そもそも、自分にはこんな相談をできる時間があるのだからと思いつつ、やっぱり時間は少ないし、寝てしまいたいから。
毎日寝てしまいたいで済ますと、何もできないから不安。
そもそも人生を失敗したという思いがあって、やりたいことができないことも仕方ないことだと思っているから。 - いろんな視点から捉えるために、上記の回答の「別の可能性」を考えてみよう。
- 健康が一番大事なんだから寝たほうがいい。
がんばれる時にがんばればいい。
一日にできる成果を過大に考えている。
別にやるべきことも今までは結構やってる。
後悔はあるが、それでも人生は失敗してない。
時間がないと思うことを悪いことだと思ってるけど、実際みんなそんなもん。 - いま専門家に聞いてみたいことは?
- 自分の人生は詰んでいますか?
趣味もやりたいし、仕事の勉強もしなければいけないし、友人と遊びたいからポケモンもやらなきゃなんですが、今作イマイチ乗れてなくて、全然進められてません。
そもそも最近の出来事を振り返るとこんなことで悩むこともおこがましいのではないか。 - 年齢、性別、職業
- 23歳 男 電気工事士
- 既往歴
- 双極性障害の診断を受けたことがある
- 悩みの内容の自由記述
- 元気とかエネルギーとかクスリをやってなきゃ湧いてこないのではないかとさえ思います。
やる気があったときはめちゃくちゃ寝る時間もあったし、それでも焦りなんかなかったのに。楽しいって感覚ってどうしたら湧きますか。
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23
借金の返済完了
嬉しいというよりは、安心したと言うのが近い。喜びとかはなかった。ようやくまともになれるのかもという期待があった。
それよりも返済を建て替えてくれた親への申し訳なさ、引け目が生まれてしまって、すこしだけ生きづらさを感じた。でも生きていけないよりはマシだから感謝するしかない。ここで言う借金返済とは親への返済だが、親は返した金を自分のためにとっておくと言ってくれた。もう一生逆らうことなどできない。生きることに希望がある
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22
絵を描き始めた。
人のために借金していたから、どうせもうどうにもならないなら自分のためにクレジットカードを使ってしまおうと考えた。それで絵を描くための液タブを買った。同僚の積み重なった飲み代には及ばないもののかなりの出費であることに変わりなかった。
今も絵を描いていて、少しやりがいがある。自分の夢とか理想みたいなものがある。
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22
仕事を辞めた
人生を失敗したと思った。
ダメな自分を叱責されていて辛かった。
もうダメだと諦めて自暴自棄になっていたものを、周りからも駄目だと言われて「駄目なのはもうわかってるんだ!」と叫びたかった。他人からの冷めた失望の眼差しが怖い。
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21
会社の同僚との飲み代を出すようになる。
自分も酔っ払っているので楽しかった。けど、どうにかなってしまいたいとも思っていた気がする。酔が醒めたらいつも死にたかった。
後悔している。
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19
仕事で怒られる。
悲しいというよりは、怖い。
会社の先輩から階段から突き飛ばされ、転倒はしなかったものの、仕事ができないせいで殺されてしまうと感じた。
お前は病気だと言われて、多分そうだと思った。仕事ができないやつと思われるのが怖い
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17
部活で先輩から酷いいじめを受ける
思い出したくもない
惨めである
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17
部活の友達によくジュースなどを買うためにお金を集られていた。
その時はよく覚えていないけど、今思えば嫌だったんじゃないかと思う。けど、別にいいやと思っていた気もする。
大人になって人に奢って借金までするようになった。
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16
小説家を夢見ていた。担任からは否定された。建物の設計に興味があるということにした。父親が建設業勤めで発表会の作文は書きやすかった。工業高校に進学することになった。親は喜び、多いに協力してくれた。
本当にこれで良かったのか。
そう思いつつ、将来の夢を雄弁に語った。
何より人の心に響く文章を書けたことに達成感があった。自分にはやはり文才があると感じた。
発表は親や教師に多いに好評され、同級生からも将来のことよく考えてるなと言われた。親の会社で職人として建設業にいる。
文章を書くのは好きである。
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16
高校入学、部活に入る。
親に部活は入ったほうがいいと言われて、習わされていた空手部に入る。
中学時代にいじめにあい、部活もやめた経験があったので嫌だったが「そんなもんか」と思い、従った。本当は部活なんかやりたくなかった。特に運動部は嫌だった。
これは後に高校選びにもかかわってくる後悔している。
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15
小説投稿サイトで褒められる。
「天才ですね」というコメントに対して、確かに自分は天才かもなと思った。
今でも自分は才能があると思う時がある。なにを根拠にと思うが、多分このときの事を一生覚えているからだと思う。
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13
妹が特別支援学級に通っていることを同級生からからかわれる。
年は13だったか思い出せない。悲しみと怒りが湧いたのを覚えている。確か母と妹が一緒にいて、その時、母も含めて馬鹿にされた。妹もお前も障害者だと言われた。咄嗟に違う!と言ったが、実際妹は自閉症らしく、今もたまに精神科に通っているし、自分も躁うつ病の診断を受けている。
家族のことを馬鹿にされるのは許せない。
けど、妹のことが嫌いだと感じることがあり、それが嫌だ。
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「どうすれば納得して時間を有意義に使えるのか。自分の人生は寝て終わるのか。」への回答
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静寂電気 さん、ご相談をよせてくださりありがとうございます。臨床心理士・公認心理師の小野寺です。
やりたいことや、やったほうがいいことがあるのに寝てしまってやれないというお悩みでしょうか。
私が気になったのは「双極性障害の診断を受けたことがある」という記述です。過去形で書かれておりましたので、今は治療を受けていらっしゃらないということなのでしょうか。あるいは今でも通院等をされているのでしょうか。
残念ながら、現代の医学では双極性障害は自然治癒が望めないとされている病気です。治療を受けておられない場合、「寝てしまう」は双極性障害の症状かもしれません。その可能性を考えて、私としてはきちんとお薬を飲んで治療に専念してもらえたらなと心配しております。
もしかしたら治療を受けるのに抵抗があるかもしれませんね。でも「自分の人生は詰んでいますか?」と思い詰めるほどの辛いお気持ちが治療を受けて改善するのなら、治療を受けるのは決して悪くない選択になるかと思います。
逆に「通院はちゃんとしているよ」という状態なのでしょうか。その場合は、もしかしたらお薬の副作用で眠気が酷くなっているのかもしれません。ぜひ主治医と相談してみてくださいね。
時間を有意義に使うためのステップ
上記のように「治療を受ける」は大前提となってきますが、それに+αとして「どうすれば納得して、時間を有意義に使えるのか」について気になっておられるかと思いますので、こちらについても考えていきましょう。
■ステップ1:リスト作成
最初は「やりたいこと」と「やったほうがいいこと」をそれぞれ分けて具体例をリストアップしていくのが良いのではないかと思います。例えば以下のようになるでしょうか。