母への怒りを解決するにはどうしたらいいですか

2022.11.08 Tue

「母への怒りを解決するにはどうしたらいいですか」の相談内容詳細

相談者
相談者 レモン
いまストレスを感じている「出来事」を事実ベースで抜き出してみてね。
「いつ・どこで・誰が・何を」を意識するのがコツだよ。
スマホ依存ぎみなのが気になっていたので、本を参考にして、LINEの通知を切って、1日何回か特定の時間に見るという方法をしてみたかった。
それを母に相談したら、「えー、困るよ」「ふだんそんなにたくさんLINE来るわけじゃないんでしょ?」と言われ、結局今まで通りの通知のままにせざるを得なくなった。
「1」についての「感情」を%で表現してみてね。合計で100%にならなくても大丈夫。直感で書いてみよう。
怒り70%、嫌悪80%、悲しみ20%
「1」について浮かんでいる「考え」を教えてね。
やりたいことなのにやらせてくれない。また母の考えに支配されてるみたいに感じて気持ち悪い。いつもケチつけてくる。最近はどういうわけか肯定的な感じだから大丈夫だと思ってたのに。でも、こんな子どもっぽいことで怒る自分も大嫌い。
ケチつけられたり、えー?って言われるから母に何も相談したくないけど、不安になりやすいからつい相談してしまう。傷つくだけだからやめたい。
あと、事実だけどLINEがそんなにたくさん来ないって決めつけないでほしい。
いろんな視点から捉えるために、上記の回答の「別の可能性」を考えてみよう。
すぐに連絡が取れないのは確かに不安だし、母も戸惑ったのかもしれない。
母にケチつけられたり軽視されない相談のやり方があるのかもしれない。
いま専門家に聞いてみたいことは?
私はすごく怒りっぽくて、しかも根に持ちやすいので、特に母への怒りがよく現れます。母だけでなく、時間やLINEの返信などをちゃんとしてくれない友人にも激しい怒りが湧くことが多いです。「怒りを鎮めるテクニック」的なことをしても、根底に怒りがぐつぐつ煮えたままな感じがします。いつか爆発しそうで怖いです。どうやってこの怒りを解消したら良いでしょうか。
年齢、性別、職業
23歳、女性、無職
既往歴
--- 未回答 ---
悩みの内容の自由記述
母といて楽しいときもあれば、今すぐいなくなってほしいと思うほど怒りが沸くこともあって、感情の高低差がひどすぎて、自分でもどうしたらいいかわかりません。
相談者 レモン さんの自分史
  • 20歳まで

    • 19

      大学でできた友達にダメ元で「一緒に海見に行きたいんだけど…」と言ったら、「いいよー!」と言ってくれたこと

      会って間もないのに、快諾してくれて涙が出そうなくらい嬉しかった。

      友達が「いいよ!」って言ってくれそうな言い方や誘いを考えるようになった

    • 19

      大学でできた友達と水族館に行き、お泊まり会をして海水浴に行った

      ものすごく楽しかった。水族館も海も大好きな場所で、そこに気の合う友達と一緒に行けたのが本当に嬉しかった。

      好きな友達と一緒にいるのが大好きだし、通話でも遊びでも離れがたい。

    • 18

      高校の卒業式後、クラス会に着ていく服を母に「変だよそれ」と言われ、「それはお母さんの感想じゃん」と言ったら怒られて、そのあとむりやり仲直りさせられたこと

      何も間違ったこと言ってないのに、なんで怒られなきゃいけないの? それに、怒ってきたのは自分のくせに、なんで「仲直りしよ、ね」とか言ってきたの? 気持ちが悪い。

      無難な服を選んでいるつもりでも、心のどこかで変じゃないか気になる。母親に恐怖と怒りの気持ちがある。

    • 15

      中学の合唱部で、顧問に「あなたの個人練習全部無駄よ」と言われたこと

      何が悪いのか一生懸命考えて練習したのに、そんな一言でバッサリ切り捨てられると思ってなくて、すごくつらかった。

      「無駄」「台無し」という言葉にとても敏感になった。

    • 13

      合唱部で、1年生で1人だけコンクールのメンバーに入れてもらったこと

      ステージに立てるのも、1年生で1人だけなのもとても誇らしかった

      音楽にはそれなりの自信があるし、特別扱いが好き。

  • 10歳まで

    • 8

      親子でものづくりをする会に参加したとき、口出しされるのが嫌で母親にイライラした態度を取っていたら、「もう知らない。帰る」と言われ、本当に帰られたこと。

      ちょっとイライラしてたくらいでなんで置いていくの? 置いていかないでよ。私そんなに悪いことした?

      母に対し見捨てられ不安があり、がんばる姿を見せないと捨てられると思っている。

※ プライバシー保護のため、ご質問の一部を編集部で変更している場合がございます。

「母への怒りを解決するにはどうしたらいいですか」への回答

  • 回答したカウンセラー

    小野寺 リヒト

    臨床心理士/公認心理師 小野寺 リヒト

    レモン さん、ご相談をよせてくださりありがとうございます。臨床心理士・公認心理師の小野寺です。

    お母様といて楽しいときがある一方、今回のように自分の行動をお母様に制限されてしまうようなこともあり、お母様に対する怒りや嫌悪感も強く感じるのですね。愛憎が渦巻く気持ちがあるので、なかなか整理がつきづらくしんどいですよね。

    「どうやってこの怒りを解消したら良いでしょうか」とのことですが、思うにお母様は「 レモン さん離れ」が出来ていないように感じられます。ですので、 レモン さんがお母様の「 レモン さん離れ」に協力するといったスタンスを持つのが良いのではないかと思いました。

