さぼり癖なのか体調を崩しやすいのかわかりません。

2022.12.03 Sat

「さぼり癖なのか体調を崩しやすいのかわかりません。」の相談内容詳細

相談者
相談者 misamisa
いまストレスを感じている「出来事」を事実ベースで抜き出してみてね。
「いつ・どこで・誰が・何を」を意識するのがコツだよ。
高校生くらいから今まで、学校を無断で休んだり、アルバイトを何も言わずに退職したり、半年で現在の就職先を退職したりしようとしています。休むときや辞めるときはただ嫌だから休むというわけではなく、本当に頭痛がひどくなったり倦怠感が酷くなったり、アレルギー反応が出て体調面にも影響が出ます。
「1」についての「感情」を%で表現してみてね。合計で100%にならなくても大丈夫。直感で書いてみよう。
不安70%、怒り30%、もやもや100%
「1」について浮かんでいる「考え」を教えてね。
・遊びや買い物ならちゃんと予定通り参加できるからサボりたいみたいになる
・仕事が嫌いなわけじゃなくて、働くことは好きだけど長く一つのことをやり遂げる、働き続けるというようなことができない
・偏頭痛もちでもあるので体調がいいときはあまりないため体力が無いのがつらい
・私がずっと長く続けられることが今後見つかるのか不安
いろんな視点から捉えるために、上記の回答の「別の可能性」を考えてみよう。
・遊びなどは時間がはっきり決まっていないことが多く〜しなきゃという気持ちが働かないから楽なのかもしれない
・実は仕事ややる事は嫌い
・長く続けないということは色々なことに手を出せるということでもある
いま専門家に聞いてみたいことは?
私はサボり魔なだけなのか、精神的に辛い部分があるからこのようになっているのかどちらだと思われるか
体調面に影響が出ないように生活をこなしていくのにはどういったことをすると良いのか
年齢、性別、職業
22歳 女 会社員
既往歴
--- 未回答 ---
悩みの内容の自由記述
--- 未回答 ---
相談者 misamisa さんの自分史

自分史はまだありません。

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「さぼり癖なのか体調を崩しやすいのかわかりません。」への回答

  • 回答したカウンセラー

    浅井 音楽

    臨床心理士 / 公認心理師 浅井 音楽

    misamisa さん、こんにちは。臨床心理士の浅井です。

    自分の調子の悪さがどこからくるのかわからないもやもや感、しんどいですよね。長く続けられることが見つかるのだろうかという不安も、思わず「わかる……」と唸りました。今回は misamisa さんを悩ませているものの
    正体を知るために一緒に考えていければと思います。

    まず misamisa さんがタイトルにも書いている「さぼり癖なのか体調を崩しやすいのか」という箇所ですが、これはおそらくどちらでもないのだと思います。

    そもそも実際に頭痛や倦怠感といった症状が出ているわけで、そのように体調を崩して予定をキャンセルすることは「サボり」とは呼びません。サボりは「やるべきことをやらず怠ける」といった意味で使われる言葉です。体調が悪い人の仕事は休養を取ることですから、その意味ではしっかり仕事を果たしていると言えるでしょう。そのため misamisa さんをサボり魔と呼ぶのは適切ではないように思えます。
    そのうえで misamisa さんの苦しさを和らげるためには、その苦しみの理由を探る必要があります。

    まず気になるのは、明確に出ている身体症状です。 misamisa さんの場合偏頭痛や倦怠感、アレルギー反応など身体に症状が現れていますから、これは医療的な支援の対象となります。
    そのため気負わず、医療機関を受診してみてほしいです。

    その際は、一番強く出ている身体症状によって受診科を選ぶのがいいと思います。
    ・頭痛=頭痛外来や脳神経科
    ・腹痛=内科
    ・倦怠感・疲れやすさ=心療内科

    なぜ真っ先に医療機関の受診をすすめるのかと言うと、私が misamisa さんを単なるサボり魔だとは考えていないからです。困りごとを心の問題として捉え、苦しさを和らげていくためにはまず、他の疾患の可能性を除外していく必要があります。

    例としてよく名前の知られている「うつ病」の診断を挙げます。

    アメリカ精神医学会の診断・統計マニュアルであるDSM−5では、うつ病の診断のために「物質の生理学的作用、または他の医学的疾患によるものではない」という情報が必要だと書かれています。まず身体の異変を探り、その後に心の問題として取り扱いましょうということです。風邪をひいて熱が出てるのに気持ちのせいにされても困りますし、治るものも治らなくなってしまいますからね。

