突然、普段は絶対怒らないようなことでかんしゃくを起こしてしまいます。

2022.11.06 Sun

「突然、普段は絶対怒らないようなことでかんしゃくを起こしてしまいます。」の相談内容詳細

相談者
相談者 さやぴ
いまストレスを感じている「出来事」を事実ベースで抜き出してみてね。
「いつ・どこで・誰が・何を」を意識するのがコツだよ。
もともと人に怒る事はないというか、怒っていたとしても我慢してその出来事を無視するか、なにか解決策を考えたりするのに、突然本当にちょっとしたことで怒りが爆発して内に秘めていたようなこうあるべきではない自分がでてきて大声を出してしまったり、物に当たったりして怒ってしまうことがある。
「1」についての「感情」を%で表現してみてね。合計で100%にならなくても大丈夫。直感で書いてみよう。
罪悪感70% 怒り30%
自己嫌悪感60%
「1」について浮かんでいる「考え」を教えてね。
人に気持ちを伝えることが少し苦手だと思う。この人なら絶対に私のことをわかってくれるという人であれば冷静になって自分の言葉で伝えられるが、そうじゃない相手だと我慢を続けてしまいストレスになっている?のかもしれない。そのストレスを別のタイミングで別の出来事でのちょっとした出来事でなにかがぷちんと切れて怒らなくていいようなことで怒って吐き出してるのかなと思う。怒っちゃいけない、そうゆう態度はダメと分かってるし、普段からそう思えば思うほど突然かんしゃくを起こす自分が内から湧き上がってくる。分からないけど、そうなのかも。そうじゃない理由もあるかも。
いろんな視点から捉えるために、上記の回答の「別の可能性」を考えてみよう。
親や、兄弟が昔から人や物にあたって怒鳴っている姿を見てきているから、良くないとわかっているけど私にもそれが染み付いている?私もそうゆう人間なのかもしれない。
いま専門家に聞いてみたいことは?
いつもこのような事がたまにあると、している最中から、なにしてるんだと反省会が心の中で始まっているので、こうならないようにしたい。どうしたらこの突然のかんしゃくが治るか知りたい。
年齢、性別、職業
25歳 女性 会社員
既往歴
--- 未回答 ---
悩みの内容の自由記述
言葉にしてみたもののあまり整理出来ていないです。
相談者 さやぴ さんの自分史
  • 30歳まで

    • 22

      短大卒業後、保育士になり東京で一人暮らしを始める。

      一人暮らしをはじめ、全部自分軸で動けることでストレスが減ったがずっと一人でいることもストレスになった。

      マイペースに自分軸で動くことも好きだが、誰かがそばに居てくれないと不安に襲われてしまう。友達、恋人に依存することが前より増えた。

  • 20歳まで

    • 19

      高校を卒業し、上京する事を決意するが、進路について全部否定される。親の意見も聞きつつ自分の意見も通した。

      やっと家族から離れられるという開放感があったが、親の言うことを聞かなくてはいけないというモヤモヤが強かった。

      大人になっても親の同意がないと堂々と動けない。

    • 16

      高校入学してしばらくしてから、口を聞かなくなった友達と仲直りする。

      なぜ離れていったのか理由を聞いたが、なんとなくと言われた。また離れるのでは?と不安だった。大丈夫かな?と気分を伺うことが増える。

      自分から離れるのが嫌だから、相手の気持ちに敏感になった。

    • 15

      小学校からずっと一緒の友達に、突然「なんか無理」と一言言われ、高校入学まで話さなくなる。

      隣にいることが当たり前だと思っていたし、何が原因でそうなったのかも分からず突然友達がいなくなり、悲しかった。

      自分から人が離れていくのではないかとビクビクする。離れないようにすがりつくこともあるが、嫌われるのが怖くて踏み出せないこともある。

    • 13

      初めて彼氏ができるが、数ヶ月後、別れ話もなく離れていき、別の人と付き合っていると知る。

      すごく大好きだったし、初めて好きな人から好きと言われて付き合ったから、裏切られたと思った。

      男の人に対して、壁が分厚くなった。

    • 12

      中学頃まで、両親が声を上げての喧嘩が耐えない。兄も声を荒らげて物に当たるようになる。スリッパを投げられる。私もやり返すこともあった。

      なぜそうゆうことをするのか分からないし、嫌な気分だった。怖いとも思ったが、怖いよりも不快だった。

      家族があまり好きじゃなくなる。周りの家族関係が羨ましく思う。自分が親になったらとか、友達に対しては優しくしようと思っている。

  • 10歳まで

    • 3

      ひとつ上の幼なじみ4人と毎日のように遊ぶ。
      両親が仕事でいない為、幼なじみの家によく上がり込むようになる。幼稚園に通い始める。登園は早く帰るのは1番最後で遅かった。

