しぐさでわかる心理状態4選

2022.04.12 Tue
シンくん

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シンくん

人の仕草と心理学
しぐさでわかる心理状態4選

「あ! いま右上の方を見た! この人嘘ついてるんだ」
「腕組みしてるってことは、何か警戒しているのか?」
「上目遣いをしてきたってことは、僕に気があるのかな」

こんな風に、人の仕草にはその人の心理状態が反映されているって考えることはないかな? ネット記事で特集が組まれたりもするし、多くの人にとって関心の高いテーマなんだろうね。

人の仕草から相手の心が読み解けたらとっても面白いけど、中には「本当にそうなの?」と疑ってしまうようなことが言われていたりもするんだ。

今回は、仕草と感情について、研究論文で扱われた信頼性の高いものをピックアップして解説していくよ。

目は口程に物を言うって、本当?

楽しんでいるときは身振りが増える

楽しんでいるときには、身体の動きが大きくなることが知られているよ。

ただ、その身体の動きは男女によって異なるみたい。荒川氏らの研究によれば、女性は興奮すると“表象的身振り” をたくさんするようになるんだって。“表象的身振り” とは物の形状や大きさを示したり、“3” と言いながら指を3本立てたりといったしぐさのことだよ。

「こーんなにおっきな建物があってね!」と言いながら両手で扇を広げるような動作をするようなのが“表象的身振り” だね。

女性の動きが大きくなってきたら、「楽しんでるんだな」と考えていいかもしれないよ。

一方、男性は興奮すると“ビート”を刻むようになるみたい。“ビート”とはリズム的な要素しかもたない仕草のことだよ。ノリノリで首を縦に振ったり、身体を揺らしたりが“ビート”の例だね。

男性がリズミカルに動き始めたら「楽しくなってきてやがる」と判断できるかも。

ノリノリだZE~

目がよく合うときは嫌われている

目がよく合うときには注意が必要だよ。ときにそれは「嫌われている」の印かもしれないんだ。

よく「アイコンタクト」は親密性の表れと考えられているよね。確かに、すでにお互いが親しい間柄であればその考えに間違いはないんだ。

でも、まだ親しくない間柄の場合、特に5秒を超えて目が合うときには、敵意の表現である可能性もあるから注意してね。

「気があるのかも?」と勘違いして、こっちも目線を外さずにいたら「ケンカ売ってるの!?」となっちゃう可能性もあるということなんだ。

あるいは「性的に関心がある」ことのメッセージとして受け止められてしまうこともあるよ。恋愛関係にない間柄では、5秒を超えないように適度に目線を外すことが適切なコミュニケーションにつながりそうだね。

5秒以上見ちゃダメ!

頭を触るときは落ち込んでいる

人が頭を触っているとき、その人は落ち込んでいるかもしれないよ。

荒川氏らの研究によれば、男性は「暗い気持ち」のときほど “頭や髪への接触 ”を長く行なうことがわかったんだ。確かに悩んでるときって、つい頭に手が行ってしまう気がするね。

ただ女性の場合、安心して快く思っているときにも“頭や髪への接触 ”が増えるんだって。同じ動作でも男女でほぼ真逆の心理状態を表していることもあるんだ。不思議だね。

もしかしたら、女性の方が男性に比べて髪の長い髪型にしていることが関係しているのかも。楽しんでいるときほど物事をしっかりと認識するために視界を確保したいよね。そのために髪をかきあげたり、耳にかける必要があったんじゃないかな。

こんな感じで頭に手が行くよね

腕を組んでいるときは拒否のサイン

腕を組んでいるとき、相手はこちらのことを拒否している可能性があるんだ。

髙木 幸子氏によれば、腕組みはお互いの間に障壁を設ける意味を持つとされているとのことだよ。

障壁を作ることで「パーソナルスペース」を少しでも広く保とうとするのかもしれないね。パーソナルスペースとはアメリカの文化人類学者のエドワード・T・ホールによって提唱された相手との関係性を示す対人距離のことだよ。

具体的には密接距離、個体距離、社会距離、公衆距離の4つがあり、親密であればるほど、互いの距離は「密接距離」に近づいていくんだ。密接距離は0~15㎝と言われていて、親密な相手ならこの距離の内側にいても不快に感じないとされているよ。

ただ、腕を組むときの心理状態にも、やはり男女差があることが知られているんだ。女性の場合、確かに腕を組むことは拒否の感情を表現していることが多いよ。でも男性の場合は、腕を組んだからといって何かしらの感情を反映しているとは限らないんだ。

腕組みは相手に高圧的な印象を与えるよね。だから女性はそう思われないためにめったなことがない限りは腕を組まないよう、どこかでコントロールしているのかもしれないね。

女性がこうやって腕を組むのはシャットアウトのサインかも

おまけ:「嘘をつくときは目線をそらす」は間違い?

嘘をつくとき、人は目線をそらす傾向があるよ。

心理学者のズッカーマンらは「人は『嘘をつくことは悪いことだ』と考え、不安になるので目線を外しやすくなる」と考察しているね。

嘘について国際的に調査した研究によれば、なんと約64%もの人が「目をそらしたかどうかで嘘をついているかわかる」と回答しているほど、世界を見ても非常にポピュラーな考え方みたい。

でも、実はこれとは全く逆の結論、つまり「嘘をついても目線はそらさない」という結果の論文もあるんだよ。

そこで、嘘と仕草に関する研究をたくさん調べて「実際はどうなの?」を調べた研究も出てきたんだ。その研究によると、驚きの結論がわかったよ。

「嘘をついていても真実を言っていても、目線の動きに違いはない」

これが結論だったんだ。どうやら、嘘をつくときに目線をそらすことは確かにあるけど、「人によってそらす人もいれば、そらさない人もいる」「そらす人も、そらすときとそらさないときがある」というのが真実みたい。

こんな風に、ある一つの論文で指摘されているからといって「絶対正しい」わけじゃないんだね。だからこの記事でまとめていることも、あくまで「そういう論文もある」というスタンスで読んで欲しいんだ。絶対視しないように注意してね!

皆気まずそうに俺から目をそらすんだけど、誰か偉い人研究して?

仕草の心理学まとめ

仕草から相手の深層心理がわかったら面白いよね。けど、人の心理は複雑だから「こういう動きをしたということは、本当はこう思っている」という感じで直接結びつけることはできないんだね。同じ仕草でも、性別による差もあるみたいだし。

相手の仕草にまで配慮しようとする心遣いはとっても大事。だけど、「こう思っているに違いない」と思い込む前に、きちんと言葉を使ってコミュニケーションする方が確実そうだね。

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