    医療機関で身体の異変が見つからない、病気が特定できないときにはじめて心の問題として取り扱う準備が整います。わたしをはじめ臨床心理学を基盤とする専門家はだいたい同じ考えのはずです。なんでもかんでも心の問題にしてしまえば楽なんですが、それでは misamisa さんの助けになりません。大事なのは地道な足取りで misamisa さんを困らせるものの正体を探ることです。

    misamisa さんが体調を崩しやすい原因が受診によって判明し、適切な治療に繋がるといいのですが、はっきりした理由が見つからないことも考えられます。そこで今回は、どちらの場合でも misamisa さんの支えになる考え方や習慣をお伝えしておこうと思います。

    misamisa さんが misamisa さんらしさを損なわず、のびのびと生きていくためには misamisa さんの心の動きと向き合う時間を作るのがおすすめです。

    相談の本文をよく読んでみると misamisa さんはこれまで「学校を無断で休んだり」「アルバイトを何も言わずに退職したり」と、理由を説明したり相談したりするプロセスを挟むことなくその場を離れる傾向があるようです。この唐突さからはサボり癖というより「突然ムリになる」タイプなのかなという印象を受けました。

    「突然ムリになる」というのは、言い換えれば「それまで我慢していたことがふと限界を超え、その場を衝動的に離れてしまう」といった感じです。この衝動性の背景としては、自分の気持ちを見つめる機会が持てず、モニタリングやコントロールが難しくなっていることが考えられます。

    実際、自分の気持ちのモニタリング・コントロールがうまくできていない状態でストレスを受けると、頭痛や腹痛、倦怠感やアレルギー反応などの身体症状として出てくることが知られています。このように心理的な要因で身体に症状が現れる疾患は「心身症」と呼ばれ、心療内科などの助けを借りて緩和することができます。

    misamisa さんの場合、じわじわ溜まったストレスが意識できないまま限界を超え、身体症状として現れたことでようやく逃げ出せたのかもしれません。限界を超えているわけですから、無断で説明無くその場を離れてしまうのも無理はありません。

    そうした点を踏まえ、最初におすすめした医療機関への受診のほかにも misamisa さんには「自分自身に向き合う時間」を作ってもらいたいと思います。

    具体的にはノートやスマホのメモアプリに「その日の体調」「その日の出来事」「その時の気持ち」を記録する「ジャーナリング」や、自分の人生を振り返る「自分史」がおすすめです。ココロジーにはジャーナリングの解説記事や自分史を作る機能もあるので、ぜひ活用してみてください

    【ジャーナリング】

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    【自分史】

    「自分史」の簡単な書き方と見本!無料テンプレート付

    ジャーナリングや自分史を通じて自分の気持ちを深めていく「こういう日には調子が出ないな」「こういう出来事があると気分も明るくなるみたいだ」と、自分の心の動きや環境から受ける影響がわかりやすく整理されていきます。その中で「こういうことが積み重なるとしんどくなるから避けよう」と、衝動的にその場を離れる以外の方法が身についてきます。

    それ以外にもジャーナリングや自分史を通じて自分の心の動きや体調への影響がわかってくると、医療機関にかかるときにも話がスムーズになります。ぜひ、受診と並行して取り組んでみてください。そうすることで misamisa さんが無理なく、長く続けられることも見つかる可能性が高くなります。

    misamisa さんはこれまで、体調の悪さに振り回され様々な苦労をしてきたと思います。その根っこにある原因は今の所はっきりとしませんが、単なる「サボり癖」ではないように感じました。その根っこはきっと、 misamisa さん自身を深めていく中で見えてきます。

    「感情の%」の中に書かれた「怒り」は何に対する怒りなのか、遊びや買い物になら参加できるが「しなければならない」ことがあると苦手なのではないか、実は仕事や「やること」は嫌いなのではないか。 misamisa さんの気持ちを深め、自分らしく過ごせる仕事や居場所を見出す手がかりは misamisa さん自身が既に書いています。

    「長く続けないということは色々なことに手を出せるということでもある」とご自身で書いてくださったように、これは misamisa さんの強みです。様々なことに手を出し、その都度 misamisa さん自身の心や身体がどう反応し、なにを心地よいと感じるのかに意識を向けてみていただきたいと思います。
    自分の気持ちと向き合い、深める中で不快な気分や自分一人では抱えきれない重いものに出会うこともあります。そんなときは臨床心理士をはじめ、専門家の力を使うことも検討してみてください。

    今回はご相談くださりありがとうございました。 misamisa さんが自分らしく居られる場所が見つかりますように。

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