人間関係に依存する人に共通する9つの行動

人間関係 2020/04/14
Credit: depositphotos

生きがいは多くの人が持っているものです。

しかしこの気持ちがエスカレートし、「これがないと生きていけない」「やめたくてもやめられない」という状態になると、それは特定のものが「好き」なのではなく「依存している」という状態になります。

タバコやお酒など依存する対象は色々ありますが、人への依存は、自分も周りも気がつくのが難しいもの。だんだんと情緒が乱れ、疲弊していき、大切な人との関係が壊れてしまうといった事態にもなりかねません。

今回は友人や家族、パートナーなど、人間関係に依存する人が取る9つの行動をご紹介します。

人間関係に依存する人が取る9つの行動

以下では、人間関係に依存する人が取る9つの行動をご紹介します。「もしかしたら自分は人に依存しやすいのかも」と思い当たる節がある人は、当てはまる特徴があるかどうか確認してみてください。

1. 誰かからのアドバイスや保証がないと、毎日の生活における意思決定ができない

転職や引っ越しなど、人生に大きな変化をもたらすようなことに関しては、多くの人が家族や友人に相談したり意見をもらったりするもの。しかし、人間関係に依存する人は、毎日のちょっとした決断も怖くて下せないという特徴があります。

「自分が間違った決断をしてしまうのではないか」と怖くなってしまうのです。

2. 人生の大きな変化に対する責任を誰かに取ってもらおうとする

人間関係に依存する人は、1人で責任を取ることを恐れ放棄する傾向にあります。そして、代わりに誰かが全てを負ってくれることを期待します。大きな壁にぶつかった時は、1人で対処することはできないでしょう。

3. 他人の考えや意見に異と唱えることがなかなかできない

「あなたの意見に同意している限り、自分には意見を言う権利がある」と考えます。これは、周りと違う意見を伝えることに価値を感じていないためです。

4. 自分から物事を始めることができない

他の人から「なんて価値がないんだ(なんて価値がないことをしてるんだ)」と思わえることを恐れ、自ら新しいことを始めることができません。また、失敗したり、世間に自分の弱さを露呈することに恐怖を感じています。

人間関係に依存する人によって、失敗を避ける唯一の方法は、挑戦すること自体を諦めることなのです。

5. 1人でいる時や、1人になることを想像すると不安になったり辛くなる

誰かの支えなしに1人で生きているとは思っていないため、最悪の事態を考えることがあります。1人でいるという状態は、誰からも守られていない状態と認識するのです。

「1人になったら最悪の事態に自分だけで耐えなくてはならない」と考えるだけでも、不安になったり辛い気持ちになってしまいます。

6. 悪いことが起きると責任を感じて全て自分のせいにする

人生にはさまざまなことが起こります。良いこともあれば、悪いこともあります。

人間関係に依存する人は、何か悪いことが起こった際、どんなに理不尽だったとしても「自分が悪い」と非難を受ける傾向にあります。

これは、彼らが自分を十分に愛せない、そして信用できないという自尊心の低さ(自信のなさ)が影響しています。

7. 他人の期待に応えることに責任を感じる

特定の人に依存する人は、他人の期待を満たすことに一生懸命になります。これが自分自身がやりたいことだと信じ切っているのです。

そのため、他人の期待に応えられなかった場合、自分の期待にも応えられなかったことになり、「なんて自分はダメなんだ」と失望し、自分を責めます。これが自己評価をさらに下げることに繋がってしまうのです。

8. 他人からお墨付きや承認をもらうことに強い欲求を持っている

アルコール中毒の人がお酒を強く欲するように、人に依存する人は他人からのお墨付きや承認を切望します。お墨付きや承認を得られたら、別の不安要素が入り込んでくるまでは安心していられます。

9. 個人の境界線を引いて自分を守ることができない

人に依存する人が持っている個人の境界線は、自分が大切だと認識した人との関係の中にあります。つまり、他人と自分とを分ける境界線はありません。

個人の境界線がしっかりと確立していなく動きやすいことは、弱さや脆さを生み出してしまいます。中には、この脆弱性に目を付けて悪用する人もいるでしょう。「どれくらい自分に尽くしてくれるのか」を見定めようとするのです。

人への依存で心を消耗していたら専門のクリニックへ

今回は、人間関係に依存する人が取る9つの行動をご紹介しました。友人や家族、パートナーなど「特定の誰かがいないと生きていけない」という状態は、自分の意思や行動、決断、人生の全て他人に委ねていることになります。

傷つきたくないという気持ちの強さゆえの行動ですが、それは自分を守っているのではなく、むしろ自分を尊重できていない状態なのではないでしょうか。

もし、人への依存で心が疲れてしまっていたら、専門のクリニックで相談してみてください。

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reference: Psychology Today, 厚生労働省/ written by Cocology編集部

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