「どうせ自分なんて、相手の理想と正反対だし…」
という人も多いよね。
でも、経済学者のMarco Francesconi氏の研究よると、実際に自分の理想のタイプを貫ける人は2%以下なんだって。
あと、最初から好印象よりも、悪印象から好印象に変わったほうが好意度が高くなる傾向があるんだ。いわゆる心理学用語のギャップ効果だよね。
もちろん相性はあるけど、脈ナシでも脈アリに変えられる可能性は全然あるよ。
恋愛心理学を使えば、好きな人に近づける確率がぐんと高まるかも。
目次
1. 「自尊理論」
自尊理論とは、自己評価が低い人ほど惚れっぽくなることだよ。
自己評価が高いと相手への要求も高くなるため、低いほうが結果的に恋愛に発展しやすいんだ。
相手が落ち込んでいるときにアプローチすると「こんな私を選んでくれて嬉しい」と思われやすいのも、自尊理論が理由だよ。
2. 返報性の法則
返報性の法則とは、相手から受けた好意をお返ししたいと感じる心理のこと。
相手を助けたり好意を示したりすることで好意を得やすくなるんだ。
直接好意を示すより、間接的に自分の好意を示すのがオススメ。人づてに伝えたり、「匂わせ」的な言動が効くよ。
でも、見返りを求めるのはNG。最初から見返りを求めてしまうと、可愛さあまって憎さ百倍になりやすいから気をつけてね。
3. 自己開示の法則
自己開示の法則は、自分の心の弱い部分を見せること。
少し恥ずかしいと感じるくらいのことを正直に打ち上げると、心の距離がぐっと近づくよ。
また、「自己開示の返報性」によって相手のこともわかるんだ。「こんなことまで話してくれたんだ。私も何か話さないとな」と思われやすいよ。
あえてデメリットや欠点を教えると「誠実にみえる」という両面提示の法則も適用されるから、試してみてね。ただしネガティブ要素をポジティブに伝えるのは高いスキルが必要だから、慣れてから使ったほうがいいかも。
4. 共感力
共感力とは、他者が抱いている感情を感じ取って、同じような感情を自分も体験する能力のことだよ。
表情や声色で少し大げさにあいづちをうってみよう。相手の表情や声色を真似て共感を示すと
効果的だよ。特に男性のほうが、大げさなあいづちに快感を得ることがマサチューセッツ大学の実験でわかってるんだ。
5. 類似性の法則
類似性の法則は、自分と似た特性をもつ相手を好きになることだよ。
趣味や出身地など類似点があると親しみがわきやすいんだ。類似点がなくても、類似性や共通性を強調するのもアリだよ。
また、類似点の多さより、どのくらい似ているかを表す「類似度」のほうが大事なんだ。
6. 単純接触効果
単純接触効果とは、接する機会が多いほど相手に好意を持ちやすいことだよ。
人は見慣れたものを好きになる性質があるよ。同じ会社や大学にいる相手は、より深く性格や癖を理解しているから、熟知接触の心理効果が働きやすく、恋愛に発展しやすいんだ。
7. 認知的不協和
認知的不協和とは、個人のもつある認知と他の認知との間に、不一致または不調和が生じることだよ。これがどう恋愛に使えるかというと、「助けてくれた相手より“助けた相手”を好きになっちゃう」ということなんだ。
通常人間が他人を助けるときは、先に「好意があるから」助けるよね。でも、よく知らない相手でも助けることで脳がつじつまを合わせて、「助けたので好きかもしれない」と思ってしまうんだ。
だから、好きな人に小さなお願いごとをしてみよう!
ただし、好意をもつ大きすぎる依頼や負担が重い依頼は逆効果なので要注意だよ。