「10年近く付き合った元カレと体だけの関係が続いていて自己肯定感がない」の相談内容詳細
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いまストレスを感じている「出来事」を事実ベースで抜き出してみてね。
「いつ・どこで・誰が・何を」を意識するのがコツだよ。
- 10年近く付き合って別れを告げてきた彼と、体だけの関係が続いている。
- 「1」についての「感情」を%で表現してみてね。合計で100%にならなくても大丈夫。直感で書いてみよう。
- 悲しみ50%怒り20%絶望感90%
- 「1」について浮かんでいる「考え」を教えてね。
- 結果としてひとりの人間として愛されることはなく、女性の体で生きているという面だけで関係を保っているこの状況に悲しみを覚える。自分を肯定する要素が「仕事」しかなくなってしまい、(というかそれしか見当たらなくなってしまい)「仕事」に関しての一喜一憂で振り回されるのに疲れた。嬉しいことがあっても不安感や孤独感が常に付き纏い、喜び方が分からなくなってしまった。
付き合っていた間もそこまで大事にされていなかったので、別れたら別々の人生を歩むのだろうなと思っていた。一番なりたくない関係になってしまった。結婚すれば必ず幸せになるわけではないと思っているつもりでもすぐそばにパートナーがいる生活を送っている人たちがえらく眩しい。辛いことがあってもひとりで耐え続けなくてはならないこの状況に疲弊してしまった。友達がいないわけではないが、性的な内容なので全てを話すことができない。 - いろんな視点から捉えるために、上記の回答の「別の可能性」を考えてみよう。
- 彼にも考えていることがあるのかもしれない。「体だけの関係である」とは思っていないのかもしれない。仕事が忙しくて、それどころではないのかもしれない。
- いま専門家に聞いてみたいことは?
- 何年も「悲しい」という気持ちに支配される生活は普通なのでしょうか。眠る前に辛くて泣き出してしまうような日々を、みんなは耐えながら生きているのでしょうか。自分だけが被害者で、悲劇の主人公ではないことは分かってはいます。そう思わないようにしよう、と思い続けながら精神に矯正器具をつけている生活もしんどくなってきてしまいました。悲しみで体が動かなくなる日をなくしたいです。
- 年齢、性別、職業
- アラサー女自営業
- 既往歴
- --- 未回答 ---
- 悩みの内容の自由記述
- --- 未回答 ---
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この関係性を続けようがやめようが、辛いことには変わりないので自分の思っていることを告げてから連絡が来なくなる
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性的な要求を飲まないと突き放される
ただただ悲しい
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別れたはずの彼氏と体だけの関係が続く
長い間付き合った関係のはずなのに、また性欲の捌け口にされるだけの人間になってしまったのかと絶望する 彼から連絡がきたとしても、自分からこの関係を切らなきゃいけないのに本当のひとりぼっちになることが怖い
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30
フリーランスで働きはじめる
仕事と並行に続けていた創作活動一本で生活することにした SNSを見ると他人の活躍ばかりが目について毎日不安と焦りを感じる
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30
会社をやめる
上司やチームメンバーの「家族」に関するエピソードを毎日聞くのが疲れた コミュニケーションがうまくとれず諦めてしまった
他人の「パートナー」や「子供」に対する話題に対して目を逸らしたいと思ってしまう
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10年近く付き合っていた彼氏にフラれる
同級生が結婚して子供を産んだりしている中で、結婚するのかもしれないと思っていた相手に30手前でフラれてしまいさらに家族への憧れが強まる 「彼の人生にとって不必要な人間」になってしまったことが悲しい
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17
痴漢にあう
自分がただ生きているだけなのに、他人の性欲の捌け口にしてもいいと判断されたことが悔しくて、誰も助けてくれなかったのが悲しかった
中年男性と接したり、満員電車に乗るのが苦手になった その後も頻繁ではないが痴漢や露出狂にあったとき、必ず自分の対処の仕方を反省してしまったりするので悔しい
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13
両親が離婚する
「普通の家族」でいたはずなのに、家族同士であっても離れざるを得ないほどの関係までになってしまうのかと驚いた
結婚に対する願望はなかったはずなのに、「家族がいること」に対して無意識のうちに強い憧れを覚えてしまっている
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12
両親の喧嘩を止めて父親に殴られる
「大人なのに?!」という悲しみよりも唖然としてしまった気持ちのほうが強かった なぜ母には手を出さず大きな声で怒鳴りつけるだけなのに私には手を出したのか疑問だった
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11
父親が引きこもりはじめる
仕事もせずずっと家にこもって、ドアの開ける音や食器の重なる音を立てるとすぐに怒られたり、機嫌が悪くなるので顔色を伺いながら生活しているのがしんどかった
大きな音が怖い
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「10年近く付き合った元カレと体だけの関係が続いていて自己肯定感がない」への回答
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octopus さん、ご相談ありがとうございます。臨床心理士・公認心理師の松原なちです。
ご友人にも話しづらい内容であるにも関わらず、今回勇気を出してお伝えくださったことに感謝しています。これからのお話が、 octopus さんのお気持ちを少しでも楽にさせるものであれば嬉しいです。
拝見して、 octopus さんの生活には今まで辛いことや悲しいことが重なりすぎたため、 octopus さんの心が悲鳴を上げているように私は感じました。
とくに印象に残ったのは、【聞いてみたいこと】に書かれていた「精神の矯正器具をつけている」という表現です。この矯正器具は、おそらく「ご自身の感情への恐れ」が生み出しているのではないかと私は考えています。
「感情への恐れ」とはどういうことか、精神の矯正器具を外すにはどうすればいいのか、少しずつ説明していきますね。
大切な人を失った悲しみが大きすぎたときに起こること
まずは、 octopus さんに生じている感情について一緒に紐解いていきたいと思います。
自分史に書いていただいたように、 octopus さんは「自分の思っていたことを(彼に)告げた」のですよね。ひとりになってしまうかもしれない怖さを感じながら「彼」に思いを伝えるのは、とても大変なことでしたよね。 octopus さんはこの関係を「彼」と続けるのはもう耐えられないからこそ、今までどうしても伝えることのできなかった、「辛い」という気持ちを「彼」に告げたのだと思います。