褒められるのが苦手な人の心理とは?知っておきたい上手い返し方5選

2021.11.19 Fri
シンくん

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シンくん

褒められるのが苦手な人の心理とは?知っておきたい上手い返し方5選

誰かに褒められたとき、素直に嬉しい人もいれば、困ったり嫌だなって思う人もいるよね。

褒められても、どうやって返したらいいかわからなかったり、きっと裏がある、どうせお世辞でしょ?と感じたり。

実は褒められることが苦手な理由や原因はたくさんあるんだ。多くの人に共通する心理や対処法を一緒に見ていこう。

当てはまりそうなものはあるかな?

褒められるのが苦手な心理とは?

褒められることを苦手に感じる背景には様々な心理が隠れているんだ。どんなところを、どんな風に苦手と感じているのかを見てみよう。

褒められるとダメになると考えているから

「褒められると伸びるタイプなんです!」っていう人もいる一方で、「褒められるとダメになっちゃうからやめて‥」と思う人もいるよね。

このタイプの人は、自己満足したことによって、努力できなくなってしまった経験があるのかも

『○○ちゃんってすごく勉強ができるんだ』『○○君は運動が得意なんだね』とか褒められる中で、「自分って賢いんだ!」「私は練習しなくてもできちゃうタイプなんだ」と思うよね。
そして、努力しなくても周りより上手くできたり、なんとなくこなせたりすると、「頑張らなくていっか」という考えに繋がるんじゃないかな。

でも年齢を重ねるごとに、今まで努力してきた人に抜かされたり、自分以上にできる人が増えてくるよね。そうなると、自分も頑張ろうと思うんだけど、したことがないから上手くできずに差が開いていく。「ああ、なんでもっと前から頑張らなかったんだろう!」という後悔もでてくるよね。

そんな経験をする中で、「褒めるのはやめて!」という気持ちに繋がる人もいるんだ。

褒められることに依存してしまうから

「褒められたいからもっと頑張らないと‥」と強く思いやすい人も、次第に褒められることが嫌になってしまうことがあるよ。

著書『嫌われる勇気』で有名なアドラー心理学の考えの中には『褒めてはいけない』という教えがあるんだ。「褒めることは、褒められることに依存した人間をつくってしまう」というのがアドラー心理学の中での考えなんだよ。

「褒められて嬉しかったからまた頑張ろう」という気持ちを持つことはもちろんいいことなんだけど、目的が”褒められること”になってしまうのは問題なんだ。なぜなら、自分がやりたいことを積極的にやったり、自分で考えて試行錯誤する力が失われてしまうこともあるからなんだよ。

実際、褒められたいから頑張っているのか、自分がやりたいから頑張っているのかわからなくなるときってあるよね。

「自分の本当にやりたいことってなんだったっけ‥」「本当は頑張りたいことがあるけど、評価されるのはこっち‥」と悩んでしまう人も多いと思う。だから、褒められることに重きをおいてしまう人も、褒められることが嫌になってしまいやすいんだ。

皆にファッションセンスを褒められすぎて、もう自分が本当はどんな服が好きだったかわからなくなりましたよ。

評価されている気持ちになるから

誰かから褒められたときに、「上から目線だな‥」「ジャッジされてるのかな‥」と感じることもあるよね。
評価されていると感じたら、「次もこうするべきなのかな」「前までは良くなかったっていうこと?」とか、色んな方向に考えることもあるんじゃないかな。

相手の発言の背景を考えるのは疲れちゃうよね。誰に何を言われたかを気にしやすい人、相手との関係性を深く考えやすい人も、褒められることに苦手意識を持ちやすいんだ。

HSPも関係あるの?

HSPとは「Highly Sensitive Person」の頭文字を取って作られた言葉で近年注目されている特性のひとつだね。「生まれつき非常に感受性が強く敏感な気質をもった人」という意味だよ。細かいところまで気がつき、そこから多くのことを感じやすい人ともいえるね。

HSPの特徴は、人の気分や感情に敏感で人の顔色を窺ってしまう、匂いや音などに敏感、環境の変化に左右されやすいなどがあるんだ。

褒められることについて敏感になりやすい人の中では、「私もHSP?」と思う人もいるかもしれないね。だけど、HSPと褒められることの苦手さとの直接的な関連は報告されていないんだ。

ただ、人前で褒められることは、繊細で自己肯定感が低い人ほど苦手だと感じやすいよね。繊細にいろんな情報をキャッチしやすい人は、褒められることへの苦手意識をもつこともあるみたいだよ。

インポスター症候群との関連

インポスター症候群」とは、自分の力で達成し、成功したにも関わらず、「この成功は偶然だから‥」などと受け取り、”自分は評価に値する人間ではない”と受け取りやすい傾向のことなんだ。社会の第一線で活躍する女性に多いといわれているよ。

インポスター症候群を抱える人は、成功することによってストレスが強まってしまい、本来感じるべき満足感を持てなくなってしまうようになる。そして、不安や自分に対する疑念、恐怖を感じやすくなるんだ。

自分の成功について周りから評価されるとプレッシャーに押しつぶされそうになったり、失敗も成功も怖くて仕方がなくなってしまう。次第に、「そんなに褒めないで」「自分のことをいい風に受け取らないで‥」と感じるようになるんだ。インポスター症候群に悩む人も、褒められることが苦手な人の一員なんだね。

私が勇者になれたのは偶然です。。。そんなに褒めないで。。。

今日から使える!褒められたときの返し方例

褒められたときはどんな返しが上手くいくんだろう。自分も相手も傷つかない方法を一緒に見ていこう。どんな場面で、どんな人から褒められるのが苦手か、イメージしながら考えてみてね。

