「遠距離恋愛で、元カノとよりを戻したい彼の選択を尊重したい気持ちと自分の感情との折り合いがつかなくて苦しいです」の相談内容詳細
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いまストレスを感じている「出来事」を事実ベースで抜き出してみてね。
「いつ・どこで・誰が・何を」を意識するのがコツだよ。
- 昨年11月くらいに出会い、当時とても親密な仲になったけれど付き合うまでは至らず、今年2月からは遠距離になりました。
でもそこからまた発展して、付き合うって言葉にはしていないけど、ほぼ付き合ってる関係性でとても大切にしていた人がいます。
その人には前々から共依存状態の元彼女がおり、わたしと親密なのに堂々と付き合う選択をしないのはその彼女がいたからでした。
先日、「彼女とは傷つけあって苦しいしお互いに幸せな感覚はなくて、情があるだけかもしれないけど、それでも彼女が大切で助けたいから、また彼女と付き合うことになった。あなたを失いたくなくて言えなかった」と言われ、わたしは友人として大切だからと振られてしまいました。 - 「1」についての「感情」を%で表現してみてね。合計で100%にならなくても大丈夫。直感で書いてみよう。
- 悲しみ50% 怒り70% 呆れ30% 執着20% 心配40% 悔しい80% 寂しい50%
- 「1」について浮かんでいる「考え」を教えてね。
- ・「あなたといたら幸せだと思う」って言ったくせに共依存の相手を選んでしまう感覚は、経験したことあってわかるから、理解を示してその場で許してしまったことや、前々から相談されていたときも「自分が一番あなたを幸せにしたいと思ってる!」って気持ちより、「あなたの選択したことがあなたにとって1番の幸せだよね」って伝えていて、自分の幸せを後回しにしてしまったような感覚があって悔しい
・相手の1番の幸せになりたかったのになれなくて悲しい
・モラハラや寄りかかってばかりで彼のために行動しない人を選ぶほうが、相手にとっては幸せだったのか、って寂しい
・わたしが彼にたくさん注いだ愛情は返してくれないまま、それを踏み台にして彼女を幸せにしようとしてるように見えて怒りが出てくる
・また彼が精神的に潰れてしまうんじゃないかって心配
・これで「あなたを失いたくない」とかわがまますぎだし、同じことを繰り返して傷つきにいくことへの呆れ
・本当に助けてほしいのは彼自身なんじゃないかって、わたしにはできるかも、そう思って期待してしまう執着
・彼は、「幸せになっちゃいけない気がする」って言っていたから、わたしがたくさん愛することによって幸せになるのが怖かったのかもしれない。罪悪感があるのかもしれない - いろんな視点から捉えるために、上記の回答の「別の可能性」を考えてみよう。
- ・幸せが怖いのなら、やっぱりわたしと一緒にいるのが1番幸せだってことだから、わたしは気にせず堂々と自分らしく楽しく生きていたらいい
・彼は彼なりに、できる範囲で大切にしてくれていたかもしれない
・わたしが助けなくても彼もいつかは幸せになる
・それぞれの人生それぞれで幸せになれるはずだから、彼に執着しなくてもいい - いま専門家に聞いてみたいことは?
- 相手を大切に思うからこそ、理解したくて、尊重したくて、その選択を支持すると決めていた気持ちと、わたしを大切にしてほしかったし、彼自身のことももっと大切にする選択をしてほしかったって思った気持ちのバランスがとれなくてモヤモヤしています。
でもそれを丁寧に伝えられずにいたから、わたし自身が逃げていただけでしょうか。
どうしたら、相手と自分の気持ちどちらも尊重して納得して前に進めるでしょうか。 - 年齢、性別、職業
- 31歳 女性 接客業
- 既往歴
- --- 未回答 ---
- 悩みの内容の自由記述
- わたし自身が以前、恋人に傷つけられながらも好きで助けたくて離れられない経験をしたことがあり、時間をかけて離れてやっと自分の感情と人生を生き始めたところに、似たような人と出会って、まるで自分を見ているみたいな感覚でした。
また執着する苦しい関係性は望んでいないので、彼とはこのまま離れることもできるけど、モヤモヤが解決しないとしばらくは引きずってしまいそうです。
自分史はまだありません。
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「遠距離恋愛で、元カノとよりを戻したい彼の選択を尊重したい気持ちと自分の感情との折り合いがつかなくて苦しいです」への回答
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かのこ さん
ご相談をよせてくださりありがとうございます。
臨床心理士・公認心理師の小野寺です。大切にしたい人と交際ができなかっただけでもとても悲しいのに、相手が選んだ女性が彼に依存的でモラハラ気質な人だとなると、「何とかできなかったのか」と複雑な気持ちになりますよね。
実際「悲しみ50% 怒り70% 呆れ30% 執着20% 心配40% 悔しい80% 寂しい50%」と複数の気持ちを経験なさっておられます。これだけ複雑に様々な気持ちや考えが心の中を渦巻くと、「相手の選択を尊重したいけど、自分の感情との折り合いがつかなくて苦しい」と感じられるのも無理はありません。しんどいですよね。今後どの方向に向かって歩いていけばいいのか、迷われていることでしょう。
ただ、ココロジーのフォームにしっかりとご自身の想いを書いてくださったこと、自分史をまとめてくださったことを拝見するに、「実は かのこ さんの中にすでに答えがあるのでは?」と私には感じられました。
答えとは何か。それは「自分の幸せに注力することだけ考える」です。今まで かのこ さんはさんざん自分を犠牲にしてこられたのではないでしょうか? もうご自身の幸せだけを考えてもいいのではないか、私にはそう感じられたのです。
私がこのように感じた理由や根拠についてご説明させていただきますね。
①最も強い感情が「悔しい」であること
②ずっと「いい子」でいなければならなかったこと
③愛には段階があることこの3点にそってお話し出来ればと思います。
①最も強い感情が「悔しい」であること
先述の通り、今現在 かのこ さんは「悲しみ50% 怒り70% 呆れ30% 執着20% 心配40% 悔しい80% 寂しい50%」といった様々な感情を抱え、とても混乱し、苦しんでおられると想像します。しかし、数字をつけて表現してくださったお陰で、その苦しみの中核が見えてきました。どうやら