私たち夫婦がいわゆるセックスレスのようですが、夫婦として何か欠陥があるのでしょうか

2022.11.18 Fri

「私たち夫婦がいわゆるセックスレスのようですが、夫婦として何か欠陥があるのでしょうか」の相談内容詳細

相談者
相談者 ちくわぶ
いまストレスを感じている「出来事」を事実ベースで抜き出してみてね。
「いつ・どこで・誰が・何を」を意識するのがコツだよ。
夫とセックスレス気味である。
2~3か月に1回するかしないかのペースであり、周りの友人(夫婦・恋人のいる子)から心配されている。
セックスする際に前戯はないため、そのことも友人から「おかしい」といわれる。
「1」についての「感情」を%で表現してみてね。合計で100%にならなくても大丈夫。直感で書いてみよう。
不安80%、何を基準にセックスレス(=問題だ)と判断すべきかわからない50%、夫婦仲もよく話し合いもできているから問題ない気持ち50%
「1」について浮かんでいる「考え」を教えてね。
女性としての魅力が自身に足りていないのかという不安がある。
以前セックスが少ないことを夫と話し合った際に、夫自身で課題(軽度のED・そもそも性欲がそこまでない)を抱えていたことを打ち明けてくれたので、本人の中で課題解決に向き合っている姿勢を尊重したいので焦らせたくない。
夫婦同士で必ずセックスが必要なのかがよくわからない、なくてもよいと思う自分もいる。
セックス以外で愛情を表現してもらっているから特に問題ないのでは?と思う自分もいる。
世間的にセックスレスと言われているものと、自分たち夫婦とで全く同じ事情を抱えているわけではないのではと思う。
セックスが特に楽しいと感じることがない。
セックスしたいと感じた時に、気持ちを伝えて断られることはないから特に問題ないのではと思う。
セックスする際に自分から求めることが大半なので、相手から求められない寂しさはある。
いろんな視点から捉えるために、上記の回答の「別の可能性」を考えてみよう。
夫婦でセックスを楽しめるものと考えられたら、今のモヤモヤは生まれないのかもしれない。
自分自身に自信を持つことができればそもそもレスだとしても不安は感じないのかもしれない。
いま専門家に聞いてみたいことは?
セックスレスとはどういうものなのか。
ただセックスしない期間が長いことだけをいうのか、セックスがないことで夫婦関係として何か欠陥があるのか。
世間的な定義や周りからセックスレスといわれることで焦っている反面、夫婦でのセックスにそこまで必要性を感じきっていない自分はおかしいのか。
年齢、性別、職業
29歳、女性、会社員
既往歴
仕事が辛く、2年ほど前に「抑うつ状態」となり半年ほど休職していましたが、現在は復職しています。
悩みの内容の自由記述
夫婦によっていろいろな関係性があることはわかっているつもりですが、自分たちがマイノリティだと感じることで何か間違っているのではないかと不安に思います。言葉でコミュニケーションは取れていますし、ハグや軽いキスでのコミュニケーションも取れており、夫婦関係上での不満は正直ほとんどありません。その上でセックスがどれほど必要なものなのか、ご意見をいただけますと幸いです。
相談者 ちくわぶ さんの自分史
  • 30歳まで

    • 29

      入籍

      法的に夫婦として認められたことがとても嬉しかった。大切な人と長く一緒にいられることが楽しみ。

      日常生活を送る中で不安に感じる時も、乗り越える力になっている。

    • 28

      大切な人と婚約した

      自分に結婚を約束できる人ができたんだ、大切な人と家族になれるんだ、という喜び。

      大切な人のことをこれからも支えていきたいと思っていること。

    • 25

      相手本位な当時の恋人に振り回されて疲れていた。

      自分のことを大切にしてくれていないと感じ、悲しみが募っていた。大切にしてくれていないけど無理な要求に従っている自分もいて情けなかった。

      自分のことを大切にしてくれていないと感じると友人・恋人問わずモヤモヤ、イライラしてしまう。

    • 24

      転勤で東京にきた

      もともと住んでいた場所から大きく離れることが初めてだったので、もちろん不安もあったが、憧れの気持ちもあった東京に住めることにワクワクもあった。

      生涯の伴侶と出会うきっかけとなった。今もっている自分の生き方についての考え方が大きく変わったきっかけとなった。

    • 23

      就職し、自分でお金を稼いで自分の好きなものを買える生活が楽しい

      仕事はつらいこともあったが、私生活での自分がとても自由に感じられた。

      自分がやりたいことを大切にしようと思う気持ちを持つこと。

    • 21

      部活動が厳しくて辞めたかったが、辞めることで周りに友だちがいなくなる気がして辞められなかった

      部活をやりに大学へ進学したわけではないのに、部活で能力が低い自分は部活以外の時間(筋トレや自主トレなど)で頑張りを見せないとダメだと思われて悔しかった、何のために今がんばらなきゃならないのかわからなかった

