「知り合いから真似してないのに「真似しないで」と言われます。どうしたらいいでしょうか?」の相談内容詳細
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いまストレスを感じている「出来事」を事実ベースで抜き出してみてね。
「いつ・どこで・誰が・何を」を意識するのがコツだよ。
- 知り合いに真似していないのに「真似しないで!」と言われた。
確かにその人が髪を切った後に私も切ったが、もともと髪を切る予定があった。
他にもグレーの無地のパーカー、流行りのリップなど、どれも定番品で被ることも多い品を見ては「真似した!」と言われる。
真似ばかりしてくると噂も流された。
友達から心配されるし、新しいものが買いにくくて困っている。 - 「1」についての「感情」を%で表現してみてね。合計で100%にならなくても大丈夫。直感で書いてみよう。
- 悲しみ50%、不安30%、怒り20%
- 「1」について浮かんでいる「考え」を教えてね。
- その人とは最低限の付き合いしかないのにあれこれ言われても困る。
好みが似ているだけで、真似してる訳では無いといっても嘘だと言われて悲しい。
GUやUNIQLOの服は安くてシンプルだからよく買うし、流行りのリップはマスクでも落ちないから欲しいだけなのに私にだけ文句を言われると怖い。
デザインが似てるだけで同じものじゃなくてもいちいち確認が入るのがすごく嫌。その人の友達が確認に来る。「○○が真似しないでって言ってたよ」と言われ、監視されることが苦痛に感じる。
何で私だけ?と怒りたい気持ちとまた言われるのではないかと怖い気持ちがある。 - いろんな視点から捉えるために、上記の回答の「別の可能性」を考えてみよう。
- 好みが似ていることを相手は知らないのかもしれない(深い間柄ではないため)
私が普段無口で、好みを公表してないから誤解が解けないのかも。
昔真似されて嫌な思い出があるかもしれない。
単純に私のことが嫌いで、文句を言いたいだけかも。 - いま専門家に聞いてみたいことは?
- 誤解を解くにどうすればいいのでしょう。
また、真似してないのに真似したと言われる場合、相手はどんな心理なのでしょうか。
たまたま髪を切る日が近かっただけで真似したと言われると正直理解できません。ブランド品ならまだしも、GU、UNIQLOやSNSで流行りのものまで指摘されると選択肢がなくなります。
無視したり関わらないようにしても、関わってくるし取り巻きみたいな人も来ます。
自分の選択に自信がなくなるのでどうしたらいいでしょうか。 - 年齢、性別、職業
- 22歳 女性
- 既往歴
- --- 未回答 ---
- 悩みの内容の自由記述
- 同い年の人です。
関係性としては、挨拶を交わすくらいでたまに複数人で会話する程度です。1対1で話したことはないし、その人の基本プロフィールくらいしか知りません。その人は顔が広いため噂がすぐ広がるし、いつも真似されるのだと嘘を言います。
自分史はまだありません。
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「知り合いから真似してないのに「真似しないで」と言われます。どうしたらいいでしょうか?」への回答
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よん さん、ご相談を寄せていただきありがとうございます。精神保健福祉士の中浦です。
あまり深い関係ではない人に、たまたま髪を切るタイミングが一緒だったり似た洋服を着ていることを「真似している」と言われて困っているのですね。
相談内容に『GUやUNIQLOの服は安くてシンプルだからよく買う』と書かれていましたが、その後私も意識して街を散歩していると、誰も彼もUNIQLOを着ているようにも見えてしまいました。それなのに よん さんだけが「真似した」と指摘されるのは、確かに納得できないですよね。
【聞いてみたいこと】に『誤解を解くにどうすればいいのでしょう』と書かれていましたね。私は、誤解を解く方法ではなく、 よん さんが「誤解を解きたい理由」が重要なのではないかと考えています。なぜなら、私には誤解が解けたとしても、必ずしもそれが よん さんの幸せにはならないと感じるからです。
まずは、「誤解を解きたい理由」が重要である説明からさせていただきます。その後、誤解の解き方もお伝えしますね。
誤解が解けないのは相手の問題
「誤解を解きたい理由」が大事なのは、 よん さんの目的が相手の人と「良い関係を築く」ことではないと感じるからです。たとえばですが、恋人や親友などに勘違いをされたときに、大切な人と関係を維持するという目的があって初めて誤解を解くというプロセスに意味が生まれると思うんです。でも、相談内容から察するに、 よん さんは相手と仲良くなりたいとかではなく、ただ文句を言われないようにしたいだけなのではないでしょうか?
このように考えるのは、相談内容を拝見する限り、私には よん さんが相手の方と良い関係を築こうとする理由が見当たらないからです。『単純に私のことが嫌いで、文句を言いたいだけかも』と書かれていましたが、残念ですが(別に残念ではないかもしれませんが)、私も相手の方はただ よん さんのことが好きではないのだと感じています。だって、 よん さんはちゃんと『好みが似ているだけで、真似してる訳では無い』と相手に伝えています。誤解を解こうとしているにもかかわらず、その声に耳を傾けてくれないのであれば、それはもはや よん さんの問題ではなく相手の問題です。
そう考えれば、今 よん さんに必要なことは「誤解を解くこと」ではなく、誤解をされていたとしても「文句を言われない」もしくは「文句を気にしない」ことではないかと思うのです。
相手を理解しようとしたりお互いにわかり合おうとするのは、人間関係を築く上で重要な行為ですが、それでもどうしようもないときは、自分を守るために「上手な距離の置き方」や「かわし方」も必要です。
もちろん、今後も誤解が解けそうなチャンスが訪れるかもしれません。相談内容にも『1対1で話したことはない』と書かれていたので、直接話をしてお互いを知ることでわかり合えることが増えるかもしれません。私もそんなときが訪れたらいいなと思っています。
でも、ここでは よん さんが今できることはされていて、それでも困っているということを前提に、 よん さんが自分を守るために「文句を言わせない」「文句を気にしない」ための具体的な方法を考えていきたいと思います。
誤解を解こうとすることは「あなたは間違っている」と同じ
まず初めに、相手から「真似した」と文句を言われない方法から考えてきましょう。「真似した」と文句を言ってくる相手との関わり方ですが、誤解を解くのではなく、相手への