「自信や芯がなく、指摘されると泣いてしまう。他人と心地よい距離感や関係性を築くにはどうすればいいのか?」の相談内容詳細
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いまストレスを感じている「出来事」を事実ベースで抜き出してみてね。
「いつ・どこで・誰が・何を」を意識するのがコツだよ。
- とにかく自分に自信がなく、職場・自宅関係なく、常に他人の顔色・周りの空気ばかり伺っている。
職場では、自分の意見や考えで動くが、他人に指摘をされたり、意見を貰えるとすぐにその意見に変えたり、芯がない。
心がいっぱいの時には、泣き出してしまう。そんな自分を責め、気持ちの切り替えも数日引きずったりと時間が掛る。
職場は、周りもみんな忙しく困っていても相談しづらい。又、相手の様子を伺い、タイミングを逃し、相手から声を掛けてもらうことが多い。
数年勤めているのに、周りに頼ってばかりいる自分に嫌気が差す。 - 「1」についての「感情」を%で表現してみてね。合計で100%にならなくても大丈夫。直感で書いてみよう。
- 不安・焦燥感70%
申し訳なさ50%
見放され・見捨てられないか・呆れられないか60%
自責・自己嫌悪55% - 「1」について浮かんでいる「考え」を教えてね。
- 自分のすることに、とにかく自信がない。常に他人と比べ、自分を追い込んでしまう。
何事にも受け身で周りのせいにする自分にイラつく
完璧主義な所があり、自分の考えの中にある仕事は自分でやりたい!と無理をし、抱えきれず自爆してしまう。
他人から意見・指摘を貰えると自分の考え・気持ちに関係なく、他人の意見に変えてしまう。
泣き出した時も、指摘されたのが嫌なのではなく、そこまでに至らなかった自分へのイラつきから涙が溢れる。相手に申し訳ないし次からアドバイスを貰えないのかと不安になる。又、相手も気を遣ってしまい、自分のせいだ距離を置かれてしまったと全てが嫌になってしまう。
相談する時も相手の時間を奪っている事に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。溜め込み、重くなったものを相手に話すので、相手の負担になっていないか、迷惑をかけてる申し訳なさで、いっぱいになる。自分の事で一杯いっぱいなのに、それを客観視している自分もいる。
褒められても、お世辞と思い素直に受け取れない。
他人との関係が悪くならないように、会話をする時も求めている事を言ったり、自分の本音は言わないようにしている。
複数人での会話では、波風が立たないよう、中立でいるようにしてる。その為、どこにも属さずに宙ぶらりんで、気軽に話せる人がいない。
幼い頃から、周りの空気には常に敏感。家庭環境も気を遣い先回りして動かないといけない事が多かった。 - いろんな視点から捉えるために、上記の回答の「別の可能性」を考えてみよう。
- 自分が気を遣われるのは、周りへ必要以上に気を遣いすぎているのかもしれない。
周りに頼ることで、話しやすさや距離を詰めることへのきっかけになるかもしれない。自分にはない、アイディアが貰えるかもしれない。
中立でいることは、集団の中で自分を守ることにもつながるかも。双方の意見も先入観なくを聞くことができるかも。
相手の求めている事や同調をすることで、相手は言いたいことを吐き出せているかも。自分は色々な考え方に触れられる。
自分でやってみたいは、自分の可能性も広げられるかも、限界も知ることができる。
先回りは、様々なことへ、アンテナを張り、危険回避とかにもつながるかも。
自分のことでいっぱいながらも、冷静でいる自分もいること。
他人の意見を優先しがちなのは、それだけ相手に寄り添えている、柔軟な考え方が持てているかも。 - いま専門家に聞いてみたいことは?
- 指摘・意見を貰ったときに、泣いてしまうのは、自分の至らなさからで、大人だし、勘違いもされるので、やめたいです。
他人の顔色ばかり気になり、自信も芯もない自分に嫌気が差します。
感情の波が大きく動くので、受け入れつつその波を小さくしていきたいです。
このままだと、自分が信頼している人からも呆れられ、見捨てられそうで怖いです。
人との心地よい距離感、関係性を築くはどうすればいいでしょうか? - 年齢、性別、職業
- 24歳 女性 会社員(勤続4年)
- 既往歴
- --- 未回答 ---
- 悩みの内容の自由記述
- とにかく自信がないです。
周りに気を遣いすぎて、距離を置かれている気がしてならないです。
社会人として、人前で泣くのだけは止めたいです。
去年から今年に掛け、自分で仕事を回すことが増える。今年に入り、寝言で仕事に関係することを言っていることが増えた。
以前まで趣味としていた事をする余裕がなく、休日はスマホを見たりゴロゴロして過ごしてしまう。
心がいっぱいの時は、出勤前や職場へ向かう途中で仕事の事を考えると涙が溢れることがある。
都合が悪いと、周り(人・環境)のせいにする自分が嫌すぎる。
自分史はまだありません。
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「自信や芯がなく、指摘されると泣いてしまう。他人と心地よい距離感や関係性を築くにはどうすればいいのか?」への回答
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ひつじ さん、ご相談をよせてくださりありがとうございます。臨床心理士・公認心理師の小野寺です。
自信や芯がなく、そんな自分に嫌気がさしているのですね。特に仕事先で何やら指摘をされると自分の意見がすぐに変わってしまうときにそう感じることもあると思います。その思いがなかなかにストレスで、最近では寝言でも仕事に関することを言うようになるほど、毎日辛い思いをなさっているのですね。
「本音は言わないようにしている」「気軽に話せる人がいない」とのことですから、この件を誰かにちゃんとご相談出来たのは初めてでしょうか? もしそうだとしたら、よく勇気を振り絞ってくださいましたね。ありがとうございました。
さて、まずは私が ひつじ さんのご相談内容を読んでまず感じたことからお伝えさせてください。それは「芯がないなんて、何て素敵な人なんだ」ということです。
驚きましたか? 別にこれはお世辞でもなければ嫌味でもなく、ましてや適当にあしらっているのでもありません。本気でそう思ってるんです。
ひつじ さんは「芯がないこと」をネガティブなことだと思っていませんか? だとしたらとんでもない。それはもったいないことです。
ひつじ さんは「芯がない」からこそ、周囲に優しくできているのだろうと思います。 ひつじ さんは空気を読むことができます。相手の意見を素直に取り入れることもできています。相手の求めていることを言うことも、波風が立たないように振舞うこともできています。これらは全て芯がないからこそできる優しさだと思うのです。少なくとも私にはそう見えています。
ただ、そうは言ってもきっと ひつじ さんは「褒められても、お世辞と思い素直に受け取れない」かもしれませんね。
だから、決してお世辞で言っているのではないことをわかっていただきたいので、「せっかく ひつじ さんには『芯がない』良さがあるにもかかわらず、どうしてそれを活かしきれず、辛さにつながっているのか?」についても述べていきたいと思います。お世辞という表面的な思いであれば絶対にこんな踏み込んだ話はできないはずです。どうか、お世辞で褒めたのではないことを信じてくださいね。
さて、ではどうして現状の ひつじ さんには「芯がない」良い側面を有していながら、気持ちとしてはしんどくなっているのでしょうか?
それは「芯のなさを