自分の性格を知るための4つの方法

「自分の性格がわからない」「やりたことがわからない」という悩みは、誰でも抱えるもの。
自分と向き合うのは人によってはかなり苦しいですが、これを実践することが、仕事、就職、育児、恋愛など、ありとあらゆる幸せにつながるのです。
では、最も効率良く自分の性格を知るにはどうしたら良いのでしょうか?
今回は誰でも実践できる「自分の性格を知る方法」を4つ紹介します。「今の自分が嫌い」「性格を変えたい」という人も、まずはこれを実践してみましょう。
自分を深堀りしてみる

まずは自分がどういう性格か自ら考えてみましょう。自分を知るには、まず「欲求と不安」を知るのが近道です。
・「一番生きがいを感じる行為(人を笑わせること/ 新しい世界を知ること等)」
・「一番怖いと思う行為(人に嫌われること/ 自分のルールに周りが従わないこと等)」
最初にこの2つを挙げてみてください。
ただし最初はうまく浮かばない人も多いと思います。日々の暮らしの中で「今の嬉しかったな」「嫌だったな」と思った時に覚えておくか、メモを取ってみてください。
また、ネット上や本で簡単なエゴグラムやエニアグラム診断をやってみるのもよいでしょう。特にエニアグラムは自分の欲求と不安でタイプが分かれるので、判断しやすい診断です。
他人の意見を聞いてみる

性格診断テストでは、選択肢を選ぶ時点で「自分はこうありたい」という願望が入ってしまうという欠点があります。
思考パターンや癖は、他人でないと分からないことも多いので、信頼のおける家族や友人に自分の性格について聞いてみましょう。
・自分の長所はどこだと思う?
・自分の短所はどこだと思う?
もし聞きづらかったら、長所だけでも聞いてみてください。
自分が嫌いな相手を知ってみる

「なんだか無性にイライラするな…」と思う人はいますか?
人間は、自分では見ないようにしている影の部分や感情を、他人の姿の中に投影することがあります。しかしそれが自分の影の部分とは気づかないため、ついイライラしたり嫌悪したりしてしまうのです。
あなたが強い感情を向ける相手は、あなたの鏡。まずは相手のどういった部分が嫌いなのか考えてみましょう。その中に、隠れたあなたが潜んでいるかもしれません。
親との関係を知ってみる

性格を形作るのは遺伝や環境の要素も大きいですが、親子関係もその多くを占めます。自分の幼少期を振り返り、
・両親が自分をどう育てようとしていたのか
・自分はそれにどのような影響を受けたか
を考えてみましょう。
すると、意外と自分の考えだと思っていたものが、親から影響を受けたものだと気づくことがあります。ただし影響されること自体が悪いわけではなく、重要なのは自分と親の分別作業をすることです。
また、親自身の長所と短所を探ってみるのも有効です。「子育ては自分(親)育て」という言葉もある通り、親の長所・短所は自分のそれと密接につながっている場合があるからです。
以上の4つを、通勤中や信号待ち、寝る前など、スキマ時間にでも考えてみましょう。最初は大変かもしれませんが、習慣化することが大切。今までぼやけていた自分の輪郭が、嘘のようにハッキリしてきますよ。
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