感情の種類っていくつあるの?上手く自己管理するための27の感情まとめ

心理学 2020/04/07

私たちは意識的であれ無意識的であれ、日々感情と向き合っています。

しかし感情に気づかないと、知らぬ間にそれに振り回されてしまうこともあります。

社会生活を送るために、私たちの感じる感情が何なのかを気づき、必要に応じてそれをコントロールすることはとても重要です。

では、そもそもその感情ってどういうものがあるのでしょうか?

心理学者であるポール・エクマンは、感情は、幸せと悲しみ、恐怖、嫌悪、怒り、驚きの6つがあるとする、基本6感情説を主張してきました。

しかし、カリフォルニア大学バークレイ校による最近の研究によると、それを遥かに上回る27個の感情があるとのこと。

今回は注意すべき27個の感情について紹介します。

27個の感情とコントロールする方法

感情には、なかなか気づきにくいもの。なかなか感情を言葉にして表すという行為はしないものです。

しかし、感情をコントロールするには、それに気づくことが一番大事です。そして、その感情を認めることで、感情に振り回されなくなるといわれています。

気づいてコントロールすべき、27つの感情について見ていきましょう。

憧れ (Adoration)

憧れとは、尊敬や憧れといった感情のことです。

素晴らしい成果を成し遂げた人に対し、この感情を持つことが多いです。

憧れが好意に変化することもあるので、状況に応じて、上手くコントロールするのが必要でしょう。

感嘆 (Admiration)

感嘆とは、人や出来事に対して凄いと認める感情です。

能力の高い人物や、注目をあつめる功績などに対する賞賛の気持ちも入るでしょう。

気づきたくない感情かもしれませんが、自分の感情に気づくことが重要です。

審美(Aesthetic Appreciation)

これは、美しいものに対する繊細な感情のことです。

例えば、芸術作品を見ている時に、感動するような気持ちがこれにあたります。

芸術鑑賞をした後、しばらくの間、余韻に浸り何も出来ないということはありませんか?

鈍感な性格の人でも、少なからずこの審美の感情を持っています。

楽しい(Amusement)

これは自分の好きなことを、楽しんでいる状態のことです。

好きなアーティストのライブに行くなどの娯楽活動には、楽しいという気持ちがついてくるでしょう。

楽しいという感情は大切ですが、それを求めすぎてしまうと、やらなければならないことが出来なくなるかもしれません。

怒り(Anger)

自分の思い通りにいかないことに対して持つ、フラストレーションに似た感情です。

これは、元々提唱されてきた基本6感情の1つです。

この怒りの感情を表出すると、周りの雰囲気を悪くしてしまうこともあります。

そのため、適切な場所で、怒りのコントロールをすることが重要です。

不安(Anxiety)

不確かで不安定なものに対して抱えるのが、不安です。

不安によって、「〜だったらどうしよう」など考えすぎてしまう傾向があります。

また、過度に不安感があると、不安障害という心の病気と診断されることもあります。

そのため、不安に気づき、そのコントロール法を身につけることがおすすめです。

畏敬(Awe)

畏敬とは、崇高な存在をおそれうやまうことです。

憧れと似た意味を持ちますが、畏敬という感情は、対象が人以外のものに対しても生じます。

畏敬という感情はいまいち分かりにくいかもしれませんが、誰かにこの感情を抱いているのではないでしょうか?

気まずさ(Awkwardness)

気まずさとは、何か心地悪いような気持ちです。

好きな人から振られた後や振った後などに、気まずさを覚えるのではないでしょうか?

そういった何とも言い難いような状況で生じるものが、気まずさという感情です。

気まずさを感じても、それを上手くコントロールできると、人間関係をスムーズにできるはずです。

退屈(Boredom)

つまらないと感じる仕事をしている時や、変化のない暮らしをしている時に、退屈な気持ちを感じるでしょう。

退屈さが行き過ぎると、やる気をなくすこともあります。

そのため、退屈さに気づいたら、新しいことを始めるのも良いでしょう。

落ち着き(Calmness)

落ち着いている状態とは、動揺しない冷静さを伴います。

気分の波がなく穏やかで、常に一貫した意見を述べたり、安定した行動を行ったりするには、落ち着いた感情が必須です。

現実に見合わないような落ち着きを持っているとすれば、注意が必要です。

混乱(Confusion)

混乱とは、急な状況の変化に、頭が付いていかないことです。

例えば、自然災害を経験すると、急な生活の変化から、頭がごちゃごちゃになってしまうでしょう。

これも感情の一種で、危機的な場面ではよく見られるもの。

混乱の中でも、冷静さを忘れずに、頭の中を整理することが重要です。

欲求的(Craving)

