「恋愛に不満や不安がある」
「恋愛に依存してしまったり、恋愛に感情や生活を振り回されてしまう」
「恋愛心理学について調べても、あまり役に立つ情報に出会えない」
そんな悩みを抱えている人はいるかな。
恋愛に関する悩みを解消しようと調べていると「恋愛心理学」なんてキーワードを目にすることも多いかもしれないね。
この記事では恋愛に関する心理学的な背景をもとに、いわゆる「恋愛心理学」の問題点や、自分の人生を豊かにしてくれる恋愛との付き合い方について解説していくよ。
実は「恋愛心理学」と紹介される情報の中には学術的な検討がされていない信頼できない情報が多いんだ。正確ではない情報に振り回されて自分のエネルギーや時間を奪われたり、気持ちを乱されてしまうのはもったいないよね。だからこそ、信頼できる情報を元に、自分の恋愛観を見定める時間を持つことが大切なんだ。
目次
「恋愛心理学」って?
まずは「恋愛心理学」という言葉が世の中でどう扱われているのかについて軽く説明していくね。
最初にも言ったとおり「恋愛心理学」と呼ばれるものの多くは、名前とは裏腹に学問としての検討がされていないんだ。
「恋愛心理学」の多くは学問ではない
恋愛は多くの人にとって関心が強いテーマで、かつ不安にもなりやすいイベントだよね。だから注目を集めやすく、ビジネスの材料にもされやすいんだ。それもあって「恋愛心理学」と検索して出てくる情報の多くは占いや根拠の薄い心理テストのほか「モテる恋愛テクニック」や「男女の考え方の違い」など、科学的に検討されていないものがほとんどなんだ。
ネット上で定期的に流行する性格タイプ診断や血液型診断も同様に、統計的に検討されていないものが多く、心理学的背景があるとは言えないものが多いよ。
不安な気持ちを解消しようと「あなたは〇〇タイプ!」みたいな性格診断や心理テストに頼ることもあるかもしれないけど、情報商材など怪しいビジネスに繋がってしまうことも多いんだ。そうした心理テストの多くは個人特有の状況や特性を考慮せず、機械的に結果を出しているだけだから、実際に悩みを解消するための参考にするには心もとないよ。
それに自分の性格の見つめ方を固定化させて自分本来の可能性を狭めてしまうこともあるから、注意してね。
一方でよくある心理テストと違って臨床場面でも使われる「心理検査」は「信頼性」と「妥当性」が重要視されているんだ。
信頼性:測定される結果が一貫しているかどうか
妥当性:その検査は測定したいものをちゃんと測定できているかどうか
心理学では対象とする「知能」や「性格」など、直接見て確かめることのできない概念をなるべく正しく測るために、たくさんの手続きを踏まえて検討するんだ。
具体的には被験者に何度か同じ検査をして、結果の相関係数(2つの数字がどれだけ関係しているか)を測定する「再検査法」で信頼性を確かめたり、他の検査の結果と比較して妥当性を確かめたりしていくんだ。
心理学的な手続きを踏まえない心理テストには、以下のような問題点があるんだ。正確な情報を掴むために下のポイントを意識しておくとわかりやすいよ。
【信頼できない恋愛心理学あるある】
・「〇〇すればうまくいく」「〇〇は絶対NG」など極端な書き方
(人それぞれバラバラな環境や特性を踏まえていない)
・「〇〇な人はこういう性格」「〇〇してたら脈アリ」など決めつける書き方
(上と同じように、他人の環境や特性を踏まえずレッテル貼りをしているだけで、人それぞれ固有の背景を踏まえた考察がなされていない)
学問としては「社会心理学」の一分野
「恋愛心理学」という言葉は、心理学という学問の中で提唱された色々な研究結果の中で恋愛に関係ありそうなものを集めた言葉であって、俗語に過ぎないんだ。
心理学の中で恋愛は主に「社会心理学」の分野で研究されているよ。社会心理学は、二人以上の人間が相互に与える影響や行動、心理について研究する分野なんだ。
