脳の疲れの原因「モンキーマインド」の鎮め方

ライフハック 2020/09/14
モンキーマインド説明
Credit: cocology編集部

モンキーマインドとは?

「モンキーマインド」とは、雑念で入り乱れている時のカオスな脳の状態を指します。

もともとは仏教用語で「心猿」といい、木の枝から枝へ飛び回ったり、騒ぎ立てたりする猿を止めるのが難しいように、心が乱れて抑えることがなかなかできないことを表現した言葉です。

モンキーマインドが脳を疲れさせる

冒頭の会話からもわかる通り、モンキーマインドに陥ると、心と体に大きな負担がかかります。

目の前のことに集中できなくなるだけでなく、電話やメール、突発的な仕事、後悔や心配事など、次から次へとやってくる考え事を処理するのに、脳が疲れてしまうのです。

脳は身体が消費するエネルギーのうち20%を占める器官であり、そのうち60~80%は、雑念にとらわれた「心ここにあらず」の状態の脳回路によるものです。

モンキーマインドによって、どれだけのエネルギーの浪費に繋がっているかがわかりますね。

モンキーマインドを鎮める5つの方法

モンキーマインドをコントロールすることで、心身を楽にすることができます。以下では、具体的な方法を5つご紹介します。

1. 雑念を雑念として捉える

雑念にはたくさんの種類があります。仕事のこと、買い物やクレジットカードの支払いなど日常生活でやらなければならないこと、心配事や悩み、過去に起きたことの後悔や反省、心の傷も雑念に含まれます。

こうした雑念は、次から次へと出てきます。そんな時、雑念の1つ1つに気を持っていかれるのではなく、客観的に自分を見てみましょう。

今わたしの頭の中には雑念があって、それに気をとられている。目の前のことに集中できていない」と把握するだけで、雑念の暴走を抑え、思考を修正する鍵を見つけることができます。

2. 紙に書き留める

雑念が湧きあがるのを無理に止めようとせず、一度自由にさせてみるのも1つの手です。

まず、15~20分ほどモンキーマインドを自由にさせてみましょう。そして、自分の頭の中に浮かんだ雑念を紙に書き出してみてください。

思考を書き留めるのに慣れていけば、心が落ち着きやすく、思考の整理をしてから行動することができるようになります。

3. 思考にラベルを貼って「捨てる」

頭の中をめぐっているいくつかの雑念を「A:仕事のこと」「B:人間関係のこと」「C:お金のこと」などとカテゴリー分けして、ラベルを貼ってみましょう。すると、「あ、さっきも同じこと考えてた」と気づくことができます。

その事実に気づいた上で、1つ1つ考えていき、「もう十分に考えた」と思ったら、その雑念を頭の外に送り出すイメージをしてください。頭の中が整理されて、雑念を追い出すことができるはずです。

4. 声に出してセルフトークしてみる

特に後悔や自責といったネガティブな雑念には「セルフトーク」が有効です。

声に出して自分に話しかけると、脳が刺激を意識して思考がいったんストップします。脳は習慣が好きなので、思考を止めるための決めセリフを用意しておくと良いでしょう。例えば「いったん落ち着こう!」「大丈夫!」などです。

ちなみに、プロテニスプレイヤーの錦織圭選手は、試合でミスが続いたときに「カモン!」と言って思考を切り替えるようにしているそうです。

5. マインドフルネス(瞑想)をする

頭を空っぽにし、脳を休ませるにはマインドフルネスが効果的です。静かな場所でリラックスして座ります。最初は雑念が浮かんできますが、それを認識した後は自分の呼吸や間隔に意識を向けることで、雑念がいる心や頭を『今ここ』に戻すことができます。

モンキーマインドを鎮めて仕事と休日の充実度を上げよう!

Credit: Cocology編集部

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