「サレタ側の娘の苦しみ。父=男性像になっているせいで恋愛ができない」の相談内容詳細
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いまストレスを感じている「出来事」を事実ベースで抜き出してみてね。
「いつ・どこで・誰が・何を」を意識するのがコツだよ。
- 恋愛がこの年齢になってもまともに出来ない
25歳過ぎた辺りから友達が結婚、出産、恋愛する中で自分は何一つ変わってないように思えて取り残されてる気がする - 「1」についての「感情」を%で表現してみてね。合計で100%にならなくても大丈夫。直感で書いてみよう。
- 寂しさ50% 不安50% 情けなさ50% 怒り100%
- 「1」について浮かんでいる「考え」を教えてね。
- ・自分が4歳の時に父の不倫で離婚
その後、父は不倫相手と結婚し異母兄弟が生まれる
生まれた異母兄弟は私たち家族のすぐ近くの学区内に住んでおり当日私(中3)、異母兄弟(中2)、妹(中1)という状況で通学
異母兄弟は私たちが通う中学校の向かいにある中学校に通っており父はその学校でPTA会長など精力的に活動
離婚したあと父は養育費はもちろん慰謝料も一切払わず不倫相手とその子供たちと生活
その間、父方の祖父母、父の姉夫婦が現在に至るまで約30年間なにかとお金や行事をやってくれた
妹の進路について確認したい事があり父との再会を果たす
父に再会したのは私が24歳で丸々20年ぶり
妹(当日20歳)、父の姉も同席し顔を見るや否や父は私たち姉妹の顔の区別がつかなかった
確認したい事が終わり食事をし、解散
その帰り道に父方の姉から衝撃な事実をいくつか聞く
母と離婚し再婚相手の顔合わせを実の母が峠かもしれないと言われた時に再婚相手とその連れ子(かなり小さい子)を深夜近い時間の病院に連れていき
その場にいた身内に結婚したい旨を話す
また実の母が入院する原因を作ったのは父本人
実家に帰った際に母とケンカをし玄関先へ蹴り飛ばし大腿骨骨折させた
その後母(祖母)は無事に回復したがその場で父方の姉夫婦は二度と顔を出さないよういう
数年後、その再婚相手とも別れ私たちに払ってないお金を言われた金額を渡していた - いろんな視点から捉えるために、上記の回答の「別の可能性」を考えてみよう。
- 父は父、その他の男性は違うと考える
その手術跡も自分の一部と思う
過ぎたことをいつまでも考えず忘れる - いま専門家に聞いてみたいことは?
- 未だに父に対する怒りや悲しみ、父方の祖父母や姉夫婦に対しても酷いことをし自由を楽しんでいる父を許せません
父=男性像になっているせいで恋愛したいという気持ちもなく恋愛の好きという感情さえ分からずに29年間生きています
何が自分の中で消化できず恋愛へ進めないのか知りたいです - 年齢、性別、職業
- 29歳 女 事務職
- 既往歴
- 軽度のうつ
- 悩みの内容の自由記述
- ・毎年父方の祖父母宅に三が日行っていており、ある年に父が帰ってきていたが姉夫婦が気を利かして遭遇しないようその日1日は父を外に出していた事
・幼少期に家族から父方の顔にそっくりと言われた事に傷付き(父が嫌いな為)自分の顔が嫌いになる
・1歳半に受けた心臓の手術跡が大きく目立つ所にある為小学校の水泳すら嫌だった
・父に逮捕歴はなく妹は受けたい就職試験を受けれたがヤクザと繋がりがあった事が試験後に発覚
そのせいで姉夫婦は父のせいで振り回されていたよう
自分史はまだありません。
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「サレタ側の娘の苦しみ。父=男性像になっているせいで恋愛ができない」への回答
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しき さん、ご相談をよせてくださりありがとうございます。臨床心理士・公認心理師の小野寺です。
「恋愛がまともに出来ない」がお悩みで、 しき さんご自身は「父=男性像になっているせい」がその原因であるとお考えなのですね。
ご相談内容を拝見しましたが、お父さまは相当ハチャメチャな方のようで、周りの方々はかなり大変な思いをなさったのではないかと想像します。 しき さんがお父さまに対する怒りや憎しみを抱き続けるのも無理はありません。
以上の状況の中、「何が しき さんの中で消化できず恋愛へ進めないのか」を考えていきたいと思います。
とはいえ、今回のご相談にはお父さまのことは詳細に記載がありましたが、その他の情報については私はわからない状態です。そのため、これから考えていくのはあくまでも一つの仮説であることを始めにお断りさせていただきます。
タイトルが「サレタ側の娘の苦しみ」の理由
私の仮説をまず最初にお伝えします。 しき さんの中で消化できずに恋愛に進めないものの正体。それは「母親=女性像」ではないかと思います。
もちろん、お父さまによる しき さんの男性像への影響もゼロではないと思います。しかし、誰か他の男性をお父さまに重ねてしまうよりも、自分の将来の「母親」としての姿をご自身のお母さまに重ねてしまうからこそ、恋愛に進めないのではないかと思うのです。
どうして私がそう考えるかというと、