      もう少し大学で勉強に時間を費やしたかったな、大学での授業の知識をもっと持っていたかったなと後悔してしまうことがある

  • 20歳まで

    • 18

      恋人との時間が増えて、友だちとの時間が減っていった

      恋人といると一番楽で楽しいと感じる反面、周りは彼氏がいても友だちとも楽しんでいるのが羨ましかった。

      恋人(夫)との時間を優先する自分が後ろめたく感じることがある。

    • 17

      何かを決めるときに意見を出さない(〇〇ちゃんがこうしたいならそれでいいよ)という自分のスタンスに苛立たれてしまった。

      自分は本当にどれでもよくて、相手に合わせることが良かれと思っていただけに、友人との価値観の違いに驚いたり戸惑ってしまった。焦りもあった。

      数人で意見を出し合うときに、何も意見を出せないと焦ってしまう。若干他人にも「どうして意見を出してくれないんだ」と苛立ってしまうこともある。

    • 15

      生きることに疲れてしまい、最大の過ちを犯してしまった。

      当時、友人関係に悩んでおり、嫉妬する自分が情けなくて受け入れられず悔しさや悲しさ、虚しさ、こんな自分は嫌だ、自分は心が汚いという気持ちがたくさん溜まっていた。

      当時は数ヶ月歩けなくなり、足の筋力が落ちてしまったことが今運動が苦手なことに関係してそう。

    • 14

      初めて恋人ができたが、恋人と仲の良い友人(女性)との絡みを見ていて辛い気持ちになった

      私と付き合ってるのに、教室で全然話しかけてくれない。でも別の女の子とは普通に話したりできるのはどうしてなんだろう。

      付き合い始めは嫉妬深い面がある。面識のない恋人の女友だちという存在が苦手(不安になる)

    • 13

      公立でない学校に進学し、勉強の難易度が急に高くなってしまった。

      小学校までは自分がほとんど学年トップだったが、中学校では周りに成績優秀者がたくさんいて焦っていた。勉強が分からなくて困った。

      勉強することにあまり良いイメージがない。

  • 10歳まで

    • 10

      学校での成績が良く親に褒められていた

      テストで良い点をとったり、成績表が最高評価だったことなどでよく親に褒められて嬉しかった。

      他人に褒められることをしたい、他人を喜ばせたいと思って行動すること。

    • 6

      親に〇〇ちゃん(友人)は偉いね、と比較されるようなことを言われた

      ただ単純に悲しかった。どうすればよいかわからなかった。

      他人と比べられることがとても嫌い。なのに自分の中で他人のすごいところと自分を比べてしまう。

    • 5

      幼稚園の友人が自分と何でも一緒でないと機嫌が悪くなってしまうので困惑していた

      幼稚園で同性の友人が自分のことを気に入ってくれており、何をするにもそばにいた。仲良くいてくれることは嬉しかったが、その子の気に入らない行動をとってしまうととても怒られたので面倒だな、困ったなと感じていた。

      他人の意見が正しい、相手の求めることをしないとダメだと思ってしまうこと。

※ プライバシー保護のため、ご質問の一部を編集部で変更している場合がございます。

「私たち夫婦がいわゆるセックスレスのようですが、夫婦として何か欠陥があるのでしょうか」への回答

  • 回答したカウンセラー

    浅井 音楽

    臨床心理士 / 公認心理師 浅井 音楽

    ちくわぶ さん、こんにちは。臨床心理士の浅井です。友人に心配されたり「おかしい」と言われるとどうしても不安になりますよね。今回は ちくわぶ さんの不安を和らげる方法を一緒に考えていきたいと思います。

