「10年も引きこもっていて、この先社会復帰できる自信がありません。」の相談内容詳細
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いまストレスを感じている「出来事」を事実ベースで抜き出してみてね。
「いつ・どこで・誰が・何を」を意識するのがコツだよ。
- 現在28歳で、引きこもり10年目の無職です。
先日ふと、自分の居場所がないことに気がつきました。
実家暮らしなので物理的な居場所はありますが、心の居場所がありません。
それに気がついたのは、「仮に今このタイミングで私が死んでも家族以外誰にもその情報がいかない」ということに気付いた時でした。
元々リアルに友達が少ないこともあり、友人とのやりとりはLINEや Twitterなどでしか行っていません。
その上、私が友人だと思っている人から連絡が来ることはほぼありません。
いつも私から連絡をとっています。
となると、私が死んだことは誰にも知られないままになるということに気がつきました。
また、最近は近くに生身の人間がいることが苦痛になってきました。
我が家は狭く、自分の部屋もないので家に母がいる時は常に2人で同じ部屋にいます。
それが苦痛です。
母との仲は良好ですが、それでも完全に自由に振る舞えるわけではないので、とても窮屈です。
かと言って家を出ていける財力もないので、気がおかしくなりそうです。 - 「1」についての「感情」を%で表現してみてね。合計で100%にならなくても大丈夫。直感で書いてみよう。
- つらさ60%、イラつき30%、不安90%、寂しさ70%
- 「1」について浮かんでいる「考え」を教えてね。
- 友達もろくにおらず、10年も引きこもって無職の人間に社会復帰の道があるのだろうか。
もうずっとこのままなのではないか?
順当にいけば親が先にいなくなるのに、そしたらその先どうやって生きていくのだろう。
生きているのは辛いけど、死ぬ勇気もない。
こういう時に素直に感情を表に出せる人間ならよかったのに。
泣きたくても泣けない。
喉が詰まって、少し涙ぐむけど、それ以上はできない。
なぜか自分の体がストップをかける。
一人暮らしをしたい。
一人でいたい。
人といるのはつらい。
せめて自分の部屋があればいいのに。
このままだといつか母に心無い言葉をぶつけてしまいそうで怖い。
いい歳こいて親の脛を齧り続けている無職の娘に文句ひとつ言わず、痛む膝にサポーターを巻きながら一生懸命働いてくれている母に向かって酷いことを言いそうだ。
それだけは避けなければならない。
母だって娘がこんなことになって予想外の苦労が増えて大変なのだから。
いま私が苦しいことは悟られてはいけない。
たとえ引きこもりでも、働けていれば変わったのに。
自分にちゃんとした稼ぎさえあれば、自分の部屋のある家にだって引っ越せるし、一人暮らしだってできるのに。 - いろんな視点から捉えるために、上記の回答の「別の可能性」を考えてみよう。
- ずっとこのままでいることは現実的に不可能。
一人暮らしとはいかずとも、しばらくホテルに泊まるなどはできないだろうか。
(財力的にこれは全くもって現実的ではないが)
祖母の家にいくのはどうだろうか。
祖母の家は何部屋も空きがあるので自分の部屋は確保できるが、どうしたって自分の家じゃない分気を使う。
しかもど田舎で虫がたくさん出るので、虫嫌いの私としてはあまり休まらない。 - いま専門家に聞いてみたいことは?
- 約10年人とまともに関わってきませんでした。
もうどうやったら社会復帰できるのかわかりません。
助けてください。 - 年齢、性別、職業
- 28歳、女、無職
- 既往歴
- 19歳の夏にパニック障害と診断。
それに付随して、広場恐怖症、会食恐怖症もあり。 - 悩みの内容の自由記述
- なぜかここ2週間くらい、生身の人間と一緒にいるのが辛くなりました。
最初はPMSで気が立っているだけかと思っていたのですが
だんだん引きこもり始めた頃の「明るい部屋がつらい」「暗い部屋が落ち着く」「ひとりじゃないと満足にご飯が食べられない」という症状も出てきて、10年前に逆戻りしているかのようです。
それに加えて、今までは楽しめていたものもあまり楽しいと感じなくなり、常につらい、苦しい、助けてと思っている自分がいます。
どこに助けを求めていいか分からず、こちらに投稿させていただきました。
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28
初めて海外のお店を使ってネットショッピングをした
すでに輸入されたものではなく、自分で直接選んで買えたのが嬉しかった
欲しいものを買える選択肢が増えた
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25
タロット占いを学び始めた
新しいことに挑戦するのは楽しい。
知識が増えていくのも楽しい。タロットが読めるようになった
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ハンドメイドアクセサリーのWebショップを立ち上げた
自分が作った作品をみんなに見てもらえるのではないかと思って楽しかった。
次はどんな作品を作ろうかと考えるのも楽しかった。人が笑顔になってくれると嬉しい。
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ハンドメイド系の講座を受け始めた
ずっと興味のあったことで、自宅でできることなのでこれを仕事にしようと思って始めた。
作品を作っている時は常に楽しかった。ものづくりが好きなこと
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成人式の前撮りをした
綺麗な振袖とドレスを着て写真を撮ってもらったのはとても楽しかった!
