「断れない人」の心理と上手な断り方

人間関係 2020/08/19
itv_icon
今日も仕事頑張った…。クタクタだ…。疲れすぎてお腹も空かない…。

itv_icon

おいもさん、おかえりリン!いつもより帰りが遅いし、すごい疲れているように見えるリン…。

itv_icon

今日さ、定時ちょっと前に上司に業務ふられちゃって断れなくてさ…。ただでさえ終わってないタスクでいっぱいなんだけど、断れなくて引き受けちゃったんだよね…。

itv_icon

そうだったリンか…。体が資本なんだからあんまり無理しないでほしいリン…。

itv_icon

ありがとう。断れないのは昔からなんだよね。お願いされると無理してでも引き受けちゃう。なんでこんな風になっちゃったんだろうなぁ。

itv_icon

おいもさん、断れない人の心理には特徴があるリン。断れるようになるための方法と一緒に解説するリン!

断ることができない人の心理

上記のように、断ることができない人はその人なりの理由があります。以下では、断ることができない人の心理を解説します。

1. 揉めたくない(平和でありたい)から

断れない人は、穏やかで平和であることを望みます。自分が断ることで相手が困ったり怒ったりと、感情的になる姿を見るのが苦手です。

また、依頼してきた人の感情的な姿を見て嫌な気持ちになることを、誰かに感じさせたくないと考えている場合もあります。そのため、「自分が引き受ければ丸く収まる」と考える傾向にあるのです。

2. 嫌われたくないから

断れない人は、お願いを断ることで相手や周りから「冷たい人だ」と思われることを恐れたり、「嫌われるのではないか」と考えたりして、ビクビクしてしまいます。

この嫌われることへの恐れから、「断って嫌われるくらいなら、辛くても我慢して引き受けよう」と断わることができません。

これは対人関係における自己肯定感の低さから、人からの評価で自己を評価してしまうことに起因しています

「嫌われたくない」「いい人でありたい」「必要とされたい」という願望が強く、また、お願いや依頼をされることに価値を見出しているため、断ることができないのです。

3. 困っている人を助けたいから

断れない人の中には、「困っている人がいたら助けてあげなきゃ」とヒーローのような心理を持つ人もいます。

仮に、自分のことでいっぱいいっぱいだったとしても、困っている人に頼まれたりお願いされるすると断れず、引き受けてしまいます。

この心理を持っていると、「自分のことはもちろん自分でやる」「困っている人がいたら助ける」という考えが当たり前になっていきます。

さらに、心理カウンセラーの服部希美氏によると、心理的に自分が自分を扱うように、人も自分を扱うようになるという法則があるそう。

つまり、何でもかんでも引き受けていくうちに、周りの人もあなたのことをヒーローのように扱い、「何でもしてくれる」「困ったら助けてくれる」と考えるようになっていくとのことです。

それが当たり前になると、お願いしたことを完了させても大して感謝もされず、自分だけが頑張る状況ができてしまう可能性もあります。

itv_icon

そっか、まずは自分で自分を理解して、大切に扱うことが大事なんだね。

itv_icon

そうリンね。でも、「わかっちゃいるけどやめられない」って人も多いとは思うリン。できることから一歩ずつ進めば良いリン。

断れるようになるために今日からできること

誰かのために何かしてあげたいと思う気持ちは素敵ですが、本人の心身の負担になっているのなら、それは改善すべきことだと言えます。以下では、「NO」と断れるようになるために、今日からできることをご紹介します。

1. 断ることに対して恐れを抱くようになったきっかけを探す

上記の理由の中で「揉めたくないから」「嫌われたくないから」に当てはまる人は特に、自分が断れなくなったきっかけを考えてみましょう。

きっかけを探すことで、人から嫌われることへの恐れの感情や、自分より人を優先してしまうパターンから抜け出しやすくなります。

例えば、小さいころ、お父さんに「休みの日に遊園地に連れて行ってほしい」と頼んだところ、仕事が忙しいからと断られたとします。子供心にがっかりして傷つき、自分の願いを叶えてくれないお父さんが嫌いになったりします。

「お父さんが遊園地に連れて行ってくれないのは、自分のことが嫌いだから」と誤解してしまうかもしれません。

このような誤解から、「断った人は嫌われる」と思い込み、嫌われないために人を優先するようになってしまうケースもあります。

この例のように、自分が断れないようになったきっかけを探ってみます。そして、きっかけがわかったら、その時の状況を客観的に考えてみましょう。大人になった現在なら、あるいはきっかけの出来事から精神的に成長した現在なら、みえてくる事実も変わってくるはずです。

例えば、「お父さんは自分が嫌いだから遊園地に連れて行ってくれなかったわけではない」「大人にとって仕事は大切なもので、休めない状況もある」「子供のお願いを断らなきゃいけなかったお父さんは、心を痛めていたかもしれない」などです。

2. 小さなことから断る練習をする

いきなり上司からふられた業務を断るのは難しいですが、ランチのお誘いなど小さなことから断る練習をしてきましょう。

そのために、自分が本当は断りたいと思っているものを、紙に一通り書き出してみましょう。こうすることで、自分が何に対して嫌だと感じているかが明確になります。

書き出したものの中から、比較的断れそうだなと思うものからチャレンジしてみてください。

3. 日頃から自分の気持ちを表現する

心理カウンセラーの高見綾氏によると、NOと言えない人は、YESの意思表示もしていないことが多いそう。

「これが食べたい」「これがしたい」「これが好き」といった自分の気持ちを日頃から表現していくことが、断れるようになる一歩に繋がります。自分がその時、本当は何を欲しているのか日常の中で少しずつ意識してみてください。

角を立たせずに上手に断る方法

断れるようになっても、なるべく相手との関係に角が立つのは避けたいところ。人間関係を悪化させず、誠意が伝わる断り方をするために、精神科医の樺沢紫苑氏が提案する「断りの公式」を利用するのがおすすめです。

断りの公式とは、「謝罪(感謝)+理由+断り+代替案」のこと。

例えば、上司から仕事終わりの一杯に誘われた場合、「大変申し訳ありません(謝罪)。/(もしくは)お声がけいただきありがとうございます(感謝)。本日は久しぶりに会う友人との食事の予定があるため(理由)、残念ながらご一緒することができません。来週でしたら時間があるのですが、いかがでしょうか(代替案)?」となります。

まず謝罪や感謝の言葉をはさむのが大切。そして理由を先に述べて、結論である断りを最後に述べるのが効果的です。

相手と同じように、自分も大切にしよう

itv_icon
断れない人は人から嫌われるの恐れている、か…。うん、たしかに当てはまる。まずはこう考えるようになったきっかけから考えてみようと思う…!

itv_icon

時間も体力も有限リン。それに、人の事情に振り回されすぎて自分をないがしろにすると、心身を壊しかねないリン。自分を大切にした上で、相手も大切にできると素敵リンね!

すぐ落ち込む「豆腐メンタル」な人の特徴と立ち直る方法

「ごめんなさい」「すみません」すぐ謝ってしまう人の心理と対策

SHARE

TAG