大切なパートナーと別れました。吹っ切れる方法があれば知りたいです

2023.01.24 Tue

「大切なパートナーと別れました。吹っ切れる方法があれば知りたいです」の相談内容詳細

相談者
相談者 紫乃
いまストレスを感じている「出来事」を事実ベースで抜き出してみてね。
「いつ・どこで・誰が・何を」を意識するのがコツだよ。
・長年付き合っていた同性のパートナーと別れた。
・約1年半にわたり浮気されていた
・自分に対して好きな気持ちはあるけど、恋人への好きかどうかがわからなくなったらしい
「1」についての「感情」を%で表現してみてね。合計で100%にならなくても大丈夫。直感で書いてみよう。
悲しみ90%、不安80%、怒り40%
「1」について浮かんでいる「考え」を教えてね。
ずっと浮気には気づいていて、でもパートナーとの関係性が終わるのが怖くて言い出せなかった。
別れ話をされて悲しくて涙が出るけど、ずっと悩んでいたことが一区切りついて少しだけ安心している自分もいる。
これから自由なんだとほんの少しだけ思う自分もいる反面、まだ自分はパートナーのことが大好きで心から愛しているので、今までのように恋人という立場で物事をシェアしたり、話したりできなくなるんだなと思うと悲しすぎて、大袈裟かもしれないけど生きていける気がしない。
幸せだった頃に戻りたい。
同性同士で付き合っていることを周りには話しておらず、誰にも知られないままパートナーとの長い付き合いが終わり、この関係性が嘘、幻だったように感じてしまって心が張り裂けそうになる。
いろんな視点から捉えるために、上記の回答の「別の可能性」を考えてみよう。
自分の生きたいように好きに生きれるようになるかもしれない。
もっと良い関係を築ける恋人と出会えるかもしれない。
いま専門家に聞いてみたいことは?
パートナーとの別れは2回目で、まさか再び別れることになるとは思っていなかったので悲しみと不安に押しつぶされそうです。
自分の好きな気持ちが届かない悲しさと焦り、もどかしさはどうしたらいいでしょうか?

現在同棲のような感じで一緒に住んでいるので、別れていても毎日顔を合わせることになります。
引越しできるのはまだ先になりそうなので、顔を合わせつつも吹っ切れる方法があれば知りたいです。

パートナーができる前は1人でも寂しくなかったのに、パートナーと出会い付き合って、一緒に人生を歩むようになってからは1人が寂しくなり、自分が弱くなったような気がしています。
年齢、性別、職業
28歳、男性
既往歴
--- 未回答 ---
悩みの内容の自由記述
誰にも付き合っていることを話していなかったので、自分たちの関係性が全部嘘だったような気がして怖いです。確かに2人の中に愛はありましたが、別れを告げられたことで全部なかったことになった気がしてしまいます。
きっと時間薬で立ち直れるんだろうなとも思いますが、今がとても辛くて苦しいです。
浮気への怒りもありましたが、今はただただパートナーと一緒に生きていけなくなることが本当に辛いし、第三者から見ると大袈裟と思われるでしょうが生きていく意味はあるのかと思ってしまいます。
相談者 紫乃 さんの自分史

自分史はまだありません。

※ プライバシー保護のため、ご質問の一部を編集部で変更している場合がございます。

「大切なパートナーと別れました。吹っ切れる方法があれば知りたいです」への回答

  • 回答したカウンセラー

    小野寺 リヒト

    臨床心理士/公認心理師 小野寺 リヒト

    紫乃 さん、ご相談をよせてくださりありがとうございます。臨床心理士・公認心理師の小野寺です。

    まず初めに共有させていただきたいことがあります。 紫乃 さんは2023年1月現在、計4つのご相談をお寄せくださっていますね。そのうち最初にくださったご相談と4つ目のご相談が関係しておられます。そこでこの回答は、4つ目のご相談をメインに取り上げつつ、必要に応じて1つ目のご相談の内容にも触れていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

    さて、今 紫乃 さんがつらい思いをなさっている理由は、長年付き合っていた同性のパートナーとお別れになってしまったことにあるのですね。そのことでどうやって1人で生きていけばいいのかわからず、途方に暮れておられるのだと思います。

    自分史も拝見しましたが、パートナーの方とは人生の3分の1近くを共に過ごした間柄なのですね。そんな方とのお別れとあっては、その悲しみは表現のしようがないほどであると思います。

    それなのに、(ご相談くださった12月の時点では)まだ一緒に暮らしているために毎日顔を合わせることになってしまっている状況とのこと。そんな状況であれば、きっと胸が張り裂けるほどの痛い思いをなさっていることでしょうね。

    【聞いてみたいこと】に「顔を合わせつつも吹っ切れる方法があれば知りたいです」と書いてくださいましたが、このように書きたくなるほど毎日がつらいのだと思います。そのつらさが一刻も早く消えてなくなるような方法があればいいのですが…。残念ながら私には思いつきません。期待に応えられないことを心苦しく思います。それくらい、毎日顔を合わせることは心の踏ん切りをつけるのを難しくさせるのです。