    まず最初に ちくわぶ さんご夫婦がセックスレスなのかという問いについてですが、相談内容を拝見した限りではいわゆる「セックスレス」ではないように思えます。

    まず最初に「セックスレス」の意味を整理しておきます。セックスレスについては明確な定義がありませんが、一般的な解釈としては「パートナー関係の中で、どちらかが望んでいるにもかかわらず特別な理由がなく長期間性交渉がない状態」といったところでしょうか。離婚裁判など法律的には、1年以上その状態が続いていることが一つの目安になるそうです。

    その点に照らし合わせると、 ちくわぶ さんたちはセックスレスではなさそうです。どちらかが一方的に拒否されているというわけでもないですし、二人の間で深刻な不和が生じているというわけでもありません。むしろ相談の文面からは ちくわぶ さんたちが互いを尊重し健康な関係を築いているように思えます。

    結論から言うと、セックスの頻度が少ないことはなんの問題でもありません。 ちくわぶ さんは「夫婦として欠陥があるのではないか」と悩まれていますが、私はそう思いません。「セックス以外で愛情を表現してもらっているから特に問題ない」と書かれていることからも、むしろ ちくわぶ さんたちの関係はとても成熟した関係のように思えます。

    ですが「 ちくわぶ さんたちの関係はなにも問題ないよ、オールオッケー!」と言われても肩透かし感があると思うので、 ちくわぶ さんの感じる苦しさについてもう少し踏み込んで考えてみたいと思います。

    ヒントになりそうなのは ちくわぶ さんが「聞いてみたいこと」の最後に書いてくださった「自分はおかしいのか」という箇所です。この箇所をはじめ、自分史や悩み相談の本文のあちらこちらから、 ちくわぶ さんを苦しめるものの正体が見え隠れしているように感じました。

    それは、ある種の規範意識です。これは「正しく見られたいという気持ち」と言い換えてもいいかもしれません。 ちくわぶ さんは夫婦関係そのものに悩んでいるというよりも「夫婦関係に欠陥があるのではないか」「自分はおかしいのか」と「自分は周囲から見て変ではないか」という部分に不安を感じているように思えました。

    ちくわぶ さんは自分史の冒頭で「他人の意見が正しいと感じる」「相手の求めることをしないとダメだと思ってしまう」と書いています。そこから先の自分史でも「褒められることをしたい」「法的に夫婦として認められたことがとても嬉しかった」など「自分が他人(社会)にどう思われるか」を重視する傾向があるようです。

    この指摘に ちくわぶ さんを責める意図はありません。むしろ自分の行動や言動が他者からどう見えるかを考えるのは ちくわぶ さんの長所でもあります。 ちくわぶ さんはその長所を活かし、ときに生存戦略として使いながらこれまで生きてこられたのだと推測します。

    ですが今、大切な人との特別な関係について思いを巡らせる中でこれまで培ってきたその生存戦略が少し悪さをしているようです。 ちくわぶ さんは夫婦関係について「不満は正直ほとんどない」「問題ない」と思っているにもかかわらず友人の「おかしい」という言葉に不安や焦りを感じるなど、どっちつかずな感情に翻弄されているようです。

    では、 ちくわぶ さんの苦しさを和らげるにはどうすればいいのでしょうか。実はそのヒントもすでに、 ちくわぶ さん自身が書いてくださっています。「自分自身に自信を持つことができればそもそもレスだとしても不安は感じないのかも」という部分がそうです。

    とはいえ、ありがちな自己啓発書のように「他人の考えなんて気にするな」「自分に自信を持て」なんて言われても困りますよね。それが難しいから困ってるんだよって話です。

    ちくわぶ さんの苦しさを和らげるには「正しく見られたい気持ち」をうまくコントロールしていく必要があります。人間は社会の中で生きていく社会的動物ですから、社会の中で正しいとされることを認識し、それに沿おうとする ちくわぶ さんの考え方は適応的です。ですが今はその考え方が少し過剰になってしまっているようです。

    仕事やフォーマルな関係の中で重視するべき「正しい」振る舞いへの規範意識が、パートナーとの親密な関係の中にも入り込んで「自分たちはおかしいんじゃないか」という不安を引き起こしているというのが、 ちくわぶ さんの苦しさの中核だと思います。