恋愛の価値観は国や文化による違いが大きく、外国で発表された恋愛研究の効果がそのまま日本に持ち込めるというものでもないため、日本の恋愛観や価値観、文化的な背景を踏まえた研究が期待されている分野でもあるんだ。
とくに恋愛と結婚の強固な結びつきについては、お見合いなどが減り自由恋愛が重視される時代のトレンドにすぎず、異なる能力を必要とする恋愛と結婚について同じ枠組みで捉えることについて疑問視する声もあるんだ。
その上で恋愛に関する研究では一般的に「異性間の性愛を伴う関係」を対象としているよ。このように属性を絞るのは、正確にデータを集め科学的に比較するためでもあるんだ。
近年では恋愛や性愛に関しても、好きになる対象の属性や数のほか、性的な感情の有無など様々なスタイルがあることが知られてきているよね。研究上の狭い意味に対して広い意味での「恋愛」について心理学的に言うなら「多くの場合性愛感情を含む、他者との親密な関係」などの言い方が適切かもしれないね。
そうしたトレンドは辞書などにも反映されていて、三省堂の新明解国語辞典が2020年の第八版から恋愛など多くの言葉について「特定の異性」から「特定の相手」へ変更したことも話題になったんだ。新明解国語辞典の「恋愛」の項目にはこう書かれているよ。
“特定の相手に対して他の全てを犠牲にしても悔い無いと思い込むような愛情をいだき、常に相手のことを思っては、二人だけでいたい、二人だけの世界を分かち合いたいと願い、それがかなえられたと言っては喜び、ちょっとでも疑念が生じれば不安になるといった状態に身を置くこと。
三省堂 新明解国語辞典より
とてもロマンチックな解説だよね。
恋愛に関する主な心理学的理論・論文
次に、恋愛に関係する心理学的理論の中からいくつか代表的なものを紹介するね。恋愛はその名前の通り、恋と愛という重なる部分もありつつ異なるものが組み合わさった概念だから、その複雑な性質を説明するためにいくつかの理論が提唱されているんだ。
ある程度信頼できる恋愛理論を知っておくと、不確実な心理テストに惑わされず自己理解を深めるきっかけになるよ。
スタンバーグの愛の三角理論
愛は複数の要素から成り立っていると考えて色々な愛の形を示そうとしたのが、スタンバーグ氏の愛の三角理論だよ。スタンバーグ氏は愛を「親密」「情熱」「責任」の3つの要素に分け、それぞれの高低によって愛を8種類に分類したんだ。
【愛を構成する3つの要素】
親密:相手に気軽に相談できる。一緒にいると落ち着くような感じ。
情熱:身体的な魅力による興奮や、ひとつになりたいという衝動。
責任:相手を愛し続けるという約束をしたり責任感を持つ。
この3つの要素の高低の組み合わせによって、愛の形は更に8種類に分けられるよ。
【愛の3つの要素の組み合わせ一覧】
どれも存在しない=非愛
親密のみ=仲間の愛:パートナーというより親友のような関係
親密+責任=友愛:長期的に付き合う、信頼感で繋がる関係
親密+情熱=ロマンティックな愛:身体的な魅力と感情的な結びつきで繋がる関係
情熱のみ=のぼせた愛:一目惚れや一夜限りの関係など、刺激的な関係
情熱+責任=愚かな愛:親密さや信頼が欠けた、不安定な関係
責任のみ=空虚な愛:衝突を避ける、維持するために続けられる関係
親密+情熱+責任=完全な愛:3つの要素のバランスがとれた安定的な関係
Leeのラブスタイル理論
Lee氏は恋愛感情を6つの類型に分けて理解しようとしたんだ。
【6つのラブスタイル】
エロス:美しさへの愛。ひとめぼれを起こしやすく、運命的で強い直感を伴う。
ルダス:遊び・ゲームのような深入りしない愛。恋愛をゲームとして楽しむ。
ストルゲ:友情のような愛。時間をかけて育む。独占欲や嫉妬は感じにくい。
プラグマ:実利的で計算高い愛。相手の学歴や職業、年齢などを重視する。