自分が主役になった気がして楽しかった。
その時作ったアルバムは、今でも宝物。
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20
成人した
引きこもりのまま成人を迎えるとは思わなかった。
引きこもりであること
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20
父の新しく作った家庭に子供ができた
父が私を捨てたことは許せないけど、小さな兄弟ができたことは嬉しかった。
親子ほども歳の離れた兄弟ができたが、私はその子にとって全く誇れる人間じゃない。
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19
パニック障害と診断され、その後そとにでられなくなり引きこもり
人生これから楽しくやっていこうと思っていたのに、突然外に出られなくなり、ご飯も喉を通らなくなり、まともな生活が送れなくなった。
無理が祟ってこんなことになってしまったと思った。現在進行形で引きこもり。
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18
一年かけて準備していたオーディションに落ちた
今までずっと褒められてきたり、自分でも得意だと思っていたことで挑んだとても大きなオーディションに落ちたことで
なぜそれを好きだったのか、なぜそれのために一年もかけて練習してきたのか、自分はなぜこの世にいるのか
全てがわからなくなってしまったパニック障害のきっかけ
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18
紆余曲折ありながらも高校卒業
苦しくて仕方なかった高校3年間。
ようやくこの地獄から解放されて自由な世界に出ていけるのだと思うと嬉しかった。なんとか卒業できたことは、数少ない自分で自分を褒められること。
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父の再婚
捨てられたと思った。
離婚して離れ離れで暮らしていたけれど、それでも家族だと思っていたのに、新しい家族をつくることを選んだ父に「お前はもういらない」と言われたような気がした。
離婚の原因を作ったのは父なのに、なぜ私たちを捨てるようなことができるのか理解できなかった。父親にすら捨てられた自分を大切に思ってくれる人なんていないのではないかと思った。
今も思っている。
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14
ミュージカルに出演した
人前で歌ったり踊ったりするのが楽しくて、毎回お客さんに最高のパフォーマンスを見て欲しかった。
練習もとっても楽しくて、学校に行くのが億劫になったほど。歌・ダンスが好きで、自己表現を楽しいと思うこと。
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14
親の仕事の関係で、当時の推しに会えた
今までずっと雑誌やラジオを見聞きするだけだったのに、直接話すことができてとても嬉しかった
何を言われたか、どんな靴で行ったか、そういう細かいところを映像として覚えている
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13
祖母、母、いとこ、私の4人でイギリスへ行った
2度目があるなんて思っていなかったので、とても嬉しかった。
特に祖母と遠くへ出かけることがなかったので、新鮮だった。今度は私が祖母を楽しいところへ連れて行ってあげたいと思っているきっかけ
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13
習っていたバレエでコンクールに出た
薄々わかってはいたが、自分の実力では何の賞にもひっかからなかった。
頑張ってきたことが報われなくて悲しかったけど、周囲に友達や親がいたので泣けなかった。人前で泣けないところ。
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12
学芸会で主役をやった
その劇以降、違う学年の見ず知らずの子たちが廊下ですれ違う私を見て、役名で声をかけてくれた。
演技を褒めてもらえたのが嬉しかった。人にチヤホヤされるのは嬉しい。
自分の居場所がある気がする。
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12
両親の離婚
母と住むことになったけど父に会えなくなるわけではないし、ギクシャクした家庭内から解放されると思うと肩の荷が降りた感じがした。
でも、家族3人で暮らせなくなるということは不思議な感じだった。家族ですら離れ離れになるということを体験した。
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11
母とイギリス旅行へ行った
初めての海外、初めての飛行機、全てのことにワクワクした。
少しでも向こうの人とコミュニケーションがとれるととても嬉しかった。死ぬまでにあと一回は必ず行きたいところ
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※ プライバシー保護のため、ご質問の一部を編集部で変更している場合がございます。
「10年も引きこもっていて、この先社会復帰できる自信がありません。」への回答
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つばき さん、ご相談をよせてくださりありがとうございます。臨床心理士・公認心理師の小野寺です。
「どこに助けを求めていいか分からず、こちらに投稿させていただきました」とのこと、まずお礼を言わせてください。ありがとうございます。
せっかくこうしてご相談くださったので、何か つばき さんが「投稿してよかった」と思っていただけるようなことがあればと思い、私なりに考えさせていただきました。
つばき さんが記載された投稿の中で、私が特に気になったのは「先日ふと、自分の居場所がないことに気がつきました」との記述です。「引きこもり10年目」とのことでしたので、「どうしてこのタイミングでの相談だったのか?」が気になったのです。
もちろん「10年目との節目だから」との理由もあるかと思います。しかし、それだけではないように思うのです。
なぜなら、10年以上ひきこもり生活をし、誰にも相談できない方も現実にはおられるからです。「10年目の節目だから」だけが理由なら、そのような方はいないはずです。
私が思うに、 つばき さんが着実に今の自分を変えようと努力なさったことが芽吹いてきたのが今だったのではないでしょうか。
ハンドメイド系の講座を受けた、Webショップを立ち上げた、タロット占いを学び始めた、海外のお店を使ってネットショッピングができた。
なかなかできることではないです。このような継続が「自分の居場所がないこと」への気づきにつながったのではないかと思うのです。
もちろん、この気づきは つばき さんに不安を強くもたらしました(90%)。しかし、不安は「自分らしく安心できる環境に身を置く必要がある」とのサインでもあります。つまり変化の準備が整ってきたサインとも言えるわけです。準備がもう90%整っているのですね。
せっかく心の準備が整ったのですから、その気持ちを具体的な行動に移せると、なお素晴らしいと思います。
どんな行動からならスタートできそうでしょうか? つばき さんが