安定した人間関係を築くために大事な4つの行動

心理学 2020/04/16
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不安な気持ちとは、何かから怯えたり、「自分は不十分だ」と感じる内面的な感覚を指します。モヤモヤした気持ちを抱えたり、一時的に感情が乱れたことは、誰もが一度は経験する日常的なことです。

しかし、慢性的に心が不安定な時間が続くと、平穏な日々や人生における成功、パートナーなど大切な人との関係を壊すことに繋がってしまいます。

自分が安心するために常にパートナーに尋ねる・嫉妬する・非難する・過度に詮索する、など不安からくる行動は、パートナーを精神的に追い詰めてしまうのです。

今回は、不安はどこからくるのか、そしてパートナーと安定した関係を築くために必要な4つの大事な行動についてご紹介します。

不安が生まれる根源は自分自身

「不安はパートナーの言葉や行動からくるものだ」と多くの人が誤解する傾向にありますが、実際多くの不安は自分自身の中から生まれるもの。親からの偏った愛情や、大切な人に傷つけられたり拒絶された経験がきっかけとなり、不安な気持ちは育ち始めるのです。

そして、他人と比べて落ち込んだり、厳しい言葉で自分を責めることで、内なる不安は強くなっていきます。人間関係における不安の多くは、そういった自分の中の不合理な考えと恐怖によって引き起こされるのです。

安定した関係を築くために必要な4つの大事な行動

先述したように、健全な関係にヒビを入れてしまう原因は、自分自身が抱える不安です。それを踏まえた上で、以下では、不安な気持ちが強くなった際に、自分ができる4つの大事な行動を解説していきます。

1. パートナーに与えられる自分の価値を正しく認識する

人が不安を感じているときは、自分の欠けている部分に焦点を当てています。一方調和がよく取れている関係では、パートナー動詞が異なる素質を持ち寄り、互いを補い合って増強させています。

安定した関係を築くためには、「自分がパートナーにどんな価値を与えることができるのか」をきちんと認識することが大切です。

お金持ちである必要も、美人である必要もありません。それよりももっと大切なことは、2人の関係の質に影響する性格や個性です。具体的には、優しい・面白い・誠実・聞き上手・話し上手といったものが挙げられます。

自分の至らない部分を見るのではなく、大切なひとのために自分に何ができるのかを考えるようにしましょう。

2. 自己肯定感を高める

ある研究では、不安定な関係にある人の自己肯定感は低い傾向にあることがわかりました。パートナーからの承認や称賛を得ることで気持ちを高めたり、満たそうとすることは、自分以外の要因に頼りすぎてしまっており安定することができず、状況を悪化させてしまいます。

つまり、ありのままの自分を認め肯定できることが、パートナーとの関係を健康に保つ秘訣なのです。

自己肯定感を高めるためにはある程度の経験が必要ですが、自分自身をより良く成長させるためにすぐに実践できる方法があります。それは、自己批判をやめることです。自己批判をやめるためには、以下のステップを踏みます。

  • ステップ1:無意識に頭に流れる自己批判の声に気がつく
  • ステップ2:自己批判の声に「おせっかいな人」などと名前をつけて自分以外のものと捉え、切り離す
  • ステップ3:自己批判の声に対して「聞き入れない」「拒否する」という意思を伝える
  • ステップ4:自分の良いところに目を向けて、自分にかける言葉を置き換える

3. パートナーに依存せずに自立する

自分のアイデンティティを確立すること、そして個人の幸せを満たすための欲求を大切にすること、この2つが安定した関係を築くために重要になります。

自分の欲求を満たす上で、パートナーに依存せず自立していれば、もっと自分を頼ることができ、生活は精神的に安定します。また、個人の興味関心がパートナーとの関係以外にある自立した人は、周りから見てより魅力的な人に映るでしょう。

自立を保つための方法は、自分の友人・興味・趣味のための時間を作る、経済的自立をしている、自己実現の目標を持つなどが含まれます。

4. 自分自身を信じる

パートナーとの関係に安心していられるものにするために、誰よりも自分が自分を信じてあげられることが大切です。

内なる声が自己批判など正しくないことを言っても耳を傾けないように、自分の本当の気持ちを隠さないために、欲求が満たされていることを自分で確かめるために、2人の関係が上手くいっていなくて離れることになっても「自分ひとりでも大丈夫」と思えるように、自分を信じるのです。

自分自身を信じることができていれば、心を安定させることができます。

精神的に自立した者同士が安定した関係を築ける

今回は、不安はどこからくるのか、そしてパートナーと安定した関係を築くために必要な4つの行動についてご紹介しました。

健全で安定した関係を築くためには、精神的に自立した人同士がパートナーになる必要があります。もし、パートナーとの関係が上手くいっていないと感じている人は、自分とパートナーの自己肯定感や自分への信頼度について考えてみましょう。

そして、ご紹介した4つのステップをぜひ実践してみてください。

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reference: Psychology Today(1, 2)/ written by Cocology編集部

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