マニア:独占的・偏執的な愛。相手にのめりこみ、愛情を確かめたがる。
アガペ:献身的・自己犠牲的な愛。見返りを求めず、相手のために尽くす。
これらのラブスタイルはずっと変わらないわけではなく、時間の経過や関係性の変化に伴って変わっていくこともあるとされているよ。
ラブスタイルを測定するための心理尺度としてはLETS-2(Lee’s Love Type scale 2nd version)が有名だよ。2006年には豊田氏らによって測定項目数の多いLETS-2を短縮し、交際相手がいない人にも使いやすい簡易版恋愛感情尺度も開発されたんだ。
愛着理論
恋愛や対人関係との関連が強い心理学的な理論として有名なものに「愛着理論」があるよ。愛着理論はイギリスの精神分析家ボウルビィが提唱した理論なんだ。
「愛着」とは人や動物が養育者など特別な対象に持つ「泣いたり笑ったりして興味を引こうとする」「抱きついて離れようとしない」といった愛着行動を通して形成される情緒的な結びつきのことをいうよ。子どもは愛着を形成した相手をいつでも戻ってこれる「安全基地」として認識し、その安心感をきっかけに周囲の世界を知っていくんだ。
小さい赤ちゃんの頃に形成された愛着のスタイルは、その後の対人関係のスタイルにも影響を与えると言われているんだ。
小さい頃世話をしてくれる人に甘えて受け入れられる経験が、大人になってから他人を信頼する助けになったり、自分の考えを肯定してもらうことで考えを表現する力やコミュニケーションの力がついてきたりするよ。
愛着や安全基地に関してはココロジーでも詳しくまとめているから、ぜひ一緒に見てみてね。
恋愛は「しなければならない」ものではない
ここでは、恋愛を取り巻く考えに振り回されず、主体的に人生を動かしていくために知っておくといい知識について、社会の変化やデータを踏まえながら解説していくよ。
恋愛は多くの人が関心を持つテーマだからこそ、恋愛に関するイメージばかりが先行して
「恋愛しないなんてもったいない」「恋愛してない、したことがない人は変わり者」といった考え方を持つ人も多いんだ。そんな考え方を向けられて「恋愛しなくちゃ」という気持ちに振り回されストレスを抱え込まないですむように、恋愛を取り巻く状況についても知っておこう。
多くの人が恋愛・結婚に消極的になりつつある
2015年に行われた人口問題研究所による調査では恋人がいない人の割合は男性で7割弱(前回6割)、女性で6割弱(前回5割)となっていて「一生結婚を望まない」若者についても増加傾向が見られるなど、若い世代を中心に恋愛や結婚に対し消極的になりつつあることが明らかにされているんだ。また2022年6月に発表された内閣府の男女共同参画白書によると20代女性のおよそ5割、男性ではおよそ7割が「配偶者や恋人がいない」ということが明らかになっているよ。とくに20代の独身男性の中で「これまでデートした人数」に「ゼロ」と回答した人が4割にのぼったことが注目を集め、ニュースにもなったんだ。
理由としては、時間やお金など恋愛にかかるコストを払う余裕がなくなってきていることや、社会や技術の発展に伴い恋愛関係の他にも人生を充実させるコンテンツが増えてきていることなどが考えられるよ。
他にも、核家族化が進んだことやここ数十年にわたる国の経済的成長の乏しさから、親と離れることが金銭的にも気持ち的にも難しくなり、親に気を使う親子密着の状態であるために交際や結婚に踏み切れない、といったことも指摘されているんだ。現代では恋愛は、支払うコストが多さに対しリスクが高すぎると判断されやすいのかもしれないね。
恋愛は人間の必須条件ではない
上でも触れたように、恋愛や結婚といったイベントは社会的な制約や周囲の価値観の影響を受けやすく、達成できるかどうかは環境に左右されやすいんだ。だから恋愛や結婚をしているかどうかは人間の価値を決定する材料にはならないはずだよ。