※ プライバシー保護のため、ご質問の一部を編集部で変更している場合がございます。

「突然、普段は絶対怒らないようなことでかんしゃくを起こしてしまいます。」への回答

  • 回答したカウンセラー

    浅井 音楽

    臨床心理士 / 公認心理師 浅井 音楽

    さやぴ さん、ご相談ありがとうございます。臨床心理士の浅井です。

    ちょっとしたことで怒りが爆発してしまい、コントロールの効かない怒りに振り回されるとしんどいですよね。今回は さやぴ さんの苦しさを和らげる方法を考えていきたいと思います。

    まず さやぴ さんが書いてくださった文章をじーっと読んでみたのですが、その中にいくつか さやぴ さんを縛っているものの正体を暴くヒントがあるように思えました。

    さやぴ さんの中には「怒ること」をダメなこと、するべきではないことだと思う気持ちがあるようです。たとえば「こうあるべきではない自分が出てくる」「怒っちゃいけない、そうゆう態度はダメと分かってる」など、言葉の端々からそうした気持ちが読み取れます。

    感情の%として、怒りが30%なのに対して罪悪感や自己嫌悪の気持ちが60%と大きく上回っているのも、判断材料のひとつです。

    さやぴ さんは家族の喧嘩を間近で見てきたこともあり「怒ること」への忌避感が強く、自分はぜったいに怒らないようにするぞ、と頑張っているのではないでしょうか。だけど怒りの制御がうまくいかず、あるときプチンと切れて吐き出してしまう。そのどうにもならなさに苦しんでいるように思えます。ではどうすれば怒りを制御できるのでしょうか。

    実は、怒りをうまくコントロールするには「怒ることは悪いことではない」と知ることが大切です。「いや、怒るのは悪いことでしょ」と思われるかもしれませんが、もう少しお付き合いください。

    さやぴ さんは家族の喧嘩を見たときの恐怖や不快感から「怒る=悪いこと」と学習してしまったようです。もちろんここに さやぴ さんを責める意図はありません。人間の学習は周囲の環境に強く左右されます。小さいときに家族から受ける影響はとてつもなく大きいですから無理もないです。

    そうしたつらい経験から さやぴ さんが得た「怒る=悪いこと」という価値観ですが、ここには一つの誤解があります。それは怒りという「気持ち」と、怒鳴ったりものに当たったりする「表現方法」を一緒にしてしまうことです。

    「怒り」の感情は、常に人間の関心を集めてきました。古くはアリストテレス、セネカといったギリシャ・ローマ時代の哲学者にはじまり、現在でも進化的アプローチや社会構成的アプローチといった様々な心理学的立場から怒りについての研究が進められています。

    理論によって違いはあるものの、ある程度共通しているのは「怒りの感情は人間にとって必要だから存在している」という考え方です。自分の権利を侵害されたり危害を加えられそうになったときや、自分の信じる公正さや道徳に反する行いを目にしたときに怒りが湧くのは、自然な反応です。

    怒りはコップに溜まる水のようなもので、自然な反応である怒りを我慢して溜め込んでたぷたぷの状態にしておくと、新たにちょびっと注がれたり揺られただけでドバっと溢れてしまいます。「ちょっとしたことでぷちんと切れてかんしゃくを起こしてしまう」と書いてくださっている点からも さやぴ さんは今そんな状態にあるように感じました。

    さらに さやぴ さんは「怒り」そのものを抑え込もうとするあまり、怒りを感じる自分自身にも罪悪感や嫌悪感を感じていらっしゃるようです。

    ですが本来 さやぴ さんは自分の進路について親の意見を聞きつつ自分の意見を通したり、しなやかな考え方や動き方ができる方だと思います。その さやぴ さんが「怒るのはいけないこと」と自分の気持ちを抑え込み、自罰的になるのはもったいないと感じます。

    「自分も、自分の苦手な家族と同じような人間なんじゃないか」という不安も「怒り」そのものを抑え込む動きと連動しています。 さやぴ さんの知っている「怒り」は、家族がやってきた「良くない怒りの表現方法」とくっついているからです。 さやぴ さんが穏やかで自分らしい日々を過ごすためにも、まずはこの2つを切り離すのが大切です。

    先程も触れたように、怒りは自分や自分の大切なものが脅かされた際に起きる自然な反応です。よって問題になるのは怒りそのものではなく、その表現方法です。「物にあたる」「怒鳴る」などの方法は、相手を萎縮させ退けるという点で「威嚇」といえるでしょう。威嚇は怒りの表現方法の一つですが、人間の行動としてはやや原始的です。家族関係など狭いコミュニティの中では機能しているのかもしれませんが、これは さやぴ さんが不快に感じているように広く一般に使える怒りの表現方法ではありません。

