自分の性格を知るための5つの方法

2022.07.28 Thu
シンくん
案内人 シンくん
自分を知る方法
自分の性格を知るための5つの方法

「自分の性格がわからない」「やりたいことがわからない」という悩みは、よくある悩みだよね。

自分を知ることは、仕事、就職、育児、恋愛など、人生のあらゆる悩みに役立つよ。

じゃあ、自分の性格を知るにはどうしたらまずは何をしたら良いんだろう?

今回は誰でも実践できる「自分の性格を知る方法」を5つ紹介するね。「自己肯定感が低い」「性格を変えたい」という人も、まずは読んでみてほしいな。

すべての悩みに「自分を知ること」が役立つよ
 

簡単に自分を知る5つの方法と質問

自己分析のための簡単な質問や、すぐにできる方法をまとめてみたよ。参考にしてみね。

自分に質問してみる

自分を知るきっかけとして、まず自分の「心地いいこと」と「イヤなこと」を考えてみよう。

①「一番心地いいと感じる行為(例:人を笑わせること/ 新しい知識を得ること等)」

②「一番イヤだと思う行為(例:人に嫌われること/ 自分のルールに周りが従わないこと等)」

最初にこの2つを挙げてみてね。

最初はうまく浮かばない人も多いよね。そんな人は、日々の暮らしの中で「今の嬉しかったな」「嫌だったな」と思った時に覚えておくか、メモを取ってみて。

「職場で3時のおやつを配ったら思ったより喜ばれたし、話も弾んで嬉しかった」「友達から容姿イジりをされて嫌だったのに笑って流してしまった」などなど、細かいことでいいんだ。事実と感情を分けてから結びつける体験を積み重ねていくと、だんだんとありのままの自分が見えてくるよ。

ありのままの自分がわからない心理と自分を知る方法

絵を描いてるときが一番生きてるって感じる
 

感情が湧き上がったときにメタ認知する

強い喜怒哀楽の感情が湧き上がったときに、「今自分は激しく怒ってるな」「悲しくて泣きそうになってるな」と心のなかで言葉にしてみてね。

このように自分の認知活動を客観的に捉えることを、心理学で「メタ認知」と言うよ。感情をメタ認知することで感情から距離をおけて、感情の捉え方のバリエーションが増えるよ。すると行動のバリエーションも増えるから、結果的に行動が変わって性格が変わったように見えることもあるんだ。

ただしメタ認知したからといって感情自体を収める必要はなくて、一回認知した上で怒りたいなら怒ればいいし、泣いてもいいよ。ここでのメタ認知の役割は心の地図を作ることで、自分の感情を抑圧することではないんだ。

慣れてきたら、「なんで自分は怒ってるんだろう」「なんでこんなに楽しいんだろう」と理由を深堀りしてみてね。その質問の先に、幼少期の原体験(性格形成に大きく影響を与えた体験)も見えてくるかも。

メタ認知をわかりやすく解説!6つの鍛え方【トレーニング付き】

いま恥ずかしいと感じてます…
 

他人の意見を聞いてみる

ネット上の性格診断テストって面白いよね。でも、自己診断だと、選択肢を選ぶ時点で「自分はこうありたい」という願望が入ってしまうのが難点でもあるんだ。

思考パターンや癖は他人しかわからないことも多いから、信頼のおける家族や友人に自分の性格について聞いてみるのもアリだよ。

・自分の長所はどこだと思う?

・自分の短所はどこだと思う?

もし聞きづらかったら、長所だけでも聞いてみるのはどうかな。

でも、いざ聞いたら心無い返答で傷つくこともあると思う。もし「ひどいな」と感じたら無理に受け止めず、いったん心を閉じて、心を守ってね。

他人への性格の確認方法については、「ジョハリの窓ゲーム」も参考にしてみてほしいな。

ジョハリの窓をわかりやすく解説!簡単なやり方と例、ひとり用診断ゲーム

私の短所を知っタンショ?
 

苦手な相手を知ってみる

「なんだかあの人、無性にイライラするな…」と思う人はいるかな?

人は、「自分の我慢していること」や「欠点だと感じていること」を実行している他人を見ると、イライラすることがあるよ。

自分を知るきっかけとして「苦手な人」をモニタリングすると、自分の意外な一面がわかるかも。

ただ苦手な相手を知ることは、けして「相手を許さなければいけない」ことを意味しないから、そこは安心してね。「嫌い」という感情も、自分の大切な感情のひとつなんだ。

ワガママ放題なアイツが嫌い(自分はワガママを我慢してるのに)
 

親との関係を知ってみる

自分のものだと思っていた価値観や考え方が、実は知らないうちに他の人から強く影響を受けたものだった…なんてこともあるよね。

自分を知るために大切なものの一つが、「自分と他人の境界線」を引くこと。もっとも価値観の影響を受けやすい幼少期の親子関係を振り返ることで、自他の境界線を認識してみよう。

・両親は自分をどのような子供に育てたかったのか

・自分はそれにどのような影響を受けたか

上記の質問を掘り下げてみると、自分の考えだと思っていたものが、意外と親から影響を受けたものだと気づくことがあるよ。ただし影響されること自体が悪いわけじゃなくて、重要なのは自分と親の分別作業をすることなんだ。

また、親自身の長所と短所を探ってみるのも有効だよ。「子育ては自分(親)育て」という言葉もあるように、親の長所・短所は自分のそれと密接につながっている場合があるからなんだ。

以上の4つを、通勤中や信号待ち、寝る前など、スキマ時間にでも考えてみてね。最初は大変かもしれないけど、習慣化することが大切。今までぼやけていた自分の輪郭が、嘘のようにハッキリしてくるよ。

「勉強嫌いな親」から勉強しろっていわれてもね〜
 

自分を知るときの注意点

周りに自己開示するほど信頼に足る人がいなかったり、自分に対して否定的な考えが浮かびやすいときは要注意。客観的視点が入らないことで、事実に反した否定的な考えが強まる可能性があるよ。

そんなときは先にセルフケアをして心の安全を確保したり、専門家への相談を検討したりしてみてね。

自分を知る勇気が、きっと人生を幸せに導いてくれるよ。

自分を知るほど自分に適した環境を用意できるんだ
 

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