    これを和らげるには ちくわぶ さんが既に書いているとおり「自分自身に自信を持つ」ことが大切です。そのためのテクニックをひとつ紹介します。

    それは「思考の入り口と出口に『私は◯◯と思っている』と付け加える」ことです。これだけだとよくわからないと思うので説明します。

    例として、パートナーとのセックスレスについて友人に「おかしい」と言われた場合を元に考えます。 ちくわぶ さんからいただいた情報を元に、今は以下のようなプロセスで不安が誘発されていると仮定します。

    ①:友人に「おかしい」と言われる。
    ②:「正常な夫婦関係」と比べて「自分たちは異常」な気がしてくる。
    ③:「自分たちは異常」という結論を補強する「求められないのは性的魅力が足りないから?」などの根拠の薄い不安が湧いてくる。
    ④:本当は夫婦で話し合い、尊重できているにもかかわらず不安が増大する。

    このプロセスでは悩み相談の中に見え隠れする ちくわぶ さんの主体的な意見が取り入れられておらず、もったいないです。

    そこで、考え事をしたり思い悩んだ際には、その入り口と出口に『私は◯◯と思っている』と付け加えてみてください。こんな感じです。

    【入り口】私は、セックスの回数が少ないことをそれほど問題視していない。話し合いができていて、お互いを尊重できていると思っている。

    ①:友人に「おかしい」と言われる。
    ②:「正常な夫婦関係」に比べると、回数は少ないかもしれないが、問題には感じない。
    ③:友人も友人の中にある「正常な夫婦関係」のイメージを元に考え、自分を心配しているだけ。
    ④:セックスレス自体は問題ではなく、それに伴うコミュニケーション不足や仲違いが問題。自分たち夫婦は単にセックスの回数が少ないだけで、それ以上でも以下でもない。

    【出口】よって友人の心配は杞憂である。私は、私たちの夫婦関係は良好だと思っている。

    少し堅い書き方になってしまいましたが、こんな感じです。このように「私は◯◯と思っている」と自分の考えをまとめるフェイズで挟みこむことで、主体的に自分の考えを整理でき、他の価値観に振り回されにくい自信が育まれていきます。

    自信は、成績の良さや周囲に褒められることで身につくものではありません。そうした評価を基にしたハリボテの自信は、周囲の環境や他人の能力次第で簡単に覆ってしまいます。

    これについてもまた ちくわぶ さんの自分史の中で触れられています。「​小学校までは自分がほとんど学年トップだったが、中学校では周りに成績優秀者がたくさんいて焦っていた。勉強が分からなくて困った」といった部分です。 ちくわぶ さんは既に、周囲の評価という揺らぎやすいものを地盤にすることの危うさをご存知のはずです。

    ハリボテでない自信は、自分の考えや気持ちに日々向き合い、それを尊重することで身についていきます。

    ちくわぶ さんは自分史の中で、就職して自分で稼いだお金で好きなものを買うことを通じ「自分がやりたいことを大切にしようと思う気持ち」を持てたと書いています。

    夫婦関係とはこの「自分を大切にする気持ち」の範囲をもう少し広げ「自分たちを大切にする気持ち」を尊重し、実現していくことです。その中で ちくわぶ さんがパートナーの性的な欲求を打ち明けられ、尊重できているのは素晴らしいことだと思います。

    さらに「セックス以外で愛情を表現してもらっているから特に問題ないのでは?」とセックスに限らない愛情表現の方法を認識し、実行し合えているということからも、 ちくわぶ さんたちがとても良い関係を築けていることがわかります。

    自分史の中でも「大切な人と長く一緒にいられることが楽しみ」と書いているように、長い時を一緒に、より素敵な形で過ごすにはセックス以外の愛情の表現方法をたくさん知っているほど有利です。

    単身赴任や病気、怪我など、身体の繋がりが絶たれるイベントはいくらでもあります。 ちくわぶ さんたちは既に、そうした事態への予防が出来ているんです。その意味で ちくわぶ さんたちの関係は、他の夫婦関係よりも一歩先を行っているとも言えます。

    友人の言葉や社会的な「正しさ」と比較して不安になってしまうことも多いと思います。ですがそのたびに、入り口と出口に「自分はこう思う」と自分の気持ちや考えを整理するフェイズを作ってみてください。

    そうするうちに、誰かに「おかしい」と言われても「私たちはお互い尊重できてるから大丈夫」と思えるようになるはずです。

    今回はご相談ありがとうございます。 ちくわぶ さんの苦しさが少しでも和らぎますように。

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