「今まで仲良くしていた同僚を怒らせてしまい、無視されている」の相談内容詳細
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いまストレスを感じている「出来事」を事実ベースで抜き出してみてね。
「いつ・どこで・誰が・何を」を意識するのがコツだよ。
- 今週頭に仕事のリーダーさんにミスをした時に私がちゃんと謝っていないと他の同僚が言っていると注意された。最後まで顔が笑っていたから態度が悪いと取られた。
そう言っていたという同僚に翌日朝に謝ったらそう言われた。その後その同僚とは他の人には談笑するのに、私には仕事のことと挨拶以外では話しかけてもらえない状態が続いている。 - 「1」についての「感情」を%で表現してみてね。合計で100%にならなくても大丈夫。直感で書いてみよう。
- それまで仲良くしていた同僚に嫌われてしまったという悲しみ50% 自分の態度も悪かったと思う罪悪感20% 今後やって行けるのかという不安20% みんなが知っている恥ずかしさ20%
- 「1」について浮かんでいる「考え」を教えてね。
- 今の職場ではプライベートでも仲良くするような友達がいない寂しさ。 女性が多い職場なのですぐに噂話が広がる怖さがある。トラブルがあるとすぐ首を突っ込んでくる他の同僚に腹が立つ。謝るときに自分は場を持たせるために笑ってしまう癖があるので、ヘラヘラしていると取られるんだなと思った。話すのが上手でないので人がたくさんいる場所だと特に言葉が出てこない。仕事自体は自分に合っていると思う。班4〜5人で仕事を分け合ってやっていくやり方なので班の同僚とうまくやっていくのが難しく感じる。同じ班のサブリーダーともあまり関係が良くなかったので、今回でさらに関係が良くない人が増えた。長く働いていて古株になるので他の人に対して配慮が足りなかった。仕事が暇になると同じ班の人と談笑するので、その時輪に入れてもらえない感じがする。5年ほど同じ仕事をしているので、自分一人でできるような別の仕事もしてみたい気持ちもある。
- いろんな視点から捉えるために、上記の回答の「別の可能性」を考えてみよう。
- 同僚は今は怒っているが時間が経てば、少し和らぐかも・・・。忙しい時期なので余計にピリピリしていたのかも。周りの人も口には出さないが心配してくれる人はいるのかも? 私が退職したり異動になれば残念に思ってくれる人も少しはいるかもしれない。
- いま専門家に聞いてみたいことは?
- 自分の言動が悪く取られた場合や激しく怒っている人にはどう対処したらいいでしょうか? あまり関係性ができていない人に謝罪するのが難しく感じるのでどう対処したら状況が良くなるでしょうか?
- 年齢、性別、職業
- 54歳、女性、パート主婦
- 既往歴
- --- 未回答 ---
- 悩みの内容の自由記述
- 職場のリーダーには退職や異動をしたいと話をしてみました。リーダーさんは謝罪自体は終わっているから、もう少し様子を見たらどうかと言われています。
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優しくて話を聞いてくれる今の夫と結婚した
10年間一人暮らしをしていて寂しく、結婚できるか不安だったので良い人と結婚できてよかった。
今も夫とは良い関係を持てていると思うので心の支えになっている
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交換日記を学校の友達4〜5人としていたが、私以外の皆がしめし合わせて私の嫌なところや文句を書いてきて、ノートに折り癖がついていたのを、私がノートを破ったせいだと決めつけられた。(破っていない)
交換日記をするのが嫌なら直接言ってくれたらいいのに。
仲間はずれにされて悲しい知り合いや友達も知らないところで悪口を言ったりしているのではと疑う気持ちが少しあるかも・・・。
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「今まで仲良くしていた同僚を怒らせてしまい、無視されている」への回答
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ポコ さん、ご相談を寄せていただきありがとうございます。精神保健福祉士の中浦です。
仕事の多くは同僚と連携しながらチームワークで行うことが多いので、怒りや疑いなどで関係が不安定になると、仕事もしにくくなるし、気持ちも落ち着かないですよね。
ポコ さんの現状は、「謝罪したのに関係が改善されない」ので、 ポコ さんとしては「もうどうしたらいいの」というのが本音かなと読み取らせていただきました。そして、コミュニケーションや取るべき行動に、いくつかの誤解がある可能性があり、そこが事態を改善するポイントかなと感じました。
ここでは、その誤解を整理するために、「謝罪が機能するとき」と「築きたい関係性」の2つに分けて話をしていきたいと思います。
まず、謝罪が機能するには何が必要かを考えてみましょう。結論からいえば、「相手の思いを知る」、「自分の気持ちを伝える」、そして「時間」が必要になります。
ひとつずつ説明しますね。謝罪は相手に「伝わる」か「伝わらないか」で語られることが多いと思います。「相手に伝わらなきゃ意味ないよ」とか「相手に伝わるまで謝ることが大事」なんて聞いたりしますよね。
もちろん伝えることは大事ですが、謝罪とはいえ、それだけでは一方的に自分の気持ちを伝え、相手がそれを受け止める視点だけになってしまうので、ここで大きな誤解が生まれてしまいます。
つまり、謝罪が必要な場面では、相手が何に「疑問や怒り」を持っているかを知ることが、誤解を生まないために大切ということです。そして、それに対して、自分に非があると思えば謝り、そう思えないのであれば自分の意見を伝えるのが重要です。
これが、「相手の思いを知る」のが謝罪で必要になる理由です。
次に、「自分の気持ちを伝えること」を考えてみます。謝罪が必要な場面では、誰かから間違いを指摘されたり、態度を責められたりすることが多いと思います。このような状況は、自分の精神的な安全が脅かされている状況と言えます。そして、どんな人でも安全を感じない状況は早く回避したいと感じるものです。ここで大きな誤解が生まれる可能性が生じます。
つまり、謝罪しなければいけない不快な状況を回避するために、とりあえず謝り、早く元の状態に戻そうとしてしまうことで、せっかく謝罪の言葉を伝えても、それこそ相手の思いを無視したものになってしまいます。
さらに悪いのは、