これは、何かを強く望んだり欲しいと思ったりする感情です。

地位や名誉、報酬などを強く欲しいと思う時に感じることが多いでしょう。

さらにこの感情は、自分が今までに見たり聞いたりしたことのない、新しいものに対して生じることも多いです。

過度な欲求は、依存症と重なってしまうこともあり、注意が必要です。

嫌悪(Disgust)

これは、誰かの振る舞いに対してうんざりしたり呆れたりした時に感じる感情です。

研究によると、他者から不公平で不平等に振舞われた時に、特に嫌悪感情が強まるとのこと。

嫌悪感を上手くコントロールすることで、人間関係を良くすることができるでしょう。

共感的痛み(Empathetic Pain)

これは、誰か他人の痛みに対して、自分も同じように痛みを感じることです。

研究によると、共感的痛みの感情は、男性よりも女性の方が強いと言われています。

しかし、共感はストレスを生みやすいので、感情に気づき、コントロールすることが必要ですね。

うっとり(Entrancement)

好きな人を目で追って、知らぬ間にうっとりと眺めてしまうことはありませんか?

うっとりするとは、自分ことを忘れ、他人やものに夢中になることです。

この感情が強くなると、日常生活でしなければならないことをやれなくなることもあります。

興奮(Excitement)

何かのイベントでワクワクするようなことが、興奮状態です。

これは楽しいという気持ちと似ていますが、それよりも強い感情のことを指します。

多くの場合、興奮という強い感情は、短期的で続かないことが多いです。

恐怖(Fear)

ヘビやゴキブリなど、自分にとって危険なものに、多くの人は恐怖という感情を覚えるでしょう。

これも、昔から存在すると提唱されてきた感情の1つです。

不安感情とも似ている恐怖感情を、上手くコントロールすることが重要です。

戦慄(Horror)

戦慄とは、ホラー映画を見ている時に感じるような、恐怖の感情のことです。

一見、恐怖と似た感情ですが、恐怖よりも強い感情といわれます。

ホラー映画を見た後、眠れない時には、ひょっとするとこの感情のコントロールが出来ていないのかもしれません。

関心(Interest)

関心とは、自分にとって興味のあることに対して持つ感情のこと。

この感情を持つことで、その人やものに対して探ったり着目したりようになります。

好きなアイドルに過度にはまってしまうのも、この感情が一つの原因でしょう。

喜び(Joy)

自分にとって嬉しいことが起きた時に生じる感情が喜びです。

資格試験に合格した時や、ゲームで相手を打ち負かした時に、この感情を感じるかもしれません。

多くの場合、喜びという感情は、長く続かないことが多いです。

懐かしさ(Nostalgia)

これは、過ぎ去った過去や生まれ育った故郷を懐かしく思う感情です。

懐かしいと思う感情は、悪い思い出ではなく、いい思い出とともに蘇ることが多い傾向があります。

いつも過去を懐かしく思うとすれば、地に足の着いた生活を送ることが必要でしょう。

安堵(Relief)

安堵は、悪いことが生じなかった時やそれが過ぎ去った時に感じる、ほっとした感情です。

心配や不安などを取り除いた感情とも言えるでしょう。

過度な安堵感も、現実と相容れないことがあり、注意が必要です。

恋愛感情(Romance)

恋愛感情とは、多くの場合は、異性に対する感情です。

これは、強い興味を伴った感情であることが多いです。

片思いの恋愛感情を表出していては社会生活を送れないので、上手くその感情をコントロールしなければなりません。

悲しみ(Sadness)

自分にとって辛いことが起きた時に感じる気持ちが悲しみです。

悲しみが大きくなって、それが表出した時には、泣くこともあります。

悲しみが長期に渡ると、うつ病を引き起こしてしまうこともあり、コントロールすることが必要です。

満足感(Satisfaction)

これは、何かが自分の望むようになったことで満足した気持ちです。

例えば、お腹が空いた時に何かを食べることで、満足感を感じられるはずです。

満足感に気づくことで、摂食中枢にシグナルが送られ、過食や拒食を避けることができます。

性的欲求(Sexual Desire)

これは、性的な行動に関する関心と意欲のことです。

恋愛感情と近いですが、興味の対象が好きな人だけでなく、性的なものに向かう点が異なります。

性的欲求に気づき、上手くコントロールできないと、性犯罪を引き起こしてしまうこともあります。

驚き(Surprise)

自分の想像していなかったことが起きたことで感じる感情が驚きです。

この感情によって、一瞬行動や表情が固まってしまうことがあります。

試験やなどのプレッシャーのかかる重要な場面では、驚きに気づき、動揺しないようにすることが必要かもしれません。

 

私たちは、このような27個の感情を持っていると言われています。ひょっとすると、自分で気づかなかった感情がこの中にあるかもしれません。

自分の感じている感情が、どの感情に当てはまるかを考えることで、自分の気持ちに振り回されないようになれるはずです。

感情をコントロールするためのテクニック「60秒アプローチ」

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