突然叫びたくなるのはなぜ?叫びたくなるほどイライラする原因と対策

性格 2020/01/23


夜に一人でいるとき、たくさんの人がいる中で緊張が高まったとき、自分の思い通りにいかないとき…叫びたい衝動に駆られることがあります。突然、叫びたくなるのはなぜなのでしょうか。この記事では人が突然叫びたくなる理由と対処法について解説します。

叫びたくなるのはなぜ?

ある研究によると、人が叫びたいと感じる際に抱く感情には共通のものがあることがわかっています。その感情はイライラやストレスです。

叫ぶ行為はネガティブな感情との関連が強いことが示されています。しなければならないことがたくさん溜まってしまったとき、自分ではどうしようもできない状況に置かれて限界を感じたときなどに、人は叫びたくなってしまうのです。

叫びたい衝動が長く続く、特定の場所や状況で叫びたくなって混乱してしまうといった場合には、統合失調症やパニック障害などの精神的な病気が原因となっていることも考えられます。叫びたい気持ちをコントロールできない状態が長く続いているときは、こうした精神的な病気の可能性も考えて早めに病院に相談しましょう。

叫びたくなったときの3つの対処法

叫びたい気持ちの背景には強いストレスがあります。叫びたい気持ちを落ち着けるには、叫びたい原因となっているストレスに対処することが大切です。ここでは、叫びたい気持ちの背景にあるストレスへの対処法をお伝えします。

ストレスとなっている出来事を整理する

叫びたい感情に駆られているときは、精神的負担が大きくかかっていることが多いです。叫びたい感情の背景となっている出来事に対してどうしたらよいのかわからなくなってパニック状態に陥っていることもあります。

このような場合には、一度冷静になって「今、何が起きているのか」「自分はどう感じているのか」を整理してみることが有効です。たとえば仕事がうまくいかずに叫びたい気持ちに駆られている場合、仕事がうまくいかないと感じている理由が何か、その理由に対してどんな対策ができるのかを考えてみます。

自分が叫びたいと感じる理由を具体的にすることで、問題解決の糸口も見え、叫びたい気持ちを落ち着かせることができるのです。

ストレスとなっている出来事に対する考え方を変える

ストレスを感じる出来事の中には、解決が難しいものもあります。その場合はどうすればよいでしょうか。

どうしてもストレスを感じている状況の改善が難しい場合は、その出来事に対しての考え方、感じ方を変えてみましょう。人は知らず知らずのうちに、事実とは異なる「歪んだ考え方」をしてしまっています。その歪んだ考え方に気づき、変えていくことでストレスを軽減するのです。この方法は「認知行動療法」と呼ばれ、精神的なストレスを抱えた人に対する治療として広く用いられています。

たとえば、イライラして叫びたくなったときに「もう何もかもダメだ!」と思ったとします。その気持ちに対して「本当にそうなのか?」と心の中で反論してみてください。反論することで歪んだ思考に気づくことができ、より現実的な思考へと考え方を変えることができます。

一度叫んでみる

叫びたくなったら、一度、感情のままに叫んでみることもひとつの方法です。叫びたい気持ちを我慢しないことが、抱えているストレスの解消につながることがあります。

イライラして叫びたい衝動が続く場合は専門家に相談を

叫びたくなる衝動の背景には、精神的な病気が潜んでいることもあります。どうしても自分で叫びたい原因となるストレスを解消できない、ストレスのために日常生活を送ることが難しいといった場合は精神科や心療内科の医師、心理カウンセラーなどの専門家に相談しましょう。

 

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