    そこで意識してみてほしいのが「怒り」そのものを抑え込むのではなく適応的な「怒りの表現方法」を新たに身につけてみる、という考え方です。

    同じ「物にあたる」でも、食器を投げて壊したりするより、大きな抱き枕をぎゅっと抱きしめるほうが自分も周囲も被害が小さいです。同じ「大声を出す」でも、人を怒鳴りつけるよりカラオケで熱唱するほうが楽しい気がします。

    一見ふざけているようですがこれらの例は実際「効果があった」と言う人もたくさんいる適応的な怒りの表現方法です。

    ですがこのような適応的な怒りの表現方法にも弱点があります。それは「怒りが湧いたその瞬間」にできる方法ではないことです。ぷちんと切れた瞬間に偶然大きな抱き枕を持っていることはまずないでしょうし、いきなりカラオケに飛び出すわけにもいかないですよね。

    そこで大切になるのは、怒りが湧いた瞬間の対処法です。怒りのピークは6秒なので6秒待ちましょうという「6秒ルール」などは、一般的にもよく知られている方法です。ですがそう言われて6秒待てたら苦労しないと思うので、今回は他の方法も紹介します。

    私が個人的におすすめするのは「ゆるい呪文を持つ」と「怒りを点数化する」ことです。先にゆるい呪文の方から説明していきますね。

    私は怒りの感情が湧いた瞬間「すっぽこぺっぽこぽこぽこぴー」と頭の中で唱えるようにしています。ふざけているわけではなく真剣です。信じられないかもしれませんが私は真剣にこれを実行しています。

    呪文の文言自体はなんでもいいのですが、意味のある言葉よりは無意味だけどテンポの良い文字列のほうがいいと思います。個人的にはぱぴぷぺぽの音が多いほどゆるい感じがします。

    この方法は悪ふざけのようですが、実に効果的です。6秒ルールに従ってもその6秒間で怒りが増幅し手がつけられなくなるという人も多いですが、怒った瞬間に呪文を唱えることでその6秒は無意味に過ぎていきます。「なにを言ってるんだ自分は」と少し冷静になる効果もあります。

    同時に「怒りを点数化する」のも効果的です。繰り返しになりますが、怒りは自分や自分の大切なものが脅かされた際に起きる自然な反応です。なにかを否定されたり、ずさんに扱われたとき腹が立つのは、それが自分にとって大切なことだからです。

    そこで怒りの感情が湧いたときは怒りそのものではなく「自分がどの程度怒っているのか」に目を向けてみてください。「この怒りは10点満点で言えば8点……そうか、これは自分にとってそれくらい大切なことだったんだ」と自分が大切にしているものを明らかにし、尊重していく助けになります。

    ちなみに私は上の呪文と組み合わせて「すっぽこぺっぽこぽこぽこぴー、ぽこぽこぽこぽこぽこ……この怒り、7点」のように頭の中で唱えています。このプロセスを経由することで怒りが弱まることが多いですし、それでも残った怒りは自分らしく生きていく上で大切な怒りなので真剣に取り扱うようにしています。

    こうした方法の他に、怒りを感じた瞬間にその場を離れる「タイムアウト」や、スマホに保存したお気に入りの動画や写真を見て心を落ち着けたり、色々な方法があります。小さなぬいぐるみをポケットに入れておいて、ぎゅっと握ると効果的だと教えてくれた方もいました。

    これらの「その場しのぎ」を駆使した上で、 さやぴ さんに合った適応的な怒りの発散方法を見つけてみてください。その場しのぎと発散がうまくなるにつれて「自分が何を大切にしていて、なにを譲れないのか」といった自己理解も深まっていきます。

    自分の譲れない信念のようなものが明らかになるにつれ さやぴ さんに染み込んだ「怒っちゃいけない」「こうあるべきではない自分」といった「〜してはいけない」「〜べきではない」といった、ある種の完璧主義的な考え方も、少しずつ和らいでいくはずです。

    他にも「自分はどんなときに怒りを感じるんだろう」と怒りを覚えた状況や、そのときの体調などを記録し、環境調整のきっかけを掴むのもおすすめです。自分だけで進めていくのが難しいと感じたら、臨床心理士をはじめとした専門家の力を借りるとスムーズに進むでしょう。

    この回答が さやぴ さんが自分らしさを抑えつけず、穏やかに毎日を過ごしていける助けになれば幸いです。

これを読んだきみにはこれも読んでほしいな

おすすめコンテンツ
みんなの心が楽になる情報と出会えますように。