苦手な親戚付き合いを乗り切る3つのポイント
気楽にと言ってもつい気を遣ってしまう親戚付き合い。親戚付き合いに苦手意識を感じてお盆やお正月などの帰省シーズンになると憂鬱になってしまう方もいるのではないでしょうか?
今回は親戚付き合いが苦手な方に向け、親戚付き合いを乗り切るコツをご紹介します。
親戚付き合いを苦手だと感じてしまう理由
親戚付き合いを苦手だと感じてしまう理由はいくつかあります。
結婚や就職などについて根堀り葉掘り聞かれることが嫌
帰省すると、親戚から質問攻めにあってしまった経験は誰しもあるのではないでしょうか。結婚や就職、子どもの教育方針など、自分で決める権利があるものに対してあれこれ口を出されてしまうと気が滅入ってしまいますね。当の本人はよかれと思って言っていることがほとんどなので、むげにもできません。
帰省のたびに質問攻めや一方的なアドバイスを受けることで、親戚付き合いを苦手と感じてしまう方も多いです。
話の聞き役にならなければいけないことが苦痛
久々に会えた嬉しさからか、ずっと話しかけてくる親戚もいます。その気持ちはありがたいものの、自分の知らない、あまり興味のない話の聞き役に徹することもなかなかつらいもの。かといって話も中断しづらいことから親戚付き合いを苦痛に感じる方もいるでしょう。
気疲れ
たとえ親戚がいい人で良好な関係を築けていても、普段は一緒に暮らしておらずたまに会う程度であれば家族というよりは他人に近いと感じる方も多いのではないでしょうか。相手がこちらに気を遣ってくれることで気疲れしてしまうことも。特に義理の両親や義理の兄弟だと気を遣ってしまいます。
親戚付き合いで毎回気疲れを起こしていると、付き合いが苦手になるのも無理はありません。
苦手な親戚付き合いを乗り切る3つのポイント
親戚付き合いが苦手だからといって逃げるわけにもいかない場合、どのように対処すればよいのでしょうか。
相手の話に耳を傾ける
まずは苦手な親戚ともきちんと向き合ってみましょう。具体的には相手の話に真摯に耳を傾けることが大切です。話の内容に合わせて質問をしたり、うなずいたりと肯定的な返しをすると、相手も「ちゃんと話を聞いてくれているんだ」と安心できます。くれぐれも否定的な意見を言ったり、怒ったりしないようにしましょう。
あらかじめ会話のネタを用意しておく
聞かれて嫌なことを聞かれないようにするために、あらかじめ会話のネタを用意しておくと便利です。子どもやペットの写真は話が盛り上がりやすいので特におすすめ。スポーツ、音楽、本、映画など相手の興味関心も押さえながらいくつか会話のネタを考えておくと気持ちが楽になります。
気を遣いすぎない
最後に、あまり気を遣いすぎないことも大切。こちらが気を遣いすぎたりネガティブな気持ちでいたりすれば、その気持ちは相手にも伝わってしまいます。「たまにしか合わないんだから」「せっかく帰省したんだからのんびりしよう」と気持ちを切り替えてみると、リラックスした様子が相手にも伝わってよい関係が築けるかもしれません。
帰省後はゆっくりしてストレス解消
苦手な親戚付き合いを終えたあとは、たとえその場をうまく乗り切ることができても疲れてしまうものです。帰省で生じたストレスを持ち越さないよう、趣味に没頭したり家事は休んだりして、リラックスできる時間を作りましょう。
また、親戚に嫌味を言われるなどして大きなストレスになっている場合は、夫など信頼できる人に間に入ってもらったり、しばらく距離を置いたりするなどの対策を考えたほうがよいかもしれません。