    しかし、「今一人でいることを寂しいと感じたとしても、そのことは 紫乃 さんが弱くなったことを意味しない」ということは断言させていただきます。

    大切な人はいわば自分の片割れのような存在です。愛していればいるほど、その相手を、自分の片割れを思う気持ちは強くなります。そんな人がある日を境にいなくなるのです。それは言葉通り、胸にぽっかりと穴が開くような寂しさを感じる体験になるはずです。この胸の穴の大きさは、相手のことを思っていた強さに比例して大きくなります。

    もし 紫乃 さんの胸に空いた穴が大きいのであれば、それはパートナーのことを「強く」愛していたからです。寂しい気持ちの大きさは、 紫乃 さんの強さそのものなのではないでしょうか。

    そんな強い思いを持てる強い 紫乃 さんだからこそ、「自分たちの関係性が全部嘘だった」かのようになってしまうことがとても怖いんですよね。それだけ強く、二人の関係を 紫乃 さんは拠り所にしていたのでしょう。

    この点に関しては「初めから付き合っていることをオープンにしていたら、こんなことにはならなかったんじゃないかなと後悔があります」とのことなんですね。

    オープンにすることをためらった 紫乃 さんにもお考えがあってのことだったと思います。それに、オープンにしない決断をしたときには、まさかこんな結末になるだなんて思ってもいなかったですもんね。ですから後悔は残りますが仕方がなかったのだと思います。

    ただ、お辛いでしょうが「生きていく意味はあるのか」と人生に迷いが生じている 紫乃 さんにとって、この点を考えることは非常に大事な側面であるようにも感じるのです。オープンにすること、しないことの是非です。

    先述のように、オープンにしなかったことには 紫乃 さんのお考えがあってのことだし、その選択自体が間違いであったなんてことは一切ありません。

    しかしその一方、好きな者同士が付き合うことに、誰の許可をとる必要はないことも事実です。男性が女性と付き合うのはもちろん、男性が男性と付き合ってもいいし、女性が女性と付き合うことに何も問題はないのです。

    パートナーとのお付き合いをオープンにしなかったことに対して「後悔があります」とのことですので一つ私の感想を述べることをお許しください。私は 紫乃 さんのご相談を拝見して以下のように思いました。

    「せっかく 紫乃 さんは愛する人に対して強い気持ちを向けられる方なのだから、そんな強さを『同性同士で付き合っていることを差別的な目で見てくる人たち』に向けるのではなく、パートナーに向けて『どうしてオープンにしたいのか』をお互いが納得するまで話し合うことに使うこともできたかも」

    決してパートナーの肩を持つわけではありませんが、「付き合っていることを周りに言いたいと言っていた」パートナーにとって、二人の関係を周囲に言えないことはある種のしんどさがあったのかもしれません。仮に「恋人いるの?」と聞かれても「いない」と答えなければならなかったわけですから。それはきっと彼の心に「嘘をついている」との罪悪感を抱かせた可能性もあるのです。

    紫乃 さんが何度浮気について問いただしてもそのたびにパートナーが嘘をついていたのは、そのときにはもうすっかり「嘘をつきなれていたから」かもしれません。

    もちろん、これはあくまでも可能性の一つでまったく私の見当違いかもしれません。単純に、パートナーは保身のために嘘をついていただけということも考えられます。

    しかし、パートナーもまた 紫乃 さんのことを愛していたのなら、「付き合っていることを周りに言いたいのに言えない」ことはつらかっただろうし、そのつらさを感じていた可能性があることから目を背けるべきではないと思うのです。

    どうして「目を背けるべきではない」のかというと、今回 紫乃 さんは大きな傷を負ったのだから、その中から何か一つでも得るもの・学ぶものがないと、より一層心の整理をつけるのが難しくなるかもしれないからです。「何も得るものがなく、ただ失っただけ」と感じると、絶望しか残らないですよね。

    得るものや学びはときとして傷つきとともにやってきますが、そういった類の収穫物はきっと人生により一層の色どりを与えてくれるものになると思います。

    ここに書いたことを心の底から「確かに」と思えるには、まだまだ時間はかかるかもしれません。胸に空いた大きな穴の直径が大きければ大きいほど、回復に時間がかかるのは当然です。

    しかし、傷つきの中で得たもの・学んだものは決して無駄にはなりません。無駄にならないものをちゃんと無駄にしないように生きる。それが 紫乃 さんの「生きていく意味」になり得るかもしれません。

    今回この回答が公開されることは、 紫乃 さんとパートナーとの関係が嘘ではなく真実であったことの一つの証明になります。なによりも 紫乃 さんが生き続けることが、嘘にしないためには不可欠です。それも「生きる意味」だと思います。

    私は 紫乃 さんに生きていて欲しいと思っています。この回答が、少しでも 紫乃 さんに「生きる意味」に気づくきっかけになっていれば幸いです。

    最後までお読みいただきありがとうございました。

これを読んだきみにはこれも読んでほしいな

おすすめコンテンツ
みんなの心が楽になる情報と出会えますように。