恋愛はしたい人がすればいいもの。恋愛したい人はうまく恋愛できるように、そうでない人は恋愛していないことを非難されたりすることのないように変わっていくといいね。
恋愛を基礎、人間関係は学べる
アメリカでは2000年代から「恋愛教育」の重要性が指摘され、コミュニケーションスキルや他者と健全な関係を築くための態度や行動を学ぶ恋愛教育が実施されはじめたんだ。
一方日本では公的な支援は充実しているとは言えず、マッチングアプリや婚活サイトのほか恋愛ビジネスにお金や時間を吸われてしまう人も多いよ。
日本では恋愛のスキルアップ講習についてまだまだ公的な形での取り組みは行われていないけれど、恋愛も人との関係づくりのひとつである以上、人間関係を上手に作っていく方法を知っておくと活かしやすいよ。ココロジーでは人間関係の上手な作り方やコミュニケーションスキルについても詳しくまとめているから、興味のある人はぜひ見てみてね。
いい恋愛をするための考え方
上でも説明したように、恋愛はしたい人がするべきものであって、しないことを非難されることはあってはならないんだ。その上で健康で居心地のよい恋愛関係を目指す場合には「愛される」ことから「愛すること」へ考え方の軸をシフトさせていくことが大切だよ。その理由と背景について心理学的な観点から解説していくね。
「愛される」ことに依存していると別れやすい
恋愛関係が進み、パートナーになれたあとにも「自分が本当に愛されているのか」と不安になってしまう人もいるよね。
だけど、パートナーに愛されているかどうかが不安で、「本当に好き?」と繰り返し愛情の確認行動をする人ほど別れを引き寄せやすいことが知られているんだ。
本当は相手が自分のことを愛している場合でも、繰り返し愛情を確認されるうちに困惑や疲労が生じてしまうよね。そうなると、実際に気持ちが冷めてしまうことがあるよ。
【「愛され度確認」のスパイラル】
①:愛されているか不安になる
②:愛情を確認するような行動・言動をする
③:繰り返されるうち相手は疲労・困惑する
④:疲労・困惑のため気持ちが冷めてくる
⑤:冷めてきた相手の態度に不安になる ①へ戻る
「愛されること」から「愛すること」へ
上でも触れたように「愛されること」にばかり注目してしまうと、パートナーとの関係が悪くなってしまったり、別れを引き寄せてしまうといった事態が起きやすいんだ。
また、金政氏(2005)による研究では、愛することへの欲求が高いほど精神的な健康状態は良く、愛されることへの欲求が高いほど精神的な健康状態が悪くなることが示されたんだ。
内容を細かく見ていくと「愛したい」尺度が高いほどうつ傾向が低く、社会的活動に障害がなく、不眠が生じにくい、といった結果が得られているよ。
「愛されること」は相手の気持ちや周囲の環境など、自分でコントロールできない受動的な要素が大きく不安になりやすいけれど「愛したい」「愛する」という気持ちは能動的な働きかけだから、自分でコントロールできる部分が大きく精神的にも安定しやすい、といったことが示唆されているんだ。
また「愛されること」よりも「愛すること」を大切にする意味について、精神分析家のエーリッヒ・フロム氏は、世界的なベストセラーでもある著書『愛するということ』の中で以下のような言葉を残しているよ。
“「愛する」ことは簡単だが、愛するにふさわしい相手、あるいは愛されるにふさわしい相手をみつけることはむずかしい…人びとはそんなふうに考えている。”
“愛とは、何よりも与えることであり、もらうことではない。”
“愛するためには、性格が生産的な段階に達していなければならない。”
エーリッヒ・フロム『愛するということ』より
