心の弱さや根性は関係ない!ものごとを継続させる原因とコツ

ライフハック 2020/09/19
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何か新しいことを始めても、長続きしない自分に「自分に甘いなぁ」「ダメだなぁ」「なんて飽きっぽい性格なんだ」と感じた経験は、きっとみなさん一度はあるでしょう。

ですが、自分を責めたり卑下する必要はありません。ものごとが続けられないのには原因があり、それは努力や根性といったものとは関係がないからです。

今回は、ものごとが長続きしない原因と、長続きさせるためのコツをご紹介します!

ものごとが続けられない原因

やる気満々で始めても三日坊主で終わってしまうのはなぜでしょうか? 以下では、ものごとが続けられない原因を解説します。

1. 「いつもどおり」に戻ろうとするから

原因の1つ目として、「新しい変化に抵抗し、いつもどおりを維持しよう」とする人間の本能があります。

例えば、風邪をひいて高熱が出たとき、人間の体は平熱を維持するために汗をかいて体温を下げようとします。

これと同様のことが、新しい習慣を取り入れた生活でも起きていると考えられます。いつもの生活を乱す「変化」は、人間にとって「脅威」になり、いつもどおりが安心安全と感じるのです。

2. 完璧主義だから

完璧主義な性格の影響も、ものごとが続かない原因として考えられます。

完璧主義の人は、真面目で自分に厳しすぎる、完璧にならないと認められない、という特徴があり、100%やりきる以外は納得することができません。

すると「100%やりきるか、それができないのであれば何もしたくない」という行動に出ます。

例えば、部屋の掃除をする場合、ゴミ1つない部屋か、そうでなければやってもやらなくても同じ、と感じて掃除自体を辞めてしまうのです。

完璧主義ゆえ、自分に厳しすぎて追い込んでしまっているため、ものごとが続かないということになります。

3. 目標が具体的ではないから

目標がぼんやりとしていたり、目標を達成した後に自分がどうなりたいのかを具体的にイメージできていないと、三日坊主になってしまう可能性があります。

例えば、「5キロ痩せる」というダイエットの目標を立てたとします。食事制限や運動など、苦しい思いが重なっていくうちに、目の前の辛い現状しか考えられなくなり、未来がみえなくなってしまいます。

5キロ痩せた後、着たい服をきれいに着こなせるようになりたい、人前でも堂々としていられるように自信をつけたい、など、目標の先の未来を描けていないと、挫折してしまうのです。

4. 成果が見えないから

頑張っても頑張っても成果が見えないというのも、ものごとが続けられない原因の1つです。早起き、日記、ダイエットなど、どんなことでもわかりやすい成果が見えないと、やる気がなくなってしまいます。

成果が見えないと変化を感じられず、単調になってマンネリ化してしまうのです。

ものごとを続けるためのコツ

それでは、ものごとを続けるためには、どんなことに気をつければ良いのでしょうか?以下では、ものごとを続けるためのコツを4つご紹介します。

1. 現状の自分と環境、チャレンジしている内容を見直す

まず、目標が自分のレベルに合っているか(目標が高すぎないか)、習慣を取り入れる時間や余裕が確保できているか、を確認しましょう。

何かものごとに取り組み始める前に、「続けられそうか」「続けられそうもないか」を判断をする必要があるのです。

例えば、学校や仕事、趣味にあてる時間やエネルギーが多すぎて、新しい習慣を取り入れる余裕が全くなかったり、「1ヶ月で10キロ痩せる」といったように無理のある目標を立てたりと、現実を向き合わずに新しいことを始めると、だんだんときつくなって心が折れてしまいます。

さらに、続けられない自分にがっかりして、「なんて自分はダメなんだ」と自分を傷つけてしまうことにもなりかねません。

2. 「100か0か」で考えない

完璧主義の人は特に、「100か0」で考えないように気をつけましょう。例えば、「英語の勉強を毎日してTOEIC900点を取る」という目標と立てたとします。

試験の結果、900点を下回ったとしても「頑張った意味がない」「なんてダメなんだ」と思う必要はありません。

結果の数字だけを見るのではなく、「これまでの勉強で英単語を100語覚えることができた」「忙しい日でも参考書を1ページは読むことができた」「前回に比べて50点上がった」といった成果の事実に注目するのです。

そうすれば、少しずつでも成長していることが実感でき、英語の勉強を続けていくことができるでしょう。

3. 小さな目標を立てる

小さな目標を立てて達成していき、最終的に大きな目標を達成する、というのも、ものごとを続けるコツです。

小さな目標の立て方は2種類あります。1つは、時間を短くすること。例えば、1日に10分だけ部屋を片付ける、15分だけ勉強する、5分だけ筋トレをする、といったように、短い時間で目標を立てます。

もう1つは、難易度を下げることです。掃除なら、今日は台所だけキレイにする、筋トレはやめて散歩にする、本を1ページだけ読む、といった感じです。

4. 記録して成果を確認する

成果の実感がないと、辛い気持ちばかりが積み重なっていき、挫折してしまいます。そこで、自分の頑張りを記録して自分の行動を可視化してみましょう。

ノートや手帳、スマホの専用のアプリなどを使って、自分がしたことを記録していきます。こうすることで、自分は目標に向かって進めている、やるべきことをやれているという実感を得ることができます。

継続力がない自分を責めるのはもうやめよう

今回は、ものごとが長続きしない原因と、長続きさせるためのコツをご紹介しました。

ものごとが続かないのは、自分に甘いからだとか、意思が弱いからだとか、根性がないだとか、そういったものが原因ではありません。

人間の本能の影響だったり、現状を把握し判断する力が少し足りなかったり、目標達成まで頑張り続けるコツを知らなったりするだけなのです。

もし、継続力がないことで自分を責めている人は、ご紹介したコツを実践してみてくださいね!

reference: PRESIDENT Online(1, 2, 3), すぐに役立つ!心理学講座, Precious.jp, 東洋経済ONLINE/ written by いちかわもえか(フリーwebライター)

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