自己理解が大事!ずっと「好きなこと」ができる若い心を保つには?

大人になっても、好きなことに挑戦するマインドを持っていたいものです。
しかし、好きなことをする「心の若さ」は年齢と共に低減してしまうのも事実。価値観や知識が形成されるにつれ、本能のままに行動する若さがなくなっていってしまいます。
今回、好きなことをする「心の若さ」を手に入れる方法について説明します。
なぜ、だんだん好きなことができなくなるの?
どうして私たちは、年を重ねるにつれて好きなことをしづらくなるのでしょうか?
小さい頃、欲しいと思ったものを衝動的に買ったり、怒りを感じたら暴力をふるったりした経験はありませんか?
これは、理性や抑制能力を司る前頭前野が発達していないからです。若いころは、脳の成長が未発達のために、衝動をコントロールする前頭前野が活動しにくくなっています。
ですが大人になるにつれ、前頭前野は徐々に大きくなります。学校や日々の生活で知識を身につけ、人生経験を積むにつれ、衝動的な行動を抑制する能力がついてくるのです。
抑制能力の発達は一見いいことのように思えますが、これは本能的に好きなことができにくくなるということでもあります。失敗するのを恐れたり、リスクのあることを回避することで、本当に好きなことからも遠ざかってしまうのです。
好きなことをするための3つのステップ
どのようにしたら、知識や経験を横に置き、自分の好きなことを素直にできるようになるのでしょうか? 大人になった今からでもできる3つのステップについて紹介します。
「好き」を把握する
そもそもあなたが好きなことは何でしょうか? あなたをワクワクさせるものはありますか?
生活の中で、悲しみや楽しみなどの感情を押さえ込まず、感情をはっきりと感じることが重要。自分は何に対してポジティブな感情を抱いているのか、客観的に把握してみてください。
理想の生活を送っている人の本を読む
今あなたが心からしたいと思えることは何でしょうか? もしそれが出来ていないとすれば、なぜ出来ないのでしょうか?
あなたがしたいと思うことをやっている人、あなたの望んでいる場所で成功している人の話を読んでみましょう。身近にそういう人がいるのなら、直接話を聞きに行ってみるのもいいでしょう。
もし好きなことが出来ない制約があるのならば、それを取り除く方法を考えてみましょう。その制約は、本当に客観的なものなのか、自分の思い込みではないのか、きちんと把握してみると良いでしょう。
不安をコントロールする
いざ好きなことを始めようと思っても、不安はつきもの。「もし失敗したらどうしよう?」と考え、リスク回避する傾向を私たちは持っているからです。
しかし、様々な人の意見に耳を傾け、自分のキャパシティーを把握した上でした決断なら、自信を持って挑戦してみるのもいいでしょう。
不安から新しいことを回避するのではなく、不安をコントロールすることに意識を傾けてみるといいかもしれません。
「若い心」を持って新しい人生を
大人になると、好きなことを好きと認めたり、好きなことをしたりすることが難しくなることも。
しかし、多くの方が「いつまでも若い心を持って過ごしたい」「失敗を恐れずに好きなことに挑戦したい」と思うのではないでしょうか。
好きなことをして人生を過ごしたい方は、ぜひ3つの方法をぜひ試してみてくださいね。