恋人の心をつかんで離さない7つのコツ
心理学
2019/12/27
自分の恋人は「自分のもの」だと周囲に示したい…。このように考えたことのある人は多いと思います。
こうした態度は「パートナー関係維持行動」と呼ばれますが、人によってそのタイプや頻度が大きく異なります。
たとえば、自分自身を恋人として高く評価している人は、恋人との関係にプラスの作用をもたらす行動を取る傾向があります。
それに対して、恋人としての自分に自信が無い人は、NG行動に陥りがちです。これは、自己評価の低い人がいじめという手段を使って自分の立場を維持したり、価値を証明しようとしたりすることに似ています。
実際、愛情に不安を感じている人ほど、自分を傷つけるような行動を取る傾向にあり、恋人との関係性についての満足度が低いことが分かっています。
では、どのような行動は「NG行動」なのでしょうか。
恋人の心を繋ぎ止めようとして裏目に出るNG行動

NG行動には、次のようなものがあります。
- 一緒に居ない時の、恋人の行動や居場所を常に把握しようとする
- 恋人に悪い虫が寄り付かないように、彼(彼女)の存在を隠す
- 恋人に自由な時間を与えないよう、できるだけ一緒に過ごす
- わざと他の誰かと親しくして、恋人の嫉妬心を煽る
- 恋人がライバルと仲良く会話をするシーンを妄想するなどして、彼(彼女)にあらぬ疑いをかけ、そのことで彼(彼女)を責める
- 自分の要望が聞き入れてもらえない時に、望まない行為に出て恋人を脅そうとする(恋人に別れを告げられた時に、自傷行為を行うと脅すなど)
- 自分の要求に100%従うよう、恋人に強要する
- ライバルの欠点を並べ立てて、自分の方が恋人として相応しいと思い込ませようとする
- ライバルの前でわざと恋人のことを悪く言い、恋人の評価を下げる
- 恋人が見ていると知りながら、他の誰かとイチャイチャする
- ライバル視している相手に暴言を吐いたり、明らかに自分の恋人を誘っているライバルに暴力を振るったりする
本当に効果的な対処法は?
ここまで読んで、「自分にもちょっと心当たりがある…」と不安になった人もいるかもしれません。そんな方のために、恋人の心を繋ぎ止めるための効果的な方法を8つご紹介します。
- 「じっと目を見つめる」「恋人のための時間を作る」「スキンシップをとる」といった愛情表現を怠らない
- 「ファッションやメイクに気を遣う」「体重を減らす」「魅力的な立ち居振る舞いを心掛ける」など、自分の外見を磨く努力をする
- 愛情に満ちた態度で会話を心掛け、自分が恋人のことをどれほど気にかけているかが伝わるような振る舞いをする
- 恋人の望みにできるかぎり従い、2人の関係においてあくまでも二番手を振る舞う(ただし、自分を過小評価したり、媚びへつらうのはNG)
- 周囲に、あなたと恋人の関係がいかに強固なものかを言葉で伝え、彼(彼女)が自分の恋人であることを示す
- 「手を繋ぐ」「腕を組む」といった行動で、彼(彼女)が自分の恋人であることを周囲に示す
- 恋人に自分がプレゼントした服やアクセサリーなどを身に着けてもらい、恋人があなたのものであることを示す目印にする
相手のことを好きであるがゆえについ陥ってしまいがちなNG行動。思い当たるふしがある人は、「効果的な方法」のほうを試してみてくださいね。
reference: psychologytoday / written by Cocology編集部