自信のない人が自分を愛するための6つの習慣

「自分を愛することは大切だと多くの自己啓発書で書いてあるけれど、どうすればいいのかわからない…」「そもそも自分を愛するってどういうこと?」。
今回は、自信のない人が自分を愛し豊かな人生を送るための習慣について紹介します。
自分を愛するとはありのままの自分を受け入れること
自分を愛するとはどういうことでしょうか。自分の意見をきちんと持つこと、何か頑張ったらご褒美をあげることなどを思い浮かべる人もいるかもしれません。
自分を愛するとは、ありのままの自分を受け入れることです。どんな状況でも自分に価値を見いだせる感覚のことを「自己価値感」と呼びます。
自分を愛せている人は自己価値感をきちんと持っており、その人にとって満足できる人生を生きているのです。
「自分を愛する」と「自分を甘やかす」の違い
「自分を愛する」と「自分を甘やかす」は似ているようで違います。自分を愛することは自分の心に正直になってありのままを受け入れて行動することである一方、自分を甘やかすことは自分を受け入れられずに逃げてしまうことです。
そのカギは「実際に行動できるかどうか」にあります。
ただ漠然と自信を持ちたい、自分を愛せるようになりたいと思うのではなく、実際に「なりたい自分像」を描いて、そのゴールに向かってひとつひとつ行動することが大切です。
自分を愛せない人が自分を愛せるようになるための6つの習慣
自分を愛せるようになるためには幼少期の環境が大切だと言われます。しかし、大人になってからでも心がけ次第で自分を愛することができるようになります。
あるがまま受け入れることを意識する
何度もお伝えしているように、自分を愛するためにはあるがままの自分を受け入れることが大切です。まずは「私は自分を信頼している」という自信を持ち、あるがままの自分を受け入れることを意識してみましょう。
自分を信頼するためには自分の感覚・感情を信頼している必要があります。自分を愛せない人は自分の感覚・感情を抑え込んでしまうことが多いので、以下のことを心がけてみてください。
- 自分の好き・嫌いを意識する
- 感想を言葉にする
- 子どもになった気持ちで自分を主張してみる
- 体の感覚から感情を意識する
自分の存在そのものの価値を確かめる
何も成し得ていなくてもあなたには価値があります。しかし、自分に自信がないときには自分の存在を無価値だと感じてしまうこともあるでしょう。そのときには、自分の存在そのものの価値について一度確かめてみることをおすすめします。
今ここに自分が存在しているのは両親や祖父母、曽祖父母…と何代も続いてきた命のつながりがあるからです。たとえば家系図をさかのぼってみるだけでも、自分がここに存在しているのは尊いことだと感じられるでしょう。自分の周囲にいる人について考えてみるのもよいことです。自分を気にかけてくれる存在を再認識することは自分を愛することへの一歩になります。
「○○でなければならない」との考えをやめる
自分に自信がない人は、「○○でなければならない」という思考が強い人が多いです。まずはその考えを捨ててみることが、ありのままの自分を受け入れて自分を愛することにつながります。
周囲の人への感謝を忘れない
感謝は、自分が他者から何かしてもらっていることを意識できる瞬間でもあります。他者から何かしてもらっている実感は自己価値感、ひいては自分を愛することにおいて大きな効果をもたらします。
自分を愛する心を持ちたいと思うなら、まずは周囲の人へ感謝し愛する心を持つよう心がけてみましょう。
人と自分を比べない
人と自分をむやみに比べないことも自分を愛するためには大切です。仕事のスキル、年収、容姿など誰かと比べて得られる自信は不安定なもの。常に勝ち負けにこだわることへのプレッシャーや外部要因で簡単に自信を失うリスクなども抱えることになります。
どんなときでも揺らがない自信を持って自分を愛するには、人と比べずに過去の自分と比べてみましょう。そうして「前より成長したな」と実感できることが重要です。
なりたい自分を思い描く
自分を愛するためには、前に述べたように「なりたい自分」を思い描いてコツコツと行動することが何よりも大切です。自分が幸せになったときの姿を想像し、そのために必要なもの・不要なものを挙げてみましょう。
壮大な目標でなくてもかまいません。ささやかであっても自分が幸せだと感じる生活を送ることが、自分を愛するために欠かせないのです。そうして理想の自分に焦らず少しずつ近づいていくことが幸せへの近道であり、行動したことそのものが自信につながっていきます。