    レモン さんご自身「母の考えに支配されてるみたい」と感じておられるとのことですが、確かにお母様は レモン さんを自分の監視下・管理下に置いておこうという意図が、無意識ながらあるのかもしれないと思います。

    レモン さんがLINEの件をお母様に相談した際、お母様が「えー、困るよ」とおっしゃったのは、「連絡がつかなくて困る」といったシンプルな意味もあるのでしょうが、それ以上に「私がコントロールできないところに行ったら困る」という意味もあるのでしょう。

    もちろん、お母様も悪意があってそう言っているのではないのだと思います。むしろ レモン さんのことを大事に思っているからこその言葉なのでしょう。

    しかし、「大事に思っているからこそ監視下・管理下に置いておくのだ」との理屈が正当化されるのは、右も左もわからない小さな子どもを相手にするときまでです。
    子どもは放って置いたら熱湯に手を突っ込んで大やけどを負ってしまうかもしれません。急に道路に飛び出して車に轢かれてしまうかもしれません。親なら大事な我が子をそんな目に遭わせたくないと思うのは当然ですから、監視下・管理下に置くのはごく普通の気持ちの表れでしょう。

    しかし、今の レモン さんに監視や管理が必要かというと、もちろんそんなことありませんよね。子どもを監視・管理する必要がなくなれば、親には子離れをする役割が求められます。これは親の一つの責任だと私は思います。

    ところが何かしらの事情があるのか、 レモン さんのお母様は上手に子離れが出来ていないように思います。
    自分史も拝読しましたが、 レモン さんが18歳のころ、お母様は自分から怒ってきたくせに、「仲直りしよ、ね」と言ってきたのですね。これは、 レモン さんが離れていってしまうことが怖かったからなのではないでしょうか。

    レモン さんはご自身を「すごく怒りっぽくて、しかも根に持ちやすい」と捉えておられるようですが、子どもの立場からすれば親が子離れをしてくれないことは、「自分を信頼してくれていない」のと同義です。親に信頼されないのは、悲しくて、辛くて、イライラすることにつながるのは無理もないことなのです。

    以上より、 レモン さんの怒りを解消するのには、お母様に「 レモン さん離れ」をするよう協力してもらうことが必要かと思います。

    といっても、いきなりお母様に「子離れして」といってもお母様にはピンとこないでしょう。おそらくお母様には子離れできていない自覚はそんなにないと思われるからです。ですから、自然とお母様が レモン さん離れができるよう、 レモン さんが一定のスタンスを崩さないことが大切です。

    お母様が「 レモン さん離れ」ができるよう、作戦を考える必要があります。

    レモン さんができる第一の作戦は、「私は母の子離れに一緒に取り組む『母の味方』である」との立場をとることでしょう。

    「何でいつまでも子離れできないの?」とお母様を敵対視してしまうと、お母様にとって レモン さんが離れることは何よりの不安ですので、ますます子離れが難しくなってしまいます。

    ですから「子離れするのは不安だよね。でもお母さんが嫌いで不安にさせてるわけじゃないんだよ」との考えを意識できるとよいでしょう。

    二つ目の作戦は、自分がしたいと思ったことはお母様の承諾を得ずにやってしまう、です。
    LINEの件もスマホ依存ぎみだと考える レモン さんにとって「LINEの通知を切って、1日何回か特定の時間に見るという方法」は非常に効果が高そうな方法です。もしこの方法を取りたいと思うなら、お母様の承諾の有無にかかわらず実行してもいいのです。

    もちろん、この方法をとればお母様は不安になるでしょう。でもその不安を乗り越えることこそがお母様が「 レモン さん離れ」をするためには不可欠です。お母様には必要な不安なのです。必要な不安を レモン さんが取り除いてあげることは、お母様のためになりません。

    三つ目の作戦は、お母様がご自身の不安を抱えきれずに レモン さんにその不安をぶつけてきたら「私はお母さんに育ててもらったんだから、大丈夫だよ。少しは信頼してほしいな」などといって、お母様を安心させてあげることです。

    おそらく、二つ目の作戦で レモン さんが自分のしたいことをお母様への相談なく実行できるようになると、お母様は不安から「何してるの!」などと レモン さんに辛く当たることが出てくるかもしれません。

    そんなときは「怒られた」と捉えるのではなく、ぜひ「不安と戦ってるんだな」と捉え、上述した「私はお母さんに育ててもらったんだから、大丈夫だよ。少しは信頼してほしいな」のような言葉をかけてあげてください。

    もちろん、この言葉は私のアイデアですので、 レモン さんなりにお母様を安心させる言葉を考えて、その言葉をかけてあげてくださいね。

    ちなみに、「時間やLINEの返信などをちゃんとしてくれない友人にも激しい怒りが湧くことが多い」とのことですが、これは レモン さんとお母様との間で起きているのと同じことが、 レモン さんとご友人との間でも起きていると考えられます。
    ですので、ご友人との間で レモン さんが不安になったときには、お母様にかけてあげるような優しい言葉をご自分にもかけてあげてください。そうすれば、ご自身の癒しにもなるばかりか、お母様の辛さが想像でき、より「母の味方になろう」という気にもなるかと思います。

    以上、 レモン さんの怒りを解消するために、お母様に「 レモン さん離れ」していただく作戦を考えました。

    この作戦を通じて、 レモン さんがご友人に抱く怒りへの対処法も分かって来るのではないかと思います。

    お母様が「 レモン さん離れ」してくれ、 レモン さんの怒りが解消していくことを願っています。今回はご相談くださいましてありがとうございました。

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