そうは言っても、生産的な段階ってなに? と思うかもしれないし、具体的なアドバイスがないと困ってしまうよね。最後に「愛されること」から「愛すること」へ考え方の軸をシフトさせるための方法について学んでいこう。
「愛する人」になれる3つの方法
「愛されること」を中心に考えていると、どうしても自分の商品価値を高める終わりのない道にばかり目が向いてしまって疲れてしまいやすいんだ。「愛されること」から「愛すること」へ考え方の軸をシフトさせていくためには、自己理解を深め、自分が愛するべきものはなんなのかをゆっくりと明らかにしていくことが大切だよ。ここでは自分を知っていくための方法をいくつか紹介するね。
ひとりの時間を持つ
上でも紹介した精神分析家のエーリッヒ・フロム氏は以下のように言っているよ。
“一人でいられる能力こそ、愛する能力の前提条件なのだ。”
“集中できるということは、一人きりでいられるということであり、一人でいられるようになることは、愛することができるようになるための一つの必須条件である。”
自分が何を求めているかを知るためには、まずは自分自身に集中できるひとりきりの時間を持つことが大切なんだ。忙しい生活の中で自分だけの静かな時間を確保するのは大変だと思うけど、やってみる価値はあるよ。
スマホやテレビの電源を切って周囲の音に耳をすましてみたり、ご飯をよく味わって食べてみたりと、五感で感じる自分だけの感覚を味わうことからはじめてみよう。ある程度習慣になってきたらアロマを炊いたりストレッチをしてみたりと、自分がリラックスできる時間として生活の中に組み込んでいくのがおすすめだよ。
自分と対話する
自分が何を求めているのかが曖昧なままだと「愛されない自分には意味がない」のような抽象的で極端な考えにとらわれてしまいやすいんだ。そんなときはノートに自分の目標や好きなものを書き出してみたり、客観的に見返せる方法で自分と対話し、自分の心を探索していくのがおすすめだよ。
ココロジーでは書く瞑想とも呼ばれる『ジャーナリング』の方法やスマホで気軽に取り組める『自分史』についても記事でまとめているから、ぜひ見てみてね。
心に“推し”を持つ
自分が好きなものや求めているもの、愛するべきものが見えてきたら、次は生活の中に“推し”を増やしていくのがおすすめだよ。推しは電車でよく見かける他人でも、アニメや漫画のキャラクターでも、インテリアやよく通る道に咲く花でも、どんなものでもいいんだ。
自分の好みや望みを知って、見ていると気分のあがるものを生活の中に発見していくことで「どうしたら愛されるのか」という途方もない考えから「自分はなにを愛していきたいのか」がはっきりしてくるんだ。
恋愛心理学まとめ
今回の記事のポイントは以下の3つだよ。
①:『恋愛心理学』というジャンルはビジネス・疑似科学に飲み込まれてしまっているが、人間の恋愛を対象とした研究は心理学の中でも着実に行われている
②:恋愛はしなければならないものではない。一方で恋愛を人生にうまく取り入れていくためには「愛されること」から「愛すること」へ考え方の軸をシフトするのが重要
③:「愛すること」を軸にしていくためには「自分ひとりの時間を持つ」ことや「自分と対話する」のが効果的
恋愛は多くの人にとって関心を集めやすいテーマだからこそコンプレックスを刺激されやすく、そこを狙ったビジネスや搾取構造に巻き込まれてしまいやすいものでもあるんだ。だからこそ自分の感覚や望みをはっきりさせて、周囲に振り回されないようにしたいよね。
今回紹介した「愛されること」から「愛すること」へ考え方の軸をシフトする方法は、結果的に愛するものによって満たされた自分の魅力を高め、愛されることにも繋がってくるんだ。それに恋愛を必要としない人にも、自分が人生に求めるものをはっきりさせ、日々をより良く過ごす助けになってくれるよ。今回は長めの記事に付き合ってくれてありがとう。