とりあえずお礼をする

自信のないことを褒められると、逆にコンプレックスを思い出してしまうこともあって、素直に受け取りにくいときもあるよね。

ただ、そんなときに否定してしまうと相手から『せっかく褒めたのに‥』と思われたり、空気を気まずくなることもあると思う。

だからそういうときは「ありがとう」ととりあえず受け取ってしまった方がいいんだ。

そのあとに、「でも実はこういうところで悩んでて‥」と相談を続けると、相手の意見を否定せずに自分の本音を言えるよ。相手と意外な共通点が見つかったり、役に立つ情報がもらえたりとか、得することもあるかもしれないね。

相談するのはハードルが高いときは、「でももっとこういうところ頑張りたいんだ」と一言添えるのもいいかも。

相手へお礼を伝えるチャンスに変える

「ありがとう」とお礼を伝えたあとに、相手のターンにしてしまう方法もあるよ。

「こないだ教えてくれた○○やってみたからかも!」とか、「○○ちゃんがこう言ってくれたおかげだよ」とか。相手は『そんな何気ないことを覚えててくれたんだ』と思ってくれたり、よい方向に仲が深まるきっかけにもなるよ。

「すごく人のこと見てるよね」とか「よく気づいていただいて嬉しいです」とか、相手を褒めるチャンスに変えるのもひとつ。注目の矢印を自分から相手に上手く向けられると、話しやすくなるよね。

「~のおかげ」と言う

相手へお礼を伝えるのが難しい場合は「~のおかげ」と考えてみるんだ。容姿を褒められたときは、「最近行っている美容師さんのおかげかもしれないです」とか「スキンケアを変えてみたんだ」とか、自分以外の誰かやグッズのおかげにしてしまうんだ。

仕事で褒められたときは「〇〇さんが手伝ってくれたので」とか「この方法を知ってからうまくいきました」とか、間接的に感謝を伝えたり、役に立った方法を伝えることもテクニックのひとつだよ。

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正直な気持ちを言う

外見を褒められると特に返答を迷うことも多いよね。

初対面の人や、会う頻度が少ない人には、「初めて言われたからなんて言っていいかわかんない」とか、「褒められ慣れてないから照れるな」、「そう言ってもらえて嬉しい」と素直に伝えてしまうのもひとつ。そうすると意外と、『またまた~』とか『そうなんだ!』で終わることも多いし、相手の気分も悪くならないよ。

このときに、「いえ、コンプレックスなので‥」とか「やめてください」、「思ってないですよね」などネガティブに返すのはNG。相手が素直に思って言ってくれていた場合、相手の気持ちや考えを否定することになってしまうからだよ。

だからあくまでも、「褒められても困っちゃうな」で止めておくことが大切だよ。

謙虚に受け止める

取引先の人や上司など、ビジネスシーンで褒められた場合は、シンプルに「恐れ入ります」と返してみて

「そのように仰って頂き光栄です」、「私にはもったいない言葉ですが、大変うれしく思います」なども使えるよ。謙遜はしすぎない方が印象がいいことも多いんだ。

お褒めいただき光栄です。今後とも精進させていただきます

「褒められるのが怖い」の対処法

褒められるのが怖い、苦手と感じる人の特徴は様々。説明したことの中に当てはまることがある人もいれば、そうじゃない人もいるよね。ここでは、気持ちが楽になる対処法を考えていくよ。

なぜ怖いと感じるのかを理解する

まずは、どんな場面で怖いと感じるのか、どんな風に怖いのか、何が怖いのかを考えてみよう

「周りに人がいる場面では怖いと感じるけど、一対一の場面だと大丈夫」、「相手が笑っていない感じがするときに怖く感じる」、「見返りを求められている気がする」、「褒められた後にプレッシャーを感じる」など、苦手な理由は人それぞれ。

まずは、どんなときに自分が困りやすいのかを分析してみよう。自分のことが理解できると、事前に返答を準備したり、対策を練りやすいよね。

言葉の裏を読もうとしない

褒められたときに、「でも実はこう思ってるんでしょ?」、「そんなこと絶対思ってないはず」と心の中で疑ったり、否定したくなるときもあるよね。

でもそれって実は、自分が自分に対して思ってるコンプレックスかもしれないんだ。相手は本心で褒めていたり、いいところを見つけて褒めていることも多いかもしれないよ。

受け取った言葉はそのまま心に留めておいて、あとから「そんな見方もあるんだな」なんて思えたらちょっと楽になるかもね。

人のよいところを見つけて褒めてみる

先回りをして相手を褒めてみるのもひとつだよ。

「そうはいっても自分が褒められたら嫌だから‥」っていう気持ちもあるよね。ただ、自分に矢印が向く前に相手にフォーカスしてしまうと、意外と上手くいくことがあるんだ。

自分に対する注目を避けられるだけじゃなくて、相手の意外な一面に気づくことができたり、相手が喜んでくれたりして関係性がよくなるよ。それに、褒められたときの相手の反応を見て、上手い切り返しを学び取れるといいよね。

「こうやって返されると褒めた側も気持ちいいな」という反応や言葉を、心の教科書に書き貯めていくと、褒められたときの安心にも繋がるよ。

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まとめ

今は「褒め育て」や「褒めて伸ばす教育」が注目されているけど、少し前は厳しく育てることがよいこととされていたり、褒めるのが苦手な人も多かったんだ。

だから、褒められ慣れていなくて、戸惑ってしまったり、苦手意識をもつのは当然なんだ。もちろん、自分の性格を根本から変えようとしたり、無理に見つめなおす必要もないよ。

自分に合った対処法を身に着けて、今より少し楽になれたらいいよね。ここで話したことが少しでも役に立てたら嬉しいな。これからも色んなことを一緒に考えていこう。

最後まで読んでくれてありがとう。みんなのおかげで僕も頑張れてるよ

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