他人からの視線が怖く、外出が不安でどきどきしてしまう

2023.05.13 Sat
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目次

回答したカウンセラー

浅井 音楽

臨床心理士 / 公認心理師

浅井 音楽

【臨床心理士/公認心理師】
思春期・青年期のアイデンティティを中心に、人間の苦悩全般に興味があります。最近はコミュニティによるケアに関心があり、雑貨屋やカフェ、本屋をなど兼ねた場所を作りたいと思っています。趣味は散歩、自転車、漫画、読書、映画、音楽、ゲーム。本が好きなので本とか出したいです。
【お受けすることが多い相談】
○実存的な苦しさについての相談(どう生きていけばいいのか、自分とはなんなのか、正しい生き方とは、など)
○思春期・青年期の適応やコンプレックスやアイデンティティについての相談
○生きやすい環境の探しかた、作り方についての相談
○環境との不和に関する相談
 ・発達障害をはじめとした器質的要因による環境との不和
 ・セクシャリティやジェンダーロールに関する生きづらさ
 ・自分はHSPかもしれない、などの悩み

「他人からの視線が怖く、外出が不安でどきどきしてしまう」の相談内容詳細

相談者
相談者 はるうらら
いまストレスを感じている「出来事」を事実ベースで抜き出してみてね。
「いつ・どこで・誰が・何を」を意識するのがコツだよ。
私は幼少期から内向的で緊張しやすく、社交的でない性格でした。ここ数年でHSPという言葉が流行り始めましたが、まさにHSPの気質を持っているのだと思います。
大人になってからはその気質が尚更顕著です。
また、私の母親は幼少期から精神的に不安定で、常に母親の機嫌を伺いながら過ごしていました。うつ状態になると易怒性が強く出るためか、怒りっぽくなる母親にびくびくしていましたし、強い恐怖を感じていました。
そんな養育環境とHSP気質が相まってかいつも何かに怯えていて、些細なことでクヨクヨ悩み、傷つき、毎日疲れ果ててしまっています。

具体的にどのようなことに怯えているか、傷ついているかというと、、、
①見知らぬ他人からの攻撃を極度に恐れている
→前から歩いてくる人にわざとぶつかられるのではないか
→通りすがりの人から何か嫌味を言われるのではないか
②被害妄想が酷い
→あの人がイライラしているのはきっと私の言動のせい?と考えてしまう
→あの人がドアを思いっきり閉めたのは私への当てつけだ!と思ってしまう
③人からの視線を極度に恐れる
→じっとみてくる人がとても苦手で、とてつもなく怒りや恐怖が湧いてきてしまう

上記のような思考になってしまっているため、人混みや外出でどっと疲れてしまう、外出が楽しめない、外であった出来事をネガティブに捉えて頭の中でぐるぐると考えてしまう、捉え方が被害者的なのでめちゃめちゃイライラすることがあるなど本当に毎日疲れるし苦しくて辛いんです。

本当はもっと穏やかな気持ちを保って、朗らかに笑って毎日を過ごしたいのです。
「1」についての「感情」を%で表現してみてね。合計で100%にならなくても大丈夫。直感で書いてみよう。
不安50%悲しい50%
「1」について浮かんでいる「考え」を教えてね。
精神的に安定した母親のもとで生活していればこんな変な思考回路にならなかったかもしれないのに

とにかく自己肯定感というものが低いから自分が他人からの攻撃に合うかもという考えになってしまっている?
いろんな視点から捉えるために、上記の回答の「別の可能性」を考えてみよう。
周りにいる他人は別に誰も私のことを見ていないのかもしれない。
自分の思い込みや被害妄想。
いま専門家に聞いてみたいことは?
外出をするたびに他人からの攻撃や視線に怯えたり、不機嫌な人を見るたびに自分が悪いのかもと、ドキドキしたりするのがとても疲れます。どうしたらこのような不安や緊張から逃れることができますか。
年齢、性別、職業
27歳、女、主婦
既往歴
--- 未回答 ---
悩みの内容の自由記述
昔は外に出かけるのが好きだったのに、最近は外出するたびにたくさんの嫌な出来事(おそらく自分が嫌な出来事と解釈しているだけ)が目についてしまったり、被害妄想がひどくてイライラしたりモヤモヤしたり、落ち込んだり、、、本当に疲れます。朗らかな気持ちで外を歩きたいです。
相談者 はるうらら さんの自分史
  • 30歳まで

    • 26

      母が自ら亡くなる

      ずっと母の情緒の不安定さに振り回されてきた。それから解放されると思ってしまう自分がいて嫌だ。悲しい気持ちももちろんある。でも私だって母にたくさん傷つけられてきた。それを謝らずに、、、モヤモヤもある。感謝の気持ちで送れない私はなんて薄情なんだ。

      自分の感情を子どもにぶつけないように、いつも朗らかで笑顔の母親であれるように、努力している。しかしそうもいかない日もあり、そのような日には罪悪感。母親のような親になってしまうかも、、、という不安感にかられるときがある。

    • 26

      夫の転勤で引っ越し、仕事を辞める。

      人間関係で悩んでいた職場を辞めざるを得ない状況で辞められるのが嬉しい。新たな地で心機一転頑張るぞ!

