「謝り癖の治し方を知りたいです」の相談内容詳細
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いまストレスを感じている「出来事」を事実ベースで抜き出してみてね。
「いつ・どこで・誰が・何を」を意識するのがコツだよ。
- 実習先の先生から、謝り癖があることを指摘された。
そしてこのままでは職に就いたときに人とうまくやっていけないよと言われた。
でも謝るべきと思ったときに謝っているため、どうしたら良いかわからない。 - 「1」についての「感情」を%で表現してみてね。合計で100%にならなくても大丈夫。直感で書いてみよう。
- 不安50%、混乱40%、直したい気持ち80%
- 「1」について浮かんでいる「考え」を教えてね。
- 謝るべきと思う状況は
・先生の質問に答えられなかった時
・教えられたことをうまくこなせなかったとき
・誰かの迷惑になったとき
・相手を不快にしたとき
・自分の不慣れや不注意でミスをしたとき
・期待に応えられなかったとき
・自分が何か不安に思っているとき
・失礼な人だと思われたくない時などに謝ってしまう。
相手に気を遣わせるのも嫌なので直したいけど、どんなときには謝ることは不要で、そしてそんな時には謝る代わりに何をしたらよいのかわからない。
また、謝り続けると自信も無くなっていき、ストレスを抱えこむことになるため治したい。 - いろんな視点から捉えるために、上記の回答の「別の可能性」を考えてみよう。
- 謝らずに失礼になるよりは良いのではないかと思う。
今は馴染みのない環境のため混乱が強いだけで、働き続けて慣れてしまえば謝る頻度も少なくなるのではないか。 - いま専門家に聞いてみたいことは?
- 謝り癖はなぜおきるのか。
別に謝らなくてもよい場面とはどんな場面か。またその時は謝る代わりにどんな反応をすればよいのか。
謝り癖の治しかたを知りたいです。 - 年齢、性別、職業
- 26歳 女性 学生
- 既往歴
- 特になし
- 悩みの内容の自由記述
- --- 未回答 ---
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26
退職と進学
念願だったのに駄目だったという気持ちと、次の新しい環境で自分がやっていけるのかという不安。
社会経験の乏しさが不安
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26
謝り癖があることを周囲から言われる。
とっさに口癖みたいに謝ることもあるけど、大半は謝るべきと思って謝っているため、どれが不適切だったかよく分からなくて混乱する
当たり障りなく人と会話できるけど、どこか一線を引いてしまっているのはこの癖が関係していると思う
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25
念願の仕事に就いたが、引き継ぎが行われないまま急に仕事が始まった。混乱した状態が続いてミスも多く、楽しさもあるけど不向きだなと思った。また先輩から何か障害があるのかと聞かれた
とても悲しかった。ミスする自分も嫌だったし、言われる隙を作ってしまう自分が不甲斐なかった。同時に私の状況を分かってないくせにと恨みがましく思った。仕事ができないと思われるのも悔しかった
自信のなさ。自分がするよりもっと正しい方法を知ってる人がいるかも知れないといつも不安になる。
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14
からかってくる同級生のことを母に相談したら「相手にせず気にしないこと」と回答された
不安な気持ちを共有して欲しかったのに、同じ立場になって考えてくれてないんだなというやるせなさと、あまり心理面での相談はできないなと諦めを感じた
実際に相談しないうちから、言っても駄目そうだなと諦めるようになったのはこのあたりが関係している?
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12
友達から、自分と話しているとホッとすると言ってもらった
すごく嬉しかった。その友達は頭や性格も良く、尊敬していた子だったため 余計に嬉しかった
話す相手に楽しんで欲しい、不快な思いをして欲しくないと思うようになった。
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「謝り癖の治し方を知りたいです」への回答
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みつ さん、こんにちは。臨床心理士の浅井です。
つい謝ってしまう癖がついていると、自分も自信がなくなってしまうし、相手に気を遣わせてしまうので大変そうです。今回はそんな誤り癖の治し方について、一緒に考えていきたいと思います。
みつ さんが謝り癖を治したいと思ったきっかけの出来事として実習先の先生からの指摘があったとのことですが、先生の「職に就いたときに人とうまくやっていけないよ」はちょっと言い過ぎというか、正確ではないように感じました。
みつ さんに謝り癖があるからといって、それが人とうまくやっていけないことの根拠にはなりません。先生なりに心配しているのかもしれませんが、いたずらに不安を煽る言い方になってしまっているのはいただけません。
みつ さんご自身も書いているように「謝らずに失礼になるよりは良いのではないか」というのはそのとおりで「ちゃんと謝る」のは人間関係を良好に保つうえでとても大切です。素直に謝れない人よりも、ちゃんと謝れる人のほうが好かれるものです。
ですがこの「謝る」という技も万能ではありません。 みつ さんもお気づきのように「謝る」は使いすぎると「自分はダメなやつだ……」と自己暗示的な落ち込みを引き起こしてしまいますし「謝ってばかりで本当に反省しているのか」「いちいち謝られるとこちらが悪いみたいじゃないか」と相手に不必要な反感を抱かせてしまうこともあります。
みつ さんの「ちゃんと謝れる」力をよりよく活かすためには「謝る」以外の技を覚えることが大切です。これは みつ さん自身が冒頭に書いてくださった「謝る代わりにどんな反応をすれば良いのか」とも繋がってきますね。