    • 26

      第二子出産

      昔から家族を持つのに憧れていた。若いママになりたかった。子供はできれば2人は欲しいと思っていた。まさかそんな希望が叶うなんて、、、とても幸せ。2人目も相変わらず可愛い。

    • 25

      母親が双極性障害の激躁状態に。これにより今までの鬱病の診断から双極性障害の診断に変わる。

      今までの母親に対する違和感がはっきりした。
      躁状態本当に大変。母親と同居する父親のことが心配。

      精神疾患に対して恐怖感を抱く。自分ももしかしたらなるかも、、、子どもたちにも遺伝したらどうしよう、、、。不安で眠れなくなることもしばしば。

    • 25

      結婚式を行う。

      何一つ自分の願いが叶わない式だった。少人数でアットホームな式を希望していたのに、、、。夫のやりたいことを叶えてあげた。コロナで私の親族、友人の半数は欠席。母親も双極性障害の躁状態で欠席。夫側の友人親族はほとんど出席。式当日は引き攣った笑顔。

      式のことは一生モヤモヤと心に残り続けそう、、、だけどこのことをきっかけに、私と夫の価値観がだいぶ違うことがわかったので、お互いに何かを決める際は話し合うように。夫も私の気持ちを尊重しようと配慮してくれるようになった。

    • 25

      第一子出産

      我が子がこんなにもかわいいものだとは知らなかった。とにかく可愛い。それと同時に強い責任感。

    • 24

      妊娠が発覚し結婚

      自分が妊娠!?自分のこととは思えない。でもとても嬉しい。しかも私も結婚できるなんて、、、幸せ。

    • 23

      新たな職場で働き始めるも、人間関係で悩みがち。ある1人の先輩に1時間ずっと説教されたり、「あなたはコミュニケーションが苦手だよね」と悪意ある笑みで言われたことが印象的。

      とても傷ついた。私はそのような悪意のある人の標的になる。私にはそうやって嫌な言動を取ってもいいと思われている。軽く雑に扱ってもいい存在だとおもわれている。悲しい。辛い。腹立たしい。

      今でも自分が軽く扱われないよう、悪意を向けられないよう、トゲトゲした気持ちで外出するように。傷ついてたまるものか!という気持ちで外に出るのでとても疲れる。

    • 23

      保育園に就職するもわずか3ヶ月で退職。サービス残業や園長からの厳しい叱責。

      周りのみんなが辛くても頑張って仕事をしている中、私はすぐに挫けてダメなやつだ。もう私は社会でうまくやっていかないのかもしれない。

      自分にはなにも取り柄がない。私は社会で浮いている存在だと思いがち。

    • 23

      今の夫と出会い付き合い始める。

      好きな相手と付き合えて嬉しい。楽しい。

    • 22

      たくさんの男の人と付き合うようになる。

      自分には価値がないのかもしれないという不安を埋めようとしてたくさんの男の人と付き合うも、その気持ちは埋まらない。寂しい、悲しい。友達が幸せそうな恋愛をしていると羨ましい。なぜ私は誰からも愛されない?愛されたい、誰かに気にかけてほしい。私には価値があるんだと思いたい。

  • 20歳まで

    • 20

      なんとか持ち直した!友達ともそこそこうまくやっている。

      なんとか仲良しグループの輪に入れてよかった。

    • 19

      入ろうと思ったサークルで女子3人組に目をつけられサークルに入れず。11月ごろから大学も不登校気味に。寮生活をしていたが、そこでも孤立。

      とにかく辛い悲しい。また孤独。私って人とうまくやっていかないのかな。なんでうまく輪に入っていけないの!?苛立ちもある。

    • 19

      希望していた大学に入学

      やっと大学生!親元を離れてがんばるぞ!

    • 16

      高校に入学後。

      なかなか親しい友達ができず部活にも入らず。何もかも無気力。楽しくない。私はいつもこうだ。友達欲しい。夢中になれることがなくて色々持て余している。

      やってみたい!に挑戦しなかった高校時代。その後悔があるからか今はやってみたいことがあったらチャレンジしようという気持ちになった。

    • 14

      母親が鬱病で再び入院。

      不安定な母親が入院することは正直、嬉しい。なぜなら母親がいないほうが平和にくらせるから。

    • 13

      部活内で親友が1人できる。

      一緒に遊んだり悩みを話し合ったり、嬉しいし楽しい。

    • 13

      中学に入学。卓球部に入るが、部内に1人、発達障害の子がいる。その子のターゲットとなり、精神的な攻撃を受ける。クラスからは孤立。

      辛い。とにかく辛い。なんで私だけ?誰も助けてくれない。

      目つきの悪い人、じっと見てくる人がとても苦手。攻撃的と感じる。身を守りたくなる。発達障害の子が目つきが悪くじっと見てくる人だったから?

  • 10歳まで

    • 10

      母親が鬱で入院した。
      父方の祖母が家に来て世話をしてくれる。

      母親の病気について大人たちは誰も説明してくれない。なんで?どうして入院するの?
      高齢の祖母の言動にもイライラ。

    • 10

      クラス内でなんとなくカーストのようなものができ始め、いじめも始まる。

      クラスの雰囲気が悪く何となく毎日緊張してビクビクしている。毎日楽しくない。

    • 8

      母親がよく家の中で怒鳴ったり、怒鳴りながら壁に頭を打ちつけたりするようになる。

      とにかく怖い。恐怖感。

      大きな声の人や大きな物音がとても苦手。怒っている人、不機嫌な人を見るととても怖くなる。自分のせいで怒ってる?不機嫌になってる?となんでも自分のせいかもと思ってしまう。

※ プライバシー保護のため、ご質問の一部を編集部